大人オリジナル小説

 笑えなくなった日。〜オリキャラ募集中!!〜
日時: 2010/08/08 10:01
名前: ヴィオラ

はじめまして、クリックありがとうございます。
こちらは虐めもありますが友情的な問題になっていることもある小説です、よろしくお願いします。

来てくれた人は(∀・)チラッ
             です(∀^)アリガトウ

コメント・アドバイスあればぜひください・・・

登場人物
主人公
坂下 狢(さかした むじな)
いつも笑顔だったはずの女子・・・現在ポーカーフェイスで何処かサディストな面がある、普段は昔のように明るくなく大人しい。
趣味とかそういうのに振り回されやすいところがある、ツンツンしている

鶴谷 夏喜(つるたに なつき)
狢の友人だった女子生徒、狢とよく絡んでいることが多かった子。
ツンデレで少し寂しがりやさんで行動的に感情を表してしまう、優しいが本当は・・・
狢を超えたサディスト、そのためか友人が少ない

鶴居 抹(つるい まつ)
夏喜と狢の友人で少し人気がある女子生徒、
夏喜と喧嘩することがたまにある、狢のことについては色々と守ってくれている。
少し夏喜に関わることをやめている

波兎 狸(なみと たぬき)
狢がポーカーフェイスになってから出来た友人、
色々と気になっているらしい・・・いじめとか大嫌いな平和主義さん。
少しヘタレで泣き虫なところがあって可愛い、狢を守ろうとする

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Re:  笑えなくなった日。〜オリキャラ募集中!!〜 ( No.15 )
日時: 2010/08/23 12:54
名前: ヴィオラ

6.変化


新しい仲間、新しい何かを感じた私は・・・何処へ行けばいいんだろうか。
ずっとずっと一人で過ごしてきて友達なんか要らないはずなのに・・・でも、違うのかもしれない


「・・・狸さん、あの人囲まれてますけど」

「アレはぁ・・・パシリだねぇ」

彼の席の隣の隣にいた髪の毛がカラス貝のよりも黒いス○ミーではなく女子生徒がパシリにあっていた、顔は少しモテそうな感じでパシリなんてあうわけないだろうという感じなのだが・・・彼女は引っ込み思案で私の隣のクラスにいることは知っていたのだが引きこもっていて会ったことはなかった。
そんなことを考えていたときだった―
誰にも考えられないようなことを狸はしていた、そのまま彼女のほうへ走り出していた。
彼の目は赤色に輝いてから囲んでいる人たちを蹴散らすように退かすと彼女の手をつかんでそのまま教室を出て行ってしまった、教室は静まり返っていたがまた騒ぎ出した


「あの・・・堕時さん、狸さんっていつもそういう感じなのでしょうか?」

私の前の席にいる白い肌で目つきが悪いと言われているが女子には人気の堕時さんは元々狸と同じクラスだったためか狸のことも少し教えてくれた、彼が生徒会に立候補したこととかヘタレでよくいじられてる人気者だということを話していた。
彼女も少し困った顔だったが少し二人の間の沈黙がやっと終わったときに彼女は小声で話し始めた、かなり極秘のことらしい


「彼は・・・彼は人間じゃないの、半分ね。死神と人間のときの性格はまったく違って分かれているから人格が換わってしまうことが多い。みんなに話したら駄目だって狸も言っていたから・・・聞こえにくいようにこの事だけは話しているの」

彼女はただそれだけを言って私のほうから離れていった、とりあえず狸のほうへ行かないと戻ってくるかも分からないので廊下に出た。

そこには狸とあの子が座っていたのだがこっちのほうに気づくと立ち上がってこっちを見た


「狢ちゃん、この子は人間が信じられないんだって・・・」

「そんなのどうでもいいじゃない!」

「!?」

隣のあの子と狸は何も言わなくなるほどに驚いていた、というかガタガタ震えていた。
確かに私はこれまで敬語しか使わなかった、
どんなときも人をある程度の距離まで離れさせないといけなかった気がした。
でも今は・・・彼の考えを換えなくちゃいけない気がしたから 敬語ではなかった、彼と近づくことは出来ないかもしれないけど今でも何処かでも敬語じゃなくてもいいのかもしれないと思った


「人間嫌いなら・・・構わないかもしれないけど、いずれは人間と近づかなきゃいけないときもある!
だったらまず・・・
人間じゃない私たちからでも関わりあおう」

「・・・嫌です」

「・・・え?」 「えぇ?」

「嫌なんです、6年間も虐められて・・・ずっと自由になれなかったから。
だから、人間が嫌なんです。いなくなったほうがいいんです」

そのまま彼女は屋上の階段を上っていった

                    続く

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