大人オリジナル小説

 笑えなくなった日。〜オリキャラ募集中!!〜
日時: 2010/08/08 10:01
名前: ヴィオラ

はじめまして、クリックありがとうございます。
こちらは虐めもありますが友情的な問題になっていることもある小説です、よろしくお願いします。

来てくれた人は(∀・)チラッ
             です(∀^)アリガトウ

コメント・アドバイスあればぜひください・・・

登場人物
主人公
坂下 狢(さかした むじな)
いつも笑顔だったはずの女子・・・現在ポーカーフェイスで何処かサディストな面がある、普段は昔のように明るくなく大人しい。
趣味とかそういうのに振り回されやすいところがある、ツンツンしている

鶴谷 夏喜(つるたに なつき)
狢の友人だった女子生徒、狢とよく絡んでいることが多かった子。
ツンデレで少し寂しがりやさんで行動的に感情を表してしまう、優しいが本当は・・・
狢を超えたサディスト、そのためか友人が少ない

鶴居 抹(つるい まつ)
夏喜と狢の友人で少し人気がある女子生徒、
夏喜と喧嘩することがたまにある、狢のことについては色々と守ってくれている。
少し夏喜に関わることをやめている

波兎 狸(なみと たぬき)
狢がポーカーフェイスになってから出来た友人、
色々と気になっているらしい・・・いじめとか大嫌いな平和主義さん。
少しヘタレで泣き虫なところがあって可愛い、狢を守ろうとする

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Re:  笑えなくなった日。〜オリキャラ募集中!!〜 ( No.27 )
日時: 2010/08/26 17:20
名前: ヴィオラ

10.謎の少年・海斗ではなく、噂のモテ男・海斗

とうとうこの日がやってきた、八月・・・テスト期間に配られたものはほとんどやっていたのでとりあえず『数学ハイパードリル』『簡単かもしれない英語(笑)』とかなんとかのドリルを持っていく。
自由研究は『どうせ自由だろ、だったらやんなきゃいい』という誰かの提案によって自由になった。でも成績は抑えたいのでこっちも何か研究をしようと考えていた

というかいまさら思ったのだが・・・
英語のドリルの名前がアホらしくないのだろうか、『(笑)』なんて付けるドリルない気がするが多分ネーミングセンスが悪くて付けた人なんか大変な目にあっただろうとか思いながら荷物をまとめていた。
母親も部屋の扉から久しぶりに覗き込んでいた、私が友達のようなものを作ってからは母親も虐めとの戦いにともに苦労したから・・・今が幸せなのかもしれない


「母さん、どうしたの?」

「狢・・・引きこもってばかりだったのに、頑張って成績だっていいし友達だっているのよ。楽しんできなさい」

「・・・分かった。じゃあ、行って来る」

「狢・・・」「何?」

「読書感想文ももって行くのよ」

「・・・!?、そそそそんな国語は後「いいから!」

国語だけは大の苦手でドリルも面倒で狸に半分はやらせたほどだった、読書感想文の作文用紙と本を詰め込んでボストンバッグを持ち上げるとなんだか重い気がした。
あぁ・・・作文だけは文字だからバレる、仕方ないから最終日に後回しすることを思いついたのだがどうせ出来ることもないので頑張るしかなかった。
そこで玄関まで行くと・・・見知らぬ少年がアイス棒を口にくわえていた


「誰ですか?」

「俺のこと知らない?坂本海斗だ、よろしくな」

「あぁ、モテるとか言われてるチビですか。うわさの。」

「ってか本人いるんだけど!!」

とりあえず彼も勉強会のメンバーといわれているらしいので連れて行くことにした、待ち合わせ場所は狸の家だ。
ボロボロの古い洋館のような場所だが中はリフォームされていてとても綺麗だ、外もリフォームしたほうがよかったのではないかと言ってしまいそうになったが一人のおばあさんが中から出てきて驚いた。
田舎にいるようなおばあさんだったがエプロンをしていた、まさか・・・そのまさかだったのかもしれないが違った。
幽霊かと思って逃げようとしていた海斗が転んだのでどうにか起き上がらせるとおばあさんのほうから話しかけて来た


「ぼっちゃんのお友達ですか?」

「「ボッチャン?」」

「あ・・・狸のことを私はぼっちゃんと言うもので・・すみません」

「・・・ばあやぁ、二人は怪しい子じゃないよぉ」


出てきたのは・・・
 二人の狸だった!?いや、完全に双子だろう。
目の色が違ったのだ、『不思議の国のアリス』に出てきたような双子のように似ていないところがないように見えたのだが目だけは違っていた。


「あ、兄ちゃんの紅葉だよぉ!ほら挨拶・・・」

「・・・よ、よろしくな」

コエも違うというか人格変わったときの狸とそうは変わらないと思った、
出発して電車で泰の家まで行く。
定期でいけるような所だったのでとりあえずボストンバックから苦労しながらも定期を取ろうとした、そのときだった。
狸がスッと私のボストンバックから定期を取り出すとすぐに手に渡す、何も言えなかった・・・すごくドッキリして呼吸が一瞬出来なくなっていた


「行くよぉ!」「は、はい!」

そのまま定期で改札口を通るとすぐに電車が来ていた、赤い電車に乗るとそこには墜時さんがいた。
ていた、赤い電車に乗るとそこには墜時さんがいた。
軽いTシャツ姿に驚いた、
彼女はクラスではリーダー的存在でしっかりしているのできっと結構オシャレなものを着ているのかと思ったらTシャツだったので驚いたが似合っていた


「おはよう。」

「あ、おはようございます。」

「携帯にいつのまにかメールが来てたけど、抹は泰の家にもう来ているらしい」

そのとき私たちには楽しみとかそういうものしか考えていなかったのだろう、携帯電話の色とかを語り合ったり会社とかを教えあったりした。
メアド交換は電車内なので泰の家に着いてから交換することになった、狸が異様に近づいてくるので困った末にまたアホ毛を引っ張って泣かせたりした。
もう・・・はっきりといえないんだよ、『大好き』とか『ずっと一緒にいよう』とかそういうのが言おうとしても言えない


「あ、着いた!狸君も早く来て!」
「うん!まってぇ」

                続く

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