大人オリジナル小説
- 笑えなくなった日。〜オリキャラ募集中!!〜
- 日時: 2010/08/08 10:01
- 名前: ヴィオラ
はじめまして、クリックありがとうございます。
こちらは虐めもありますが友情的な問題になっていることもある小説です、よろしくお願いします。
来てくれた人は(∀・)チラッ
です(∀^)アリガトウ
コメント・アドバイスあればぜひください・・・
登場人物
主人公
坂下 狢(さかした むじな)
いつも笑顔だったはずの女子・・・現在ポーカーフェイスで何処かサディストな面がある、普段は昔のように明るくなく大人しい。
趣味とかそういうのに振り回されやすいところがある、ツンツンしている
鶴谷 夏喜(つるたに なつき)
狢の友人だった女子生徒、狢とよく絡んでいることが多かった子。
ツンデレで少し寂しがりやさんで行動的に感情を表してしまう、優しいが本当は・・・
狢を超えたサディスト、そのためか友人が少ない
鶴居 抹(つるい まつ)
夏喜と狢の友人で少し人気がある女子生徒、
夏喜と喧嘩することがたまにある、狢のことについては色々と守ってくれている。
少し夏喜に関わることをやめている
波兎 狸(なみと たぬき)
狢がポーカーフェイスになってから出来た友人、
色々と気になっているらしい・・・いじめとか大嫌いな平和主義さん。
少しヘタレで泣き虫なところがあって可愛い、狢を守ろうとする
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- Re: 笑えなくなった日。〜オリキャラ募集中!!〜 ( No.34 )
- 日時: 2010/08/31 21:36
- 名前: ヴィオラ
13.彼女が鳥かごから抜け出せた理由は無い
辛い思いから逃げ出したかった、夏喜によって虐められている狢を見ているのが怖かったんだ。
彼女が暴走して虐めっ子たちをみんな病院行きにしてしまった時も守りたかったのに
守ることさえもできずに鳥かごに入っていた
「こういうときこそ恋バナでしょ!」
「本人いるでしょ!」
「まぁ、七不思議なんか嘘っぽいし、いいんじゃないか?」
「うぅ・・・///」
顔を真っ赤にさせた抹は堕時さんの隣に移動すると教室を回っていくことにした、とりあえず屋上じゃないのではないかという疑いと共にもう一つの怪奇現象について彼女たちは追及してみたかった。
―教室にいる藁人形少女
あまり入ることのない『研究室』は元々理科室だったのだが新しい理科室が出来てから使われなくなり、男子生徒が秘密基地のようにして遊んだりしていた場所なのだが・・・
あるとき憎い人物の顔が見たくなくなったほどに嫌になった女子生徒が藁人形を手に入れた、そして・・・まぁ釘で藁人形を刺してトンカチで叩いたのだが彼女の腹から赤いものが出てきたのだ。
そう、彼女の藁人形の紙に書いてあった名前はいつのまにやら彼女の本名に書き換えられていたのだ
「おっと、着いたよ^^」
「そんな笑って言うものじゃないよ」
「さぁさぁ、入ろう!(ドテ」
とそこで転んでしまう泰は抹の手をつかんで起き上がる、彼女と泰のことについて話したほうがいいのかもしれないのだが・・・
このタイミングじゃ、そうもいかないのだ。
室内は静かな沈黙と共に何故か雰囲気までもが『幽霊が出るよ〜』という感じだった、泰が黒板に貼り付けてあったものを見た・・・藁人形だ。
黒板の下には赤い物体のようなものが流れた跡があった、そして・・・
「ニクイ・・・莱亜を虐めたヤツがニクイ・・・お前か・・・オマエガヤッタノカ?」
「ひええぇぇぇ・・・」
抹は半泣き状態になっていて堕時も落ち着かない様子で扉のほうにゆっくりと歩いていったのだが・・・扉が開かないのだ、息苦しい感じの空気に泰もちょっと怖かったが彼女の言っていた『莱亜』という少女が気になっていた。
とりあえず聞こうと思ってこぶしを少し力強く握ると藁人形少女に聞いてみることにした、それを見ている二人は『どうしたんだ』と思っていた
「あの・・・莱亜って誰だ・・・?」
「莱亜は・・・ほかの人に虐められていた、
それで守ろうとしたら私にナイフが向けられたの
『お前が来ても、俺が殺すだけだ』ってね
莱亜を結局、守ることも出来ずに・・・
自殺しちゃった。
憎かった、なんだか不思議とみんなが殺し屋のように見えた。
だから藁人形を作って彼女のためにいじめっ子のリーダーを殺そうとしたら・・・私が殺された」
抹はなんだか彼女がかわいそうに見えて彼女に少し触れてみたが綺麗に透けとおっていた、
これは本当に起こったことなんだと感じた堕時も少しずつ扉から彼女のほうに近づいていった。
そこで泰は大声で言ったのだ・・・
「じゃあ俺らが助けてやる!安心しろ!」
「!?」
これには抹も堕時も何も言えなかったので数秒間の沈黙が流れていった、彼女は少しゆっくりと頷いていた。
そして小さな光のようなものがどんどん大きくなっていた、彼女は無事に成仏するのだということが分かった抹と泰は「よかった」と一言つぶやいていた。
彼女がどんどん透明になっていくのを堕時は少し驚きながら見つめていた
「行くんだな」
「うん・・・ありがとう^^・・・多分、莱亜は自殺した屋上にいるよ」
「ありがと・・・」
そして彼女は消えていった
続く
堕ちます。
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