大人オリジナル小説

 笑えなくなった日。〜オリキャラ募集中!!〜
日時: 2010/08/08 10:01
名前: ヴィオラ

はじめまして、クリックありがとうございます。
こちらは虐めもありますが友情的な問題になっていることもある小説です、よろしくお願いします。

来てくれた人は(∀・)チラッ
             です(∀^)アリガトウ

コメント・アドバイスあればぜひください・・・

登場人物
主人公
坂下 狢(さかした むじな)
いつも笑顔だったはずの女子・・・現在ポーカーフェイスで何処かサディストな面がある、普段は昔のように明るくなく大人しい。
趣味とかそういうのに振り回されやすいところがある、ツンツンしている

鶴谷 夏喜(つるたに なつき)
狢の友人だった女子生徒、狢とよく絡んでいることが多かった子。
ツンデレで少し寂しがりやさんで行動的に感情を表してしまう、優しいが本当は・・・
狢を超えたサディスト、そのためか友人が少ない

鶴居 抹(つるい まつ)
夏喜と狢の友人で少し人気がある女子生徒、
夏喜と喧嘩することがたまにある、狢のことについては色々と守ってくれている。
少し夏喜に関わることをやめている

波兎 狸(なみと たぬき)
狢がポーカーフェイスになってから出来た友人、
色々と気になっているらしい・・・いじめとか大嫌いな平和主義さん。
少しヘタレで泣き虫なところがあって可愛い、狢を守ろうとする

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Re:  笑えなくなった日。 ( No.1 )
日時: 2010/08/02 18:18
名前: ヴィオラ

1.過去・・・

いつも笑えていたあの日々が忘れられなくて・・・忘れられなくて、苦しいんだ。

〜過去の狢〜

「狢!狢、あの先輩可愛いんじゃない?」

「へ、あぁ・・・そうだね」

私とあの子・・・夏喜は吹奏楽部で入ったときに偶然友達になった、パートが同じになって嬉しかったんだっけ・・・とりあえず二人でいれば楽しかった。
クラスで悲しいことがあっても私も夏喜も部活で会っていろいろな話をして楽しく過ごしていた、

あぁ楽しいなぁ。そう思っていたある夏のことだった


「ねぇねぇ、あの子ちょっと気に入らないんだけど・・・虐めない?」

「!?」

そのときから抹も友達だったが抹は夏喜の気に入らない子を虐めることはなかった、私もどうにかかばおうとしていた・・・しかし夏喜は私の腕を引っ張ってはこう言う。


「え〜、友達だとおもっていたのに」
は?と言いたかった
何でいじめをやることが友情なの?それって本当の

  友 達 な ん かじ ゃ な い 

ただの『いじめ軍団』だ。
私はそういうのが嫌いだったのに急に虐めに参加することになってしまった、自分の心が弱かったせいだ・・・。

陰口とか文句とか暴力とかそういうのに参加させられて嫌に罪悪感の感じる毎日を送ることになっていった、これじゃあ相手もコッチも嫌だよ。
ついに嫌になって私は先生に告げ口しておいた、私と夏喜とかの虐めていた子が注意されて安心したときだった・・・彼女が急に私に向かって殴りかかってきたのだ


「夏喜、え、え!?どうしたの?」

「アイツのこと、お前が告げ口したんだろ?あぁ!?」

そうなの? えぇ? そんな人だったの?

そんな声が聞こえたとともにみんなも私を責めはじめる、殴りかかったり制服のリボンをはずして窓に投げたりして虐めていた子と同じような状況になってしまっていた。

私はただ、正しいことをしたかっただけだ。
そんなことが伝わってないことに私は涙が止まらなかった、私の周りにいる子たちが冷たい目で見てくるのを耐えるしかなかった


―次の日

明日は日曜日で何もないからボーっと授業を聞くしかないと思って教室の扉を開けた瞬間に一瞬で騒がしかった教室の中が静まってしまった、『おはよう』と言っても誰も声を出そうとはしないしボソボソと
「夏喜を殴った」とか「鶴谷さん、かわいそう」などの声が聞こえていた。

彼女は嘘をついたのだ、
   優しくもない凄く冷たい嘘を
それでもとめることさえできない私はまわりに伝わってしまっている話を寝たふりをして聞くしかなかったのだった。


「お前、本当にムジナだな。友達を殴るなんて裏切るような行動・・・あとキモい、触るなよ

 ム      ジ      ナ     め」

「!?・・・ごめんなさい」

いじめが始まったんだ、
もうこの一瞬で分かった。急いで先生にバレないように教室を出て行った、そして屋上へと行ったが・・・そこにもクラスメートが一人いた

「・・・自殺?やっぱり消えてくれるんだね、ハッ、ありがと」

自殺するつもりでココに来たわけではないが『しんでほしい』とおもわれている事が分かった、
そうだ虐めの一日目から諦めを感じてはただの弱い人間だ。

だったら今から
     戦って、勝ったらいいじゃないか
私はただ彼女に一言

「アンタらに負けるなんて、嫌ですからね」

と言ってから屋上を去っていった。

             続く

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