大人オリジナル小説
- 笑えなくなった日。〜オリキャラ募集中!!〜
- 日時: 2010/08/08 10:01
- 名前: ヴィオラ
はじめまして、クリックありがとうございます。
こちらは虐めもありますが友情的な問題になっていることもある小説です、よろしくお願いします。
来てくれた人は(∀・)チラッ
です(∀^)アリガトウ
コメント・アドバイスあればぜひください・・・
登場人物
主人公
坂下 狢(さかした むじな)
いつも笑顔だったはずの女子・・・現在ポーカーフェイスで何処かサディストな面がある、普段は昔のように明るくなく大人しい。
趣味とかそういうのに振り回されやすいところがある、ツンツンしている
鶴谷 夏喜(つるたに なつき)
狢の友人だった女子生徒、狢とよく絡んでいることが多かった子。
ツンデレで少し寂しがりやさんで行動的に感情を表してしまう、優しいが本当は・・・
狢を超えたサディスト、そのためか友人が少ない
鶴居 抹(つるい まつ)
夏喜と狢の友人で少し人気がある女子生徒、
夏喜と喧嘩することがたまにある、狢のことについては色々と守ってくれている。
少し夏喜に関わることをやめている
波兎 狸(なみと たぬき)
狢がポーカーフェイスになってから出来た友人、
色々と気になっているらしい・・・いじめとか大嫌いな平和主義さん。
少しヘタレで泣き虫なところがあって可愛い、狢を守ろうとする
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- Re: 笑えなくなった日。 ( No.5 )
- 日時: 2010/08/05 11:17
- 名前: ヴィオラ
3.それから・・・
私は変わっていた、明るい子から冷淡で暗い子へ・・・そして最悪な人間へと化していった。
「ふざけないでください!」
急に感情が爆発した、悲しみの涙と怒り・・・
泥団子を投げようとしていた虐めっ子たちが近づいた時にはもう・・・全てがかわろうとしていたのだ。
夏喜も少し驚いたが、ちょうどあったハサミで私の首を傷つけようとしていた
「全ての罪を償ってもらいましょうか」
そこから記憶がなかった、まず夏喜のハサミを力ずくで引っ張ってから何処かへ投げる
そして虐めっ子たちを殴り飛ばした、抹がとめようとしても私は止まらなかったらしい。
最後に夏喜の腹を殴って押し倒す、そして・・・
肩やいろいろなところに噛み付いて跡を付けた。
そんなことをして、私は虐めっ子たちが倒れていくのを見て少し快感のようなものを覚えた気がした
これが幸せではないと思うが。
「夏喜・・・これが、私が受けた全ての傷なんですよ。でも、もっと私には傷がある・・・もっとあるんですよ・・・もっと殴らせて・・・ナグラセテナグラセテ・・・」
「いやああああああああああぁぁぁぁ!!」
私は彼女の意識が薄まるまで殴っていた、抹も先生を呼ぶために職員室へと向かっていたし・・・もう私は『最悪な人間』になっていたのだろう。
笑顔も涙も何もかも捨てた私は『最悪な人間』だ、
ただ冷淡になって人が相手になれなくなってしまうほどの恐ろしさを持つのは正直どうなんだろうかと思う。
それでも私は『復讐』できたのなら、
ソレデイイ それだけ感じていた
喜びも涙も悲しみも怒りも何一つ無くなってしまいそうだった
「坂下・・・さん?」「狢・・・?」
「・・・はい」
口の周りが赤いものに染まっていたらしく先生と抹が驚いていた、みんなにとって私は『動物』なんだよ先生。
もう・・・人間になんてなりたくないんだ
気に入らない人を蹴飛ばして笑っているあの『人間』が嫌いなんだ、止めてくれる人もいるんだ
でも少ないし諦めるでしょ、だからもう『動物』にでもなったほうがいいんだ。
沈黙が流れて、先生は病院に電話をかけてみんなが救急車で運ばれていった。
もう何も言えなくなってしまっていた、数ヶ月は学校へ来れなくなっていたから引きこもり状態になっていた。
もう・・・私は『人間』じゃないのかな?
『動物』になってしまっているのかな?
怖い、だけど人間が嫌いだという気持ちは変えられそうになかった
続く
あとがき
あ、ちょっとアレが入ってしまったようです・・・。
ちょっと夏喜が酷い目にあったということで夏喜サイドの話も作ろうと思います
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