官能小説(オリジナル18禁小説)

モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ……
日時: 2019/01/06 11:02
名前: みけ

最初っから最後までいっきにエロだけの小説にしようと思います
ええ、いきなり始まっていっきに終わる系です(いわば、中身なんてないあるのは、エロだけ)っという系です

※この小説にある表現は……
・完全エロだけ&ギャグ&ラブコメディー
・女性向け、女性目線
・人外男子にただ犯されるだけ
・逆ハーレム要素あり
・妖怪、幽霊、悪魔、天使、モンスターなどなど…
・名前設定なしの女勇者
・勇者(女)がひたすらただ人外男子にめちゃくちゃ犯されるだけ
・人外全員イケメン、美形、美少年設定
・濃厚、激しめ、強い性的表現、マニアック色々
・インキュバス×勇者(女)が基本


※始める前に大体の性的表現はこういう感じです↓


人外男「ほら……どうしたぁ?もっとほしがれよ……?」

女勇者「あ……//や…ああん//」

……そんなこと言われても…もう、何回もいかされて…
私、もう…ま○こが…もうぐちゃぐちゃにぃ……//

しかも……まだ挿れてないのに…//舐められただけで…//

人外男「ん……?どうしたぁ…?欲しくないのかぁ?これが…」

そういい、ち○こを見せて私のま○こに当てる

女勇者「……ん!//」

人外男「ほらほら…ちゃんと素直に言わないと、挿れてやんねぇぞ……?
ほら…恥ずかしがってねぇで……良い子だから言ってご覧よ…?勇者ちゃん…?」

女勇者「や……//ああ〜……//」



……っという感じです、はい

まぁ、ざっと書いた感じなので…これ以上かもしれませんが…


こういうのでもいいよって方は、そして今までの表現説明文を読んでも、いいよって方はよろしくお願いします



※もくじ…(※おかしかったので修正しときました!)
・インキュバス…>>1>>2>>3>>4>>5>>6>>7>>8>>9>>10

・あかなめ…>>12>>13>>14>>15>>16>>17>>18>>19>>20>>21>>22>>23

・吸血鬼…
>>25>>26>>27>>28>>29>>30>>31>>32>>33>>34>>35>>36>>37>>38>>39>>40>>41>>42>>43>>44>>45

・アカマタ…>>47>>48>>49>>50>>51>>52>>53>>54>>55>>56>>57>>58>>59>>60>>61>>62>>63>>64>>65>>66>>67>>68>>69>>70>>71>>72>>73>>74>>75>>76

・淫魔の弟…>>78>>79>>80>>81>>82>>83>>84>>85>>86>>87>>88>>89>>90>>91>>92>>93>>94>>95>>96>>97>>98>>99

・天使…>>100>>101>>102>>103>>104>>105>>106>>107>>108>>109>>110>>111

・雪男と九尾の狐…>>112>>113>>114>>115>>116>>117>>118>>119>>120>>121>>122>>123>>124>>125>>126>>127>>128>>129

・男郎蜘蛛 前編(百鬼夜行 編)>>130>>131>>132>>133>>134>>135>>136>>137>>138>>139>>140

・男郎蜘蛛 後編(百鬼夜行 編)>>141>>142>>143>>144>>145>>146>>147>>148>>149>>150>>151>>152>>153>>154>>155

・酒呑童子(百鬼夜行 編)>>156 >>157>>158>>159>>160>>161>>162>>163>>164>>165>>166>>167

・人形…>>168>>169>>170>>171>>172>>173>>174>>175>>176>>177>>178>>179>>180>>181>>182>>183>>184>>185

・薔薇吸血鬼,ダリア…>>186

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Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.107 )
日時: 2017/03/01 02:09
名前: みけ

「……ん//…ふ…//」

……口の中に、シフォンの硬く太い大きなチ○コが入り、そのまま…
シフォンは腰を動かして…口内をがん堀してた。


(ジュッ…ジュブジュブ…グヂュ)
「__んっ!//…ふぅ…//うぅぅ…///」

とても硬く大きな巨根……。

とてもヌルヌルっとしてて…凄くいやらしいペニ○の味がしてた。


「はふぅ…!//んうぅぅ…!///」


逆69されながら口内をチン○でがん堀されている…、

その態勢でヤられているがため…、目線の前には玉やお尻が相当の距離で見える。

ア○ルなんて、完璧にはっきりと見える。

とても、ピンク色の綺麗なア○ルでヌルヌルっと濡れていた。

「…はふぅ///…んっふう////」

……そう、ヤられ続けられながらも…

シフォンは、私のマ○コをペロペロ舐めていた。


(ぴちゃ…ぴちゃぴちゃ…)
「…はあ…//………さっき以上にも濡れてる…///いやらしい…
いやらしいです…////勇者さん……///」


っと、シフォンはトロ顔をさせながら私のマ○コを眺めながらク○ニし、
そう囁いた……。



…そして、シフォンは次に……


「……勇者さん…、クリト○スも…舐めてあげますね///」

っと、言い…シフォンはクリ○リスを…舌で舐めた


(__ペロッ)

「__んっふうぅ!!////(__ビクンッ)」




クリト○スを舐められて一瞬に猛烈な刺激が走り、感じた。





………そして、シフォンはひたすらに…クリト○スを舐め続ける。


(ぴちゃ……ぬちゅぬちゅ…)

「…んん!//……ん//…ふぅんん…///」




「…勇者さん…//はぁ……///…どうですか?気持いいですか?//」

「ンンンン///…んっふぅ…///」

「ボクのおち○ちんは………美味しいでしょうか…?////
勇者さん……おち○ちん、お好きですもんね…////
勇者さんはマゾなんですもんね?だからこうやって…
通常の69よりも……逆69の方が良いですよね///
無理矢理感があって……エッチな勇者さんには興奮しちゃいますよね…///」


「…んっ!//ひうううううう/////」


………そうやって、たんたんと攻め続けられてると…

突然に、シフォンは…ただ舐めるだけじゃ済まなかった…。




シフォンはいきなし、クリ○リスを咥え…勢いよく吸い出した。


(__ッヂュルウウウウ)

「__ッンンンーーーーーー!!!/////」





突然、クリト○スを強く吸われ…激しい快楽に襲われて声をあげた。



「ンンンーー!!////ンッッ!!//ンンンンンッッッ!!////」





力強く吸われ………、流石にこれはイってしまった。



「……」



……イった後、シフォンは口を離し……


頬を染めてトロ顔をしニヤニヤしながら…


「…勇者さん…///イってしまわれましたか…////ふふっ…//」

っと、イってしまった後のぐちゃぐちゃになったマ○コを見つめながら言った。


そして、シフォンは…そのイった後のマ○コに指を当てて…

マン汁と共に掻き回し、撫でていた。


「すっごくにゅるにゅるしてますぅー///益々、イヤラシイおま○こになってしまわれましたねー////…ボクにクリちゃん吸われてイっちゃったんですかぁー?///…ほんと、ヤラシイ人…////」


シフォンは、ニヤニヤしながら…マ○コを指で撫でるだけじゃなく、糸を引かせながら、いじくっていた。



「……ん//……はふぅ…///」


……もう、頭が真っ白だ。



まだチ○コが口の中に入ったまま…頭がボーっとさせながら…
シフォンにイったマ○コを指で弄られる。





………シフォンは、天使で…優しい感じでフワフワっとしてたウサギのような可愛い男子だったが…

案外彼もサディスト的だった、




多分これは………無自覚なSってことなのだろうか?






………そして少し時間がすぎ


__私は、シフォンにもう挿れられていた……。








仰向けになり、私のマ○コの中にシフォンの巨根なチ○コが入って、
ただひたすらに、胸を両方手で鷲掴みにされて揉まれながらも…

シフォンに腰を振られて、ギシギシっとベッドのきしむ音をさせ…


激しい快楽を味わいさせられながらシフォンに問答無用に攻められていた…。




Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.108 )
日時: 2017/03/06 19:11
名前: みけ

「__んっ!//あっあっ////アアアアアアッッ!!///」



シフォンのチ○コはとてつもなく気持いい。


マ○コの中をがん堀され強く激しく突かれる___。



突かれるたんびに喘ぎ、そして…大きくいやらしい音が高鳴る。


「アッ!//はぁああん//やっ//あっ//んあああああ////」



股間が凄く熱い……頭が朦朧とする……。



胸は、豪快に揉み回される。

胸を両方激しく揉み回されながらマ○コを強くチ○コでほじくられ突かれまくり……物凄く、感じていやらしい気持ちにさせられる。




「んうぅぅ////…んうううう!//んっあん…///ひっひゃあんッはぁ…んぅ…////」



声が高鳴り、身体が揺らぐ。


シフォンはそんな強く乱れる私を見て………



「はあぁ…///勇者さぁん……////すっごくいやらしすぎます…///
カワイイ……/////……もっと…!もっともっと乱れてください!///
そのいやらしい可愛い声、もっと聞かせてください!///」


っと、シフォンは喜びながら大発情し、どんどん犯す。


「ひぃああああん///…はぁん!//やっああああぅん…////」


「__こうですか!?///こうですかあああああ!!?///
これが良いんですかああああ!!?///
もっとヤッてさしあげますよおおおおお!!////」


「っやああああああん///……んっくぅ…//んっ//…はああん///」

「はぁーはぁー///…勇者さん…///…アッ//…ほ、ほんとにあなたって人はイヤラシイ人……///…んっ///」



「んああああ///…あっうぅ〜//…ん…あ…//…あああああ!////」


「勇者さん…///…ほらぁ…///乳首も可愛がってあげますよ…///」


っと、言い……
シフォンは、私の乳首を両方…親指で押し、勃った乳首をその親指で弄り
輪乳をコスコスっと撫でた。


「__んうぅぅ!!////」


突然乳首までも弄られて、更なる強い快楽が襲う……。



「やぁ……//い…あ…///…ち、チクビ…///
チクビィ……や…あん…////」

ガクガクっとさせる。

そしてシフォンはニヤニヤしながら…

「ん〜?どうしたんですか〜?気持いいんですかぁ〜?勇者さん…♪//」

っと、突然少し意地悪になる


「…んあぁ…///だめぇ…///し、シフォンさん…///
ち、チクビ両方イジられながらぁ…///ま、マ○コ……チ○コで突かれるなんてぇ〜…////」


っと、弱音をはく。




「ふふっ♪勇者さん中々可愛らしい反応しますねぇ〜///」


「……ん//…あ…ひゃあ…////」


「それじゃあ、勇者さん♪…
いっぱい性的に苛めてあげますッ♪♪///」



「………っへ?////」



………シフォンは、笑顔で性的に苛めてあげるっといい…
そして………。





「___んひゃあああああああああ!!?////」


__突然にして、両方乳首を強く激しく弄られながら、
チ○コで強く激しくマ○コの中をがん堀し突きまくる。



「___やっ!あああああああああ///シフォンさああああん!!////」




__絶頂する程の快楽だった。


頭が朦朧と真っ白になり、舌が出てしまうほど猛烈に快感を与えられていた。



もうなにも考えられないぐらいに、絶頂に気持ちよすぎてただ喘ぎじゃくるだけだった。


「アアアアアアアアッッ!///あっっああああああああ//////」



「ハァハァハァハァ///……ゆ、勇者さん!///凄い乱れっぷり!!最高ですッッ!!///…あっ!///」



めっちゃくちゃにされ続けられる。
そして、そんなふうに強く激しく攻め続けられて……



ついにはイきそうになった。


「___あっあああああああ!!///イックウウウウウ!!///
イックウウウウウウウウ!!///」


「…ハァハァ///…良いですよイっても///…ボクもイキますから…/////」



「___あっああああああああ!!!///」







___そして、ついに…………。










『____あっあああああああああああああああッッッ!!!!!/////』





(____ブッシャアアアアアアアア!!)






___ついに、イき放った。






……視界が真っ白になる。




「…」








…………そして、何秒間視界が真っ白になり、過ぎた頃視界がようやく正常に戻った



「…はあ……はあ……///」




……マ○コの中にシフォンが射精した精子がネットリっと溢れ出していた。




私とシフォンの精液で強く絡み合っていた…。





「はあはあ……////」


シフォンはよくやく息を整え…



そして、クタクタになった私を見、シフォンは真っ赤になって少し汗をかきながらもトローンっと見つめ…



「…ふふふ…//勇者さん……気持ち良かったですか……?///」


っと、聞いた。

「……///」


けれど、頭が朦朧とし答える余裕はなかった。


「勇者さんっ♪……一応言っときますが…まだ終わってはないですからね?//


……まだまだこれからですよっ♪なので………、




____次はどんな風にエッチしてあげましょうか?///勇者さん…♪///」








………シフォンは、そう言った。






まだまだ、シフォンはセ○クスをするつもりだった。



一体どんだけやったら契約成立になるかはわからない

いや、もうどこかにすでに成立してたのか……?






…まあ、そんなことはどうでもよく、


私はまだまだ、シフォンにあの刺激的な激しい性行為を問答無用に無理矢理ヤられ続けられるんであった____……。




















________。



















(__チュンチュン…)


___雀が鳴り響き、その翌朝だった……。

Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.109 )
日時: 2017/03/06 19:16
名前: みけ

……朝になって、全員揃って…
リビングのソファーあたりにみんなが集まってた。





「__っで、シフォンさんは天使の掟で?うちの勇者とセ○クスをした…っと?」

っと、吸血鬼が口を開いた。

ソファーは前後においてあり、右側には吸血鬼とアカマタとクロネ。
左側にはシフォンと勇者と淫魔が座ってた。
アゲハは、右側のソファーの後ろに立ってかがみこんでいた。


「はい!そうですぅ〜!」

っと、シフォンは陽気的ににこやかに言った。


「…ふぅ〜ん…そうか…っで、どうして淫魔?お前までもが途中で乱入してたんだよ」


っと、吸血鬼は淫魔の方を向いいて聞く。



すると淫魔は、

「え?だってぇ〜…!勇者ちゃんったらすごくエッチなんだもん!
それで我慢できずに〜…つい…///」

っと、笑顔で照れながらも言った。



__そう、あのあと淫魔は…姿を消したはずが突然急に姿を現して、
無理矢理にへと飛び入り参加しシフォンと一緒に勇者を性的に襲ったのであった………。



「………この、エロ魔め」


っと、吸血鬼は冷たく淫魔にツッコミ。


けれど淫魔は「えへへ〜//」っと、ヘラヘラしていた。



「別にボクは気にしてませんよぉ〜…だってボク淫魔さんのこと大好きな友達だと思ってますし〜!それに3Pとか案外好きだったりします!」


っと、シフォンはニコニコしながら言った。
それを聞いた淫魔は反応した

「シフォンさぁ〜ん!大好きな友達だなんて嬉しい〜!!
うん!俺もシフォンとは大好きな友達だと思ってるよ〜!!
これからも仲良く一緒に勇者ちゃんとエッチしとこうね〜!!」

っと、あからさまなとんでもない発言をする淫魔。

「はいっ!!ボクもそうしたいですぅ〜!そうしましょ〜!!
一緒に勇者さんと〜…××(バッキューン)したり!×××(バッキューン)したり!
×××××(バッキューンバッキューン)してみたりぃ〜!!」

「そうそう!!勇者ちゃんにぃ〜…××(バッキューン)とか、××××(バッキューンバッキューン)とか!××××××(バッキューンバッキューンバッキューン)とかぁ!!」

『___お前らヤメロッッ!!!いい加減にしろおッッ!!!』


あまりにも聞いていられない程の淫魔とシフォンの超絶下ネタ変態トークを聞いて私は大きく叫んでキレツッコミをした。


そうすると、二人はやめてくれた。




「…それはそうと……シフォンさん、まだ俺たちに用事があったんじゃない?」


っと、淫魔は空気を読んで切り替えた。


「…あっ!そういえばそうでしたぁ〜!!」


シフォンは淫魔に言われ気づく。



…用事があるっという言葉に対して、右側にいるものたちは反応した。



そしてシフォンはその用事を伝えた。



「実はですね〜、皆さんにまだお伝えしなくちゃいけないことがあります、
それはですねぇ〜…実はここ最近、妖怪やらモンスターに襲われたという人間やら妖怪の被害者が続出したんですよ〜…」


「…妖怪やらモンスターに襲われた人間や妖怪!?」


アカマタは、シフォンの言葉を聞いて反応した、


「はい、そうです〜…なぜかわかりませんが…ここ最近で凶暴な妖怪やらが増えてるんですよ〜……なぜでしょう……」


シフォンが色々情報を教えて…、吸血鬼はあることを思いだす

「そういえば、この間…海で磯男が暴れ出したよな?
ひょっとしたらそれも何かの原因か…!?」

っと、口を開いた。

「あ〜……きっとそれも何かの原因かもですね〜…
噂によると…誰かが操ってんじゃないか?っと思われてますぅ〜…
例えで言うのならば……
淫魔さんが勇者さんにエロモンスターと遭遇させて逆ハーレムさせようとしている…っといったような同じ感じのなんかの目的をたてて、モンスターたちを狂暴化させ、むやみに人間達を襲わさせているとかなんとか…
きっと敵とかの仕業でしょうか…?こういう冒険RPGには敵は欠かせませんし…」


「………敵」


その敵っという言葉に吸血鬼は反応し思い出させた…


「…そういえば……前に敵と名乗った魔男っという男がいたな…」


「……魔女?」

吸血鬼の言った言葉に疑問する淫魔。

「ほら、アイツだよ、オカマの…!」

「ああっ、オカマ魔女か」

「お前……それ言ったらアイツにボコられるぞ?」

「…あれ?そうだっけ?」

っと、会話のキャッチボールをする吸血鬼と淫魔。


そして吸血鬼はシフォンの方にむき、

「…とりあえず、ソイツが犯人の可能性はあるか……?」

っと言った。するとシフォンは考え……

「う〜…ん………なんとも言えませんが…
おそらく多分その可能性はありますねぇ〜……
でも、きっと敵はその方だけではなさそうですが…この被害量だと…」

っと、曖昧ではっきりしない答えしか返ってこなかった。

まだ的確にはわからないらしい………。



「………他にも…か……」



険しい顔をし考える吸血鬼…。




………そうしたちょっと緊張感に包まれていたが…



「まあ、今すぐってわけでもないですし…その話はおいといで!
実はボク今日だけは泊まっててもいいっと、許可をもらいました!」

っと、突然にこの空気を入れ替えて陽気的にそう言った。


それを聞いた淫魔は、

「…えっ!?シフォンさんほんと!?今日一緒にいられるの!?」

っと、喜んでた。

「はい!!一緒にいられますよ!!」

「うれしぃ〜〜!!やった〜〜!!」



っと、淫魔とシフォンはウキウキしはじめた


「あはは〜、良かったね!淫魔くん!」
「ほんと、もうすでにこんなに仲良くなっちまって」

っと、アカマタとクロネは口を揃えて言った。



……なんとも微笑ましい光景だった。





Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.110 )
日時: 2017/03/06 05:10
名前: みけ

「ねえねえ、勇者さん!せっかくですから、今日一緒にデートしましょっ♪
淫魔さんとご一緒っで♪♪」


っと、私の腕を掴んできてそう笑顔で言った。

「…っえ!?」

唐突にデートしようっと誘われて少しだけ吃驚する。


……そして、シフォンの言葉を聞いた淫魔は…


「っえ!?シフォンさん俺も一緒でいいのっ?!」

っと、吃驚しながらも歓喜し聞いてきた。


「っはい!!もっちろん淫魔さんもご一緒でっ♪♪」

っと、笑顔で答えた。
すると淫魔はもちろん喜んだ。


「やったー!ありがとー!シフォンさんだーっいすきっ♪
__勇者ちゃん!良かったね!!ダブルデートだよ!ダブルデート!!」

っと、淫魔はきゃぴきゃぴしながら私の腕を掴んできた。

右腕にはシフォン、左腕には淫魔っと両側から美形な男が笑顔で絡み掴んでベタベタしていた。


「い、いや…ダブルデートってそういう意味じゃないから…」

っと、本来のダブルデートの意味をイマイチ分かっていない淫魔にツッコミ

「ダブルデートですねッ♪勇者さん♪」

「…いやだから…ダブルデートってそういう意味じゃ〜……」

こちらも意味がわかっていなくツッコミをした。


……そしてこの後、ただひたすらにイチャイチャしはじめる。


「勇者ちゃ〜ん、ねーねー何処行く〜?何処行くぅ〜?///」

「勇者さんっ♪//まさしく、両手に花ならぬ…両手に蝶!っですねっ////」


「ねぇ〜///勇者ちゃん両手に蝶になってて嬉しい〜?///嬉しぃ〜〜?///
…って、__ッアン////…もぉ〜、勇者ちゃんってばぁ〜……///
今さっきどさくさ紛れて俺のチ○コ触ったぁ〜…////
もお〜、えっちぃ〜〜…/////」

「やだっ///ほんとにえっちなんですからっ////勇者さんってばぁ〜…/////」


「…………いや、別に私どこも触ってはないんだが…」



っと、二人の発言に魂が抜けた感じにツッコミをいれた。




……そのイチャイチャっぷりの光景を見た左側の方に座ってた男たちは…


「あっはは〜、勇者ちゃんってば本当に、モテモテだねぇ〜っ♪♪」

っと、アカマタはこの光景を見て笑っていた。

「ほんとにな〜……」
っと、クロネが普通に言うと次に吸血鬼が…

「フンッ…この、男ったらしめッ!!」

っと、何故か意地悪な笑顔で強く言った。



(…えぇえ〜〜……)


…なんでそうなるの〜…って思う感じで勇者は魂が抜けてるような感じの状態となっていた。

まだ、淫魔とシフォンは勇者にベタベタしてイチャイチャしていた。


そんな中……。

「……」


何故かアゲハは不機嫌そうに顔をむすっとさせていた。


「…ん?アゲハどうした…?もしかして、ヤキモチ焼いてるのか?」

っと、アゲハの様子に気づいたクロネはアゲハの方にむき、そう聞いてきた。



すると、アゲハは…………



「__べ、別にッ!!
別にヤキモチなんて焼いてないしッ!!
な、なにさ!あの女!!
い、いくらイケメンな男に囲まれてるからって、あんな鼻の下を伸ばしてデレデレなんてしちゃってさー!
ほんとバカじゃないの!?このド変態ッ!!」


っと、アゲハはそっぽを向いて真っ赤になりながらもムキになってキレてた。


(え!?ど、ド変態!?)

っと、ヘロヘロになりながらもアゲハの言葉に反応した。




そして、アゲハの言葉と様子を見たクロネとアカマタと吸血鬼は……

(……あっ、これは絶対に嫉妬してるわ…)

っと、三人揃って一斉に心の中でアゲハは嫉妬していると確信した。





………まあ、そんなこんなで……






この状況はまだまだ続くが……。



もう一人の仲間の天使のシフォンが私たちの仲間となってくれた。

相手は天使だからこれは中々強い味方だ。




………これからの私たちの冒険はきっとどんどんっと道ができ、
また次々に仲間が増えて濃い冒険になるんだろうなっと思った。




そんなこんなで、私はなんとなく……

近いうちに本番の冒険が始まるんじゃないか…っとなんとなく予想もしていた……。


ほんと………なんとなく…なんだがな………。







……………………。











______。













____………一日がすぎ、夜中となった…。



そして、暗く明かりも照らさない山の中で誰かがたっていた。





___……それは、例の魔男だった……。




「うふふ……そろそろこの日がきたわ〜…
どれほど待ち望んでいたことか…」

っと、一人で喋っていた…


「…」



いや、一人ではない…………
魔男のそばにはもう一人の誰かがいた………。



「うふふ〜ほんと楽しみだわ〜……」

っと、魔男が何かを企みしゃべっていると……


突然、今まで口を開かなかったもう一人の誰かが…ゆっくりと口を開き喋り出す……




「………のお、魔男や……ほんとにこのオナゴを食っても良いのか…?」


っと、そのもう一人の誰かが勇者の写真を持って見ながら言った。


「…あら?それってその写真に写ってる勇者ちゃんのことかしら?
もっちろん、食べちゃってもいいわよぉ〜…////
あの子、結構淫乱らしいから…//ウフッ////」


っと、魔男はその男の質問にそう答えた。


するとその男は口元を歪ませニヤリっと笑う…


「ほお………淫乱なぁ〜…」

っと、何かしら企みがあるような怪しい声、表情をする


「…それはそれは、実に美味そうな話じゃ…
しかも、このオナゴは中々うまそう…一度獲って喰ってしまいたい……」



っと、言い…舌舐めずりをした………。





………一体この二人はなにを考え企んでいるのかッ!?



そしてこの男、よくよく見てみると、あの時勇者が風呂で見た例のあの男ではないかっ!?




しかし、姿が現れても正体までは分からない__!!




一体、この男は何者なんだ__!?

そして、魔男とこの男の企みは一体なんなんだッ___!?










_____次回へと続く…………。






__END.




Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.111 )
日時: 2017/03/06 05:36
名前: みけ

・モンスター男子図鑑___6
・種族__天使
・種類___なし(名前:シフォン)




・__キャラクター説明

元々は、天界にいたただの天使。
いわば、天使の中でも下級のまだ名前すらもない見習い天使だった。
…そんな中、人間界に舞い降りて勇者達のお手伝いをするように命じられて仲間となった。
性格は、基本明るく陽気的で穏やか。
常に敬語口調で何故かつい語尾を伸ばしたり平仮名っぽい感じの棒読みで喋るのが癖。
多少マイペースで少々無邪気で天然、悪い所なんて全然ないように見えるほどのある意味純粋な天然記念物。
そして誰でも馴染めやすく、裏表がない。





・他のキャラとの関係

・淫魔……とは、常に仲良し状態で気の合う感じでよくきゃぴきゃぴしあってる。ある意味で似たもの同士…そのせいで勇者の苦労が倍増する

・吸血鬼……とは、可もなく不可もなく、ただの仲間。シフォンは淫魔と似ている部分があるが、吸血鬼とは別に喧嘩もせず仲は悪くはない。

・アカマタやクロネ……とは、普通にちょっとだけ仲良し。
アカマタはやたらと面白い子だと思ってるらしい

・アゲハ……とは、可もなく不可もなくだが…
アゲハはシフォンに対して少しだけ苦手っぽい、やはり自分の兄と似ているからなのか…?

・勇者……とは、普通にイチャイチャをする。淫魔と一緒に絡んできてはイチャイチャさせ困らせる修正がある。けれど本人には悪気はない
淫魔よりかは大人しいのでまだなんとからしいが…天然なので時々大変な時がある。
…基本、シフォンは勇者に抱きついできたりベタベタすることが非常に多い
そして、天界から人間界に舞い降りてきた時は必ず勇者が下地きになって、
シフォンが勇者の顔面に股間をダイブさせる。そして天然シフォンのループ




………大体、これが天使のシフォンなのであった…。


Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.112 )
日時: 2017/03/10 06:17
名前: みけ

【__プロローグ】

___私は、女勇者。

今日は、バスに乗って…アカマタさんの知り合いである
雪男(ゆきおとこ)≠チという妖怪の旅館に泊りに行くところだ。



「わぁー…久しぶりだなぁ、あの子今どうしてるんだろう」

っと、アカマタが口を開き独り言を喋った。




「…あ、あの、アカマタさん…雪男ってどういう方?」


っと、私は前の座席にいるアカマタに質問をした。

「…ん?あー…彼はねぇ〜…
なんていうか大人しくて優しくて瀟洒…って感じかな?」

っと、教えてくれた。

「………瀟洒?」


……すると、もう一人前の座席にいるクロネが声を出す


「あと、相当な美形だぜ?完全なる美しい和風男児……
勇者お前…雪男のこと見てぜってぇー惚れるだろ?」


っと、からかってきた。


「えっ!?ええええ!?そ、そんなことぉ…!」

っと、惚れるってことに対し泡てて否定しようとしたが……
隣の座席にいる淫魔が割り込んできた


「わっー!会うの楽しみぃー!!
その妖怪さん、勇者ちゃんの逆ハーの一員になってくれるかな?!」

っと、さっそくウキウキっとし変なことを言ってきた。

「ちょっとぉ!おにーちゃん!!
まーった、そんなことやっているわけぇ!?」

っと、後ろにいたアゲハが淫魔にそう、キツく突っ込んできた。

「えっ〜?だってぇ〜……俺は勇者ちゃんに良くなってもらいたいんだもん
勇者ちゃんのことが愛しているからこそやっている行いだよぉ?
…アゲハもぉ、そろそろ勇者ちゃんの逆ハーに入ってよぉ」

っと、あざとく唐突にアゲハに無理矢理誘ってきた

しかしアゲハは………


「はぁッ!?ぼ、僕が逆ハーに入るわけないでしょお!?///バカじゃないの!?第一、僕は本当にこの人間のことなんてぜーんぜん!興味ないんですけどぉー!!」

っと、真っ赤にしムキに反論した。


っが、勇者の隣にいた吸血鬼はその言葉を聞いて…
「…嘘つけ」っと、ボソッと呟いた。


「__ッ!?は、はあッ!?な、なな、なに!?嘘つけって!?」

っと、吸血鬼の言葉が聞こえ反応しつっこんだ。

吸血鬼は表情を鈍らずクールなままで……


「……アゲハ、少しは自分に正直になった方がいいぞ……?
いつまでもそんなことばっかやっているとそのうち酷く後悔する羽目になる……

………まあ、ガキのお前にはまだ分からん話だろうがな…」

っと、いつもながらのキツイ言葉を述べた。


「はああああっっ!?!?が、ガキ!?
ちょっとぉ!!誰がガキなのさぁ!!誰がぁ!!」


っと、ガキっと言われたことに苛立ちをし吸血鬼に少しキレるアゲハ。



その様子を、兄である淫魔は見て少し慌てた

「ちょ、ちょっとちょっと!吸血鬼ぃ!
アゲハは、俺と違うんだからや、やめてよねぇ…?」

っと、吸血鬼を止めようとした


「…ああ、それはすまなかった、
なんでか、貴様とその淫魔野郎とどこかが似ているように感じたのか、ついうっかりからかってしまった…

……まあ、しかし…中々俺の良いからかい道具だったがな」


っと、謝ってるのか煽ってるのか分からない言葉が吸血鬼の口からでた。


それを聞いたアゲハは……


「ちょっとおおおお!!?それ、ぜんっぜん謝ってないじゃん!!
なんだかチョーーームカつくんですけどおおおお!?!?」

っと、キレて怒鳴り散らした。


流石にまずいっと感じ私は止めた。

「ちょ、ちょっと吸血鬼ほんとにもうやめなって!!
アゲハキレちゃってるし!…それになんだかちょっと可哀想……」

っと、どうにか吸血鬼に毒を吐いてからかうのをやめさせようっとした。




………っが、しかし…。






「……なんだ貴様…?ついにこの俺にそんな口聞けるようになったのか?」


っと、突然のドSモード発動…

「……え?ち、ちがあ…」


っと、否定しようとしたところ…

突然に吸血鬼は私のパンツの中に手を入れてアソコをグリグリっと触って弄ってきた。


「___っやあ!?///アンンッ////」


吸血鬼のそのまま、私のアソコをパンツの中に手を入れて弄くる

「貴様…この俺様を誰だと思ってやがる…?
S級のヴァンパイアだぞ…?
まだ力もないただの人間である貴様がこの俺にたてつこうなんざ、十年早いわ、この雌犬…!」


っと、鬼畜モード発動し耳元で言葉攻めしながら手マンをし、いじめる。


「やああああ///ご、ごめんん!///だ、だから吸血鬼ぃ、手ェ…止めてええぇぇええ〜!/////ひゃぁぁんっ//か、感じちゃッ‼/////」

っと、もだき喘ぎないてしまう。


そんなことやってるうちに……


つい、私は身を動かしうっかり、淫魔の尻尾を握ってしまう。



「___ひゃんッ!?////」

淫魔はビックリし声をあげた。


「んうぅ〜///ゆ、勇者ちゃ〜ん//し、尻尾ぉ///
俺の尻尾掴んでるよぉ〜///か、感じちゃうよ〜////」


っと、甘い声をだし淫魔は喘ぐ。


「えっ?///えっ?///い、淫魔!?///あ、ご、ごめん////」

っと、感じながらも謝っちゃう。


「おいおい、なにこの淫魔野郎を気持ちよがらせてんだよ…
この、ド変態女ッ‼」

っと、嬉しそうに言い更にグリグリっとしいじめてくる吸血鬼。


「いっやああああんぅ///吸血鬼ぃぃぃ////」

「あっあぁんぅ///…勇者ちゃ〜ん///」
「…あ///、ご、ごめ…」
「もっと弄ってぇぇ〜///勇者ちゃん///」
「ええええ!?////」


「………なにやってんのさ…あんた達……」

っと、この状況を見てアゲハはドン引きしながらつっこんだ。






「…あはは、ちょっと君達エッチするの早過ぎるよ〜…」


っと、アカマタは冷静に爽やかにつっこんだ。





……まあ、そんなこんなでようやく例の雪男の旅館についた…。









…旅館につき、歩いてきた。


「……」


他は、普通なのに対し勇者一人だけ疲れたようにクタクタに歩いてく。


あのあと別にセ○クスまではやらんかったが…とにかく疲れてた。


「…ちょっとぉ!なにトロトロしてんのさあ!ほら、行くよッ!」

っと、アゲハはキツく言うものの背中を押して早く歩かせてくれた

「あっ、あぁあぁ〜……」

どうにかアゲハに押してもらって旅館の玄関まで足が運べた。




……旅館は、とても古いらしいが…とても綺麗であった。


玄関先にはもうアカマタとクロネがいた。

「あっれ〜?おかしいな〜…?おーい、雪男ー!」

っと、アカマタは声を張り上げて呼びかける。

どうやら、旅館の経営者である雪男はいないらしい…


そうしてると…


「___ッ!?(ゾクゥ!!)」



……突然に、凍るほどの寒気を感じた。



そして………






『__……あのぉ』


っという、綺麗な男性の声が聞こえてきた。

ふっと、振り返ってみるとそこには………








___一人の男性がいた…。



「___ッ!?」


音もなく唐突に現れたようなもんだからビックリする。



しかし、この男性……よく見ると…
いや、よく見なくともとても美形であった…………。





___綺麗な天然な青色の髪、横髪は少し長く大体鎖骨まであり少々量があり段がある。それに対し、後ろは短髪。

……服装は真っ白な和服で帯が青色だ。


肌は雪のように透明感のある色白で、瞳が綺麗に水色。


そしてとても氷のように美しい美男子がそこにいた…。







(……っ、あ…、き、綺麗な男の子〜……///)


っと、またもやつい見惚れてしまう……。

そして、その見惚れる様子の勇者にアゲハは気づき、つい…勇者を睨みつけてムッとする。しかし、勇者は気づかない…


そして、その美しい瀟洒な風な男性は声をだした。


「……あ、あのぉ…もしかしてぇ…
お客様でしょうか……?」


っと、おしとやかに聞いてきた。


その言葉を聞き私は……察した。


この男性が、例の雪男だってことを………




「あっ!おお〜!雪男ーー!!」

っと、アカマタは手を振って雪男に近づく。


「あっ!アカマタさん!」

っと、雪男は明るい顔をした。


そしてアカマタと雪男は二人で話し合う

「雪男〜、久しぶり〜元気だった?」

「はい、アカマタさんの方もお元気そうで何よりです」


っと、二人はたんたんと楽しそうに会話を楽しんでた。



………そんな中……。







「___ッッ!?!?」


唐突に、クロネは何かに反応し鋭い目付きをし近くの樹海あたりに睨みつけた。


その拍子に、勇者も嫌な予感が走らせた……。


「……っ」


よく分からないが、何かを感じたのではなく…嫌な予感が走った。



今まで雪男と楽しそうに会話をしていたアカマタ、
そんなアカマタも突然に会話を中断し何かに気づきクロネと同じ方向に視線を向け睨みつける。


「……」




……一体、なにに反応してこんな緊張感のある感じになったのかは分からない…




「……あ、あの、どうかしました?」

っと、突然のことで、不穏に思った雪男は心配そうに聞いてきた。


そして、その声で我に帰った

「アッ!?…い、いや別になんでもないよ!アハハハ!」
(……たぶん…ね…)



っと、アカマタは笑って誤魔化した。


「ね、ねえ?クロネ?」

「……ああ」(……なんだか…異様な気配を感じたがな…)


「……」




っと、こんな風になんだかんだで気にしないふりをしやり過ごした。


「…そうですか…
それでは、皆様、旅館へお入りください…
皆様のお部屋はもう用意されてますよ」


っと、笑顔で接客し……気を取り直した。


「おー!そうか、それじゃあっ、入らせてもらうよ!」

っと、いつもの陽気なアカマタに戻り旅館にゾロゾロっとはいっていった。




「………」



………なんだか、異様な気配と、嫌な予感を感じながらも……。








……………。







…………………。












……皆が旅館に入った後、樹海の木あたりに何者かが勇者たちを見ていたものが二人いた。




しかし、姿はまだハッキリとは見えてはいなかった……。










Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.113 )
日時: 2017/03/10 20:39
名前: みけ

モンスター男子__7匹目
【___雪男と九尾の狐】







___旅館に入り、男女別にそれぞれ部屋に入った。

勇者以外は、皆同じ部屋__勇者だけは一人であった…。



……旅館の中も部屋もとても綺麗であり、昔ながらのレトロ感があるような…和風な作りであった………。














「あ〜ん!勇者ちゃんっと一緒じゃないなんてぇ〜、つまんないよぉ〜!」

っと、さっそく駄々をこねる淫魔。



「仕方がないだろ…?それに貴様、少しはそっちから離れろ
この、恋愛脳男…!…いや…どちらかといえば…
色情魔男か…?」


っと、テーブルに座り雑誌を見ながら冷たく淫魔につっこんだ。


そうすると、淫魔はやはりいつも通りに吸血鬼の煽りにイラついだ。

「うっさいなぁ〜〜!!もぉ〜〜!!
この、なんちゃってS級大妖怪!!」

っと、負けじに吸血鬼に言い返し煽る。

「……ッ!!…なっ!?…ああ?!」

っと、淫魔の発言に苛立ち、淫魔を睨む。


お互いに睨み合い………いつもの喧嘩が始まりそうだった…。






「おいおい…やめろってお前ら…」

っと、喧嘩しそうな二人をクロネが言葉で止めた。



クロネに言われてお互いに睨み合いをやめ、喧嘩が始まることはなくなった。




そして、淫魔のそばにいたアゲハは、一回ため息をつぎ…

そして、声を出した。


「…それよりも、この旅行をきかいに恋愛だけじゃなく…
男同士の友情とか絆を高めようよ…
これから、本格的に恐ろしいモンスターとか現れたり、色んな冒険をする可能性もあるんでしょ…?
だったら、恋愛だけじゃなく男同士とかの仲間の絆も深めないと…」

っと、アゲハは…そう提案した…

そして急に赤くなり下にうつむき…

「……それに、もう少し………お兄ちゃんと仲良くなれるかもだし……
…皆僕よりも勇者と一緒にいたわけだから…
勇者のこと…色々聞けるかもだし…////」

っと、照れながら小声でボソボソっと喋った。


「……っえ?!」

淫魔には聞こえたのか?…
淫魔は、アゲハに耳を傾けて、ニヤニヤしながら聞こうとした。

そうすると、アゲハは不意を突かれたかのように一瞬ビクッとする、

「__な、なんでもないッッ!!/////」

っと、大声をだしてそっぽを向く。



……そうしてると、アゲハの言葉を聞いたアカマタは笑顔で声を出した


「あははっ、アゲハ君にしては意外な意見だねぇ〜!」
「そうだな、最初あった時のアゲハとはまるで別人みたいだ」

っと、アカマタとクロネはそう和みながら言った


それを、聞いたアゲハは反応し……


「……ッ!だ、だってあの時は……!!
…ていうか、もう過ぎたことなんだしもういいでしょ!?そんなこと!!
…それよりもなに?僕が意外なこと言っちゃ悪いわけぇ?」

っと、少し拗ねたようにムッとなって言うアゲハ。



「いやいや〜、ごめんごめん!別にバカにしてはいないよ?
ただ単純に意外だなぁ〜…って思っただけ

…それよりも、良いんじゃないかな?その意見、
僕は賛成だよ〜!」


っと、アカマタは、アゲハをおだめて意見に賛成した。



…その言葉を聞きアゲハはムッとするのをやめた。

Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.114 )
日時: 2017/03/11 01:34
名前: みけ

「ああ、俺もだ、俺も賛成するぜ?アゲハ」

っと、アカマタに続きクロネも賛成した

「俺も賛成する」

「俺も、俺も〜♪アゲハ!ナイス意見!!」

っと次々に吸血鬼と淫魔も賛成する。

淫魔は賛成したその拍子に同時に、アゲハに抱きついだ。

「…ちょっ!?お、お兄ちゃん!!もう子供同士じゃないんだからベタベタしないでぇ〜!!」

っと、子供のようにベタベタする淫魔に少し赤くなりながらも突っ込む。

それを見た吸血鬼たちは……


「…おいおい…男同士でもベタベタ抱きつくんかい…」

「淫魔、そういうのにあんま抵抗ないんだな〜…まあ、らしいけど」

っと、吸血鬼とクロネは少しだけ引きながらも突っ込む。


「…ッ……お、お兄ちゃん昔っからこんな感じだから…」

っと、皆にそう申し訳ない感じで話した。

しかし、アカマタは……

「あっはは〜!仲の良いことはイイコトじゃないかッ!!」


っと、他と違く……、アカマタはぶれず全然一切引きもしないで、むしろ逆に笑顔で爽やかにそう言った。




「……」

アカマタの言葉には正論を感じさせるが……
なんかな…って感じの何とも言えない歯がゆい雰囲気になった。










……………一方、一人の勇者は……。



「………」
(……アカン、なんか凄くさみしい……!)



独りぼっちの部屋にいた勇者は、腕を組んで…詰まった顔をしながら…
そう心の中で呟いた……。



(…い、いやいや!逆に考えろ!!
一人になれたってことはつまり!私はあいつらに襲われずにすむってことだ!吸血鬼のドS行為や淫魔のエロ行為に巻き込まれずにすむってことじゃないか!こ、この状況を喜ばずになんとするッ!!)

っと、どうにか自分に言い聞かせてポジティブに考えようとする。



………っが、しかし………。








………すぐ近くの隣の部屋からには、

淫魔達の男同士できゃぴきゃぴっと話し合う楽しそうな声が聞こえる……。



「………ッ!!(ビキィッ)」

その何とも言えぬみんな楽しそうな雰囲気が漂う声を
部屋で一人で聞いてしまう自分は……とても苦痛に感じた…。


(…あ、アカン!!や、やっぱりさみしい!!)

っと、苦痛と共に…心の中でそう声を上げた、




……そんなこんなで……

他の皆の部屋の様子はというと…………。











「…っで、まず絆を高めようとするにはどうすればいいの?
ここら辺になんか良い観光地とかある…?」

っと、アゲハは聞いてきた。


そして、一旦アカマタは考え込み…。



「う〜〜ん……観光地ねぇ〜……

………っあ!そうだあそことかどうかな?!」



「………あそこ?」


「うん、あそこ!!
実はこの旅館に出た先の近くにお土産屋とかサービスエリアがあるんだ!
もうずっと前のことなんだが僕、何回かいったことあるよ!
美味しいお店や屋台とかが沢山あるし!良いものとか色々買えるよ!」


っと、たんたんっと言ってきた。

それを聞き……


「へぇ〜……いいじゃん!!僕そこいってみたい!!
ねぇねぇ!甘いスイーツとか売ってる!?
パフェとかクレープとか!
っあ!もしマカロン売ってたらお土産として買ってみたい!
ま、自分が食べちゃうんだけどねっ♪」

っと、ウキウキしながらまるで今時の若い子のようにきゃぴきゃぴっと言ってきた。


「マカロンはわからないけど、でも甘いモノなら確かいっぱいあったはずだよ!」

っと、アカマタはそうアゲハに教えた。

「アゲハって、なんかスッゲーイマドキって感じだよな〜」

っと、クロネはそう呟いた。


「よっしゃー!それじゃっ♪さっそくそこにいこー!
勇者ちゃんも一緒に連れて〜♪♪」
っと、淫魔もウキウキしながらそう元気良く言ってきた。

「ちょっと待ってお兄ちゃん!勇者も一緒に行くの?
男同士の友情を高めるんじゃなかったのぉ?」

「まあまあいいじゃんっ♪アゲハ〜!♪
勇者ちゃん今一人だろうし、一緒に誘ってあげないと勇者ちゃんが可哀想だよぉ〜?
それにぃ、勇者ちゃんと一緒に行きながらも男同士の友情を高めればいいじゃ〜ん♪♪」

っと、笑顔でアゲハにそう伝える淫魔。


「まあ、それもそうだな…女が一緒にいようがいまいが、目的は男同士の友情を育むってことだからそれをちゃんとやってれば問題はない…
…それに、アゲハ、お前もアイツが一緒に居た方が嬉しいだろ?」

っと吸血鬼はクールに言ってアゲハを少しだけ煽る。

「__っはあ!?/////べ、べべべ、別に嬉しくなんてないし!!////
なんで僕があの人のことを惚れてるみたいになってるわけぇ!?///
マジ意味わかんないんですけどぉーー!!!/////」

っと、顔を真っ赤にしながら挙動不審に必死に否定をする…

しかし…


〈……じっ〜〜〜……〉


一斉にして、全員アゲハを見つめる。


「ちょ、ちょっとおおお!?!?////なにその目ッッ!?!?/////
み、皆してなんか言いたいわけぇ!?///
ほ、ほほ、ほんとーに!そんな特別な気持ちなんて
あああッ、あるわけないんだからねぇーー!!??!!///////」


っと、アゲハは更にムキになって物凄く真っ赤になって反論する。







………そしてまた一方、勇者の方は……







(……なんか騒がしいな…皆して楽しそうにきゃっきゃっと話してるんだろーなー……あっはっはっはー……

……はあ、一人ってこんなに辛いものなのか……)



っと、壁に頭をつけて…しょんぼりする勇者…。





かなりの温度差であった。




そして……またその一方、男子達の部屋はというと……。




「…はあ、と、とりあえず!呼んでくる!」


っと、一旦冷静になりアゲハは勇者を呼んでこようと部屋から出て行って、


勇者のいる部屋へといった…。




………………。






(__ガラッ)




っと、いう出入り口の襖をあける音がした。



私はその音が聞こえ反応した……。




「___ッ!?」


そう、淫魔が入ってきたんじゃないかって思って…。









「___わっ!?わわわーーー!?!?///
だ、だめ!!い、淫魔!!///
お、お前はそっちの部屋だろお!?
そ、それにそういうのは夜に…い、いや、夜でもダメだが…//
と、とりあえず!発情するな抑えろおおお!!!////」


っと、淫魔が我慢できずに入ってきて襲いにきたのかと思い…

誰だか見ずに、すぐさま大声をだして拒否した。


「……」


そして、チラっと見てみたら……


そこには、淫魔ではなく………淫魔の弟のアゲハ………。




「___ッ!?!?」




まさか、アゲハの方とは思わずついうっかり見ずに変なことを言って拒否して騒いでしまった……。



そのことでアゲハはキョトンとなり……



とても気まずくなり、空気が一変に重くなった……。

Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.115 )
日時: 2017/03/11 01:36
名前: みけ

「………っ…あ……」


……お互いに見つめ合う…。

勇者は冷や汗をかく……これは気まずいっと……



そして…無言になってたアゲハの唇が動いた…


「………お兄ちゃんじゃなくて……悪かったね…」

「__っっ!?!?」

……真顔でまさかの言葉がアゲハからでて吃驚し更に冷や汗をかき気まずくなる、


「いや…!あの…こ、これは…!?」


どうにか誤解をとごうとするが……もはや手遅れ…。


そして、一旦冷静になろうとし…ごほんっと気を取り直した。


「…っ、あ、あの…えっと……
…そ、それよりもアゲハな、何の用…?
なんか用があってきたんでしょ…?」



っと、どうにか話をかえた。



すると、アゲハは鈍らず真顔のまま……



「いや…用があるっていうか…
お兄ちゃん達が旅館の近くにあるサービスエリアに行かないか…って言うんだけど……」

「……」

「……なんか……、一人で楽しそうにしてるみたいだし邪魔しちゃ悪いから…別に無理に誘ってるわけじゃないし…
行きたくないなら別に一緒に行かなくたっていいからね…じゃ…」


っと、無表情のまま…襖を閉めて出て行こうとした…

「うわあああああ!!?い、行きます!!行きます!!
行かせてくださいアゲハさあぁぁぁぁぁんッッ!!!」


……っと、必死になって大声をだしアゲハを引き止めた。




…………。









………そんなこんで、私はアゲハ達と共にサービスエリアに行くことになった…。







「もぉ〜〜!///勇者ちゃんってばぁ〜////
俺が居なくて寂しかったんだねぇ〜///この甘えん坊さんッ!///」

っと、淫魔は頬を染めてデレデレになって猫なで声できゃっきゃっとしてた。


「……い、いや…別にそういうわけじゃ……」

困惑しながらも少しだけ照れて拒否る。

しかし、デレデレ淫魔は止まらない。

「勇者ちゃんっ////今夜部屋に忍び込んでエッチなことしてあげるからねっ!////」

「……い、いや…いい……」


いつものように、とんでもないことを堂々と言いながら頭から無数のハートをボロボロっと出す淫魔と…、それを疲れてるかのように少ない言葉だけで拒否る勇者…。


……そして、勇者はアゲハの方に向き…
「…アゲハ、な、なんで淫魔本人に言うんだよぉ〜……」

っと、小さな声でアゲハに言う、

するとアゲハは…
「フンッ」っと、何故か不機嫌にツンツンした態度でそっぽを向く。






……まあ、そんなこんなでようやくそのサービスエリアについた。



「…あ!あった!此処だ、此処!!…………って、あれ?」




ようやくついたと思ったら………

何やらアカマタは、その例の場所を見て……不自然に感じた。




それは……………。








…………そのサービスエリアだった場所が、全てガラガラで全部閉まって閉店していたからだ……。





「……あっれ〜?おかしいな〜……全部閉まってる〜……」

っと、アカマタは残念そうにつぶやく。

「じゃっなくて…全部潰れてんだろ…」

っと、クロネがツッコミ。




せっかく来たのに…とても残念な気持ちだ……。



「…ね、ねえ…アカマタさん…最後に来たのはいつ…?」

っと、私は何気にアカマタにそう聞いてみた

「う〜ん……確か〜……明治……」
「__って、そりゃあ潰れるわッッ!!??」


……まさかの、明治っと聞きそんな昔ならば潰れて当たり前だ…っと思い、
激しくツッコミをした。


「…っていうか、アカマタさん…貴方一体いくつなんだ……」

「……え?歳…?
まあ、妖怪はどんな時代にもいるからねぇ〜…人間以上にも生きるし
外見は若々しいし体はピンピンしてるし、細かいことは気にしな〜い気にしな〜い!」

っと、ハハハッっと笑い飛ばした。

「……」

それを聞き、何とも言えぬ…モヤモヤな気持ちになった。


そして吸血鬼はため息をつぐ……

「はぁ……、全部潰れてしまってるなら仕方ない…
帰るか…」

っと、吸血鬼はそういった。

「それもそうだね……」

っと、私が吸血鬼の発言にたいしそう言ったら………









『……あの』


っと、誰の呼ぶ声が聞こえてきた…。





その声に気づき…振り向いて見たらそこには……一人の男性がいた。



黒い髪で、異常なほどに長い。
綺麗な茶色い豪華な和服。
そして…物凄く美形な顔立ちをする男性だった……。



(__ドキィッ!!)
「__は、はいッッ!!///な、なな、なんでしょうッ!!?////」

あまりの美しさと色気に吃驚し挙動不審になりながらも私は大声をだしながらも聞いた。



勇者はこんな風だが……


しかし、クロネとアカマタは……


『___ッッ!?!?』


その男を見た瞬間、何かを感じ一気に胸騒ぎをし冷や汗をかく…。

クロネは何故か一瞬……鼻を抑えた……。


そしてアカマタは冷や汗をかきながらも緊張したまま…声をかけた。

「……っ、き、君は……?」

恐る恐る聞く……。


すると、その男性は微笑みを見せて答えた。


「…ワタシは、そこの団子屋で務めるものです…
貴方方は観光客でしょうか?…良かったら私のところの団子屋はどうです?
とても美味しいですよっ!」

っと、気さくに接する。


「…団子か〜……いいな〜…
ねえ!アカマタさん行ってみようよ!!」

っと、何も感じない勇者はそう、アカマタに聞いてみた。


「……え?…あ、ああ…」

アカマタは嫌な予感を感じながらも…そう答えた。


そして、男性は更に良い微笑みを見せた

「では、こちらへッ!!」

っと、言い…案内してくれた…。





……………。













___……そして、その男性の団子屋に行き美味しい団子を食べさせてもらった。





「はぁ〜…美味しかった〜!ごちそうさま〜!」

っと、淫魔が言い…団子屋から出ようとしたところだ。




「はいっ!良かったらまた起こしくださいッ!!」

っと、男性は笑顔で接客した。



……そのまま、団子屋からぞろぞろっと出ようとしたところ………




「…あっ!あの…!」

……突然、男性は声をかけた。


「……え?わ、私…?」


自分に声をかけられたのかっと思い自分に指をさして立ち止まりその男性の方に振り向いた。




「…はい、貴方です勇者さん…、
あ、あの…ちょっと話しておきたことがあるので…
ちょっとの間だけ聞いてもらってもいいですか…?」

っと、困った顔をしながらそう言ってきた。

それを聞いた私は……


「…あ〜…まあ、いいですけど……」

っと、許可をした。

「勇者ちゃん?」

っと、後ろの方で呼びかける淫魔。

私は彼らに振り返り

「あ〜、ごめん!先に帰ってていいよー、私、後から帰るから〜」

っと、そう投げかけると…
淫魔は
「そう…?それじゃ、先に行くね〜!
勇者ちゃん……、頑張ってねッッ!!ファイトだっ!!
頑張ってお色気男ゲットだぜッ!!」

っと、何を考えたのか…親指を立てて目をキラキラさせて何故か応援した。

「__いや!!別にお前が考えてるような展開があるわけじゃないから!!っていうかなにをがんばんだよ!?一体!?」

っと、いつもながらの漫才をしあってた。


「……」


…そんなことをしている中…、
また、アカマタとクロネは団子屋の男を怪しそうに見つめる……。


クロネはまた…鼻を抑えた動作をする…。



「それじゃあ!さき帰ってるね〜!」

っと、淫魔が明るく言い…帰っていった。

そうやってぞろぞろ帰っていくが……

何やら立ち止まり様子のおかしいアカマタとクロネ…

そんな二人に吸血鬼は気づき…

「……どうしたんだ?アカマタさんにクロネ…」

っと、声をかけた。

「……っ、あ、いや……なんでも……」

っと、クロネはそう答える。

…なんだか分からない吸血鬼は…とりあえず、
「そうか」っと、言うだけだった。

「……」


不穏に、怪しく団子屋の男を何故だか警戒をする二人……。



……そして、そのことに触れず…二人も淫魔やアゲハや吸血鬼の三人に続き、一緒に店から出て行った……。










「………はぁ〜、す、すみません…
…っで、話したいことってなんですか……?」



っと、気を取り直し私は、その男性と二人っきりになった状態で
その、話したいことはなんなのか…っと、聞いてみた…。


……すると、男性は口を開いて話してきた………。

Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.116 )
日時: 2017/03/12 02:11
名前: みけ

「……実は、ここら辺で…凶悪な妖怪が出たという噂で……」


「……凶悪な妖怪?」


「…はい、確か……九尾の狐(きゅうびのきつね)≠轤オんですよ…」

「__九尾の狐!?」


………どこかで聞いたことのある名だ……。


九尾の狐……、確か…古来、中国から生まれ日本に行き渡ったとされる、
あの伝説の大妖怪………。


動物妖怪の中で上級とされる狐の妖怪…。
その中でも更に上なのがこの九尾の狐だ……。

…上といっても日本では…の話だ。

…実際に中国の妖怪の中では九尾の狐異常にも長生きをし、更に強い妖狐の
空狐や天狐などがいる……。




……しかし、この九尾の狐っという妖怪もなめてはいけない。

噂によると、九尾の狐は鬼と互角…または、鬼異常の力を持つとされる。

何百人、何千人ものの人間をたぶらかしたり、喰ったり、殺したりする…
凶悪な妖怪だ………。


……私は、そのことを知っていた。


まさか、あの伝説の凶悪な妖怪が……っと思い、冷や汗をかき、緊張感が走った。

「…あ、あの…その、九尾の狐がどうかしたんですか?」

っと、私は唾を飲み込み…恐る恐る聞く…。


「…あ、それがですね……、その九尾の狐が…出るんですよ…
ここら辺で……
この辺りでね……実はもう何人ものの被害者が出たんです…」

「___ッえ!?!?」


__まさか、もう既に被害者が出たと聞き驚く……。


更に緊張感が走り恐ろしい程胸騒ぎをした……。


「……こ、殺されちゃったんですか……?」

少しだけ挙動不審になりながら男性に恐る恐るまた聞く

「……あ、いや…実際に殺されたかどうかは知りません…
ただ、そのような噂を聞いただけなので…
あくまで噂ですが………」




………あくまで噂、……っと男は言う……。



しかし、いくら噂であったとしても……それはとんでもないことだ……。



「…あ、そうだ、勇者さん…一つだけ言っときます……
決して…、決して…誰かをすぐに信用するっということだけはやめてください…」

「……え?」


いきなり、誰も信用するなっと忠告されて…一瞬吃驚する勇者。

それは何故なのか、彼は口で説明をした……。


「……実は、九尾の狐っという妖怪は…とても美しい人に化けるのです……
強いていうならば、勇者さん…貴方の目の前で化けるのは美しい男性です…
九尾の狐は獲物である人間の前では美しい異性に化けては、たぶらかし地獄のどん底に突き落とす凶悪な妖怪…。
しかも、九尾の狐の美貌の魅惑は…絶世とも言われるほどのものです…
なので、誰でも騙されてその結果酷い目にあった人々が沢山いました……
なので、勇者さん__!決して…決して、貴方のお知り合いの方以外の人をどんな状況であっても信じてはなりませんよ!!例え、どんなに美形な男性でも!!いいですね!!」



っと、男は必死になって私に強く忠告をしてくれた………。


「……あ」



私は、その男性の必死になって私を心配して忠告をしてくれる…
その声、様子を伺って……私の心に強く響いた……。


「……ッ、…はい、わかりました、
貴方の言うとおり、知り合いの人以外はどんな状況でも信用はしないっと誓います…」

「__ほ、本当ですか!?よ、良かった!!」

男性は、顔を輝かせ笑顔となり、安心した。

「…はい、それにもう一つ…、
何かあったら気軽に私達に声をかけてください」

「………へ?」


男性は一瞬キョトンとする…。

そして私はたんたんと話した

「だって、九尾の狐がここら辺にいるってことはつまり…
貴方も危ない状況に立たされてるってことでしょ?
だから、もしものことがあったら貴方を助けたいので…なので私達に声をかけ助けを求めて下さい、…とは言っても、私もヒーローとしてまだまだなんだけどね」

っと、笑顔で爽やかに言い「あはは」っと笑ってみせた。


「……」

男性はそれを見て…


「……そうですか…ありがとうございます、勇者さん…
勇者さんって結構お優しいんですね…////」

っと、男性は微笑み私にそう色っぽく笑いかけてくれた。

「__ッ!!///…い、いや…///」

…その美しくも色っぽい表情を見て少しだけドキッとする。

少しだけ照れ臭かった……。



「…それでは、勇者さんお気をつけて……」

「…あ、はい!それじゃ…また」


っと、言いいあい私は団子屋から出て行った。

もちろん、男性は笑顔で手を降ってくれてた。



………。






……そんなこんなで、勇者は団子屋から出て行き、みんなのところまで帰っていった……。



「………」




……勇者が出て行ったが……










…………すると…。





「……」



……なにやら、男性の様子がおかしい……。



その優しい微笑みは、どんどん失い……

やがて……、









___恐ろしく真顔になった……。




男性が真顔にまった瞬間、一変にして周りの空気が不穏になる……。





そして……男性の口がゆっくりと開いた……。






「……クククッ…

あの娘……中々喰いごたえがありそうじゃな………」




…っと、突然にして態度や口調や声がガラリと変わって凶変した…。


さっきまでの優しい面影なぞどこにもなくなった…。


むしろ逆に、邪悪で恐ろしい……男性へと移り変わっていた…。



「……こいつはぁ、中々良いワシの遊び道具じゃ……

これからが、楽しみじゃのお………」


っと、舌舐めずりをし何かを企んでる様子であった。



そして…………。







最後に、男性の背後から……なにやらフサァっと、大きな数本の毛先が茶色でほぼ金色の毛をした尻尾が現れた____。




……………。





……………………。

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