大人オリジナル小説
- 笑えなくなった日。〜オリキャラ募集中!!〜
- 日時: 2010/08/08 10:01
- 名前: ヴィオラ
はじめまして、クリックありがとうございます。
こちらは虐めもありますが友情的な問題になっていることもある小説です、よろしくお願いします。
来てくれた人は(∀・)チラッ
です(∀^)アリガトウ
コメント・アドバイスあればぜひください・・・
登場人物
主人公
坂下 狢(さかした むじな)
いつも笑顔だったはずの女子・・・現在ポーカーフェイスで何処かサディストな面がある、普段は昔のように明るくなく大人しい。
趣味とかそういうのに振り回されやすいところがある、ツンツンしている
鶴谷 夏喜(つるたに なつき)
狢の友人だった女子生徒、狢とよく絡んでいることが多かった子。
ツンデレで少し寂しがりやさんで行動的に感情を表してしまう、優しいが本当は・・・
狢を超えたサディスト、そのためか友人が少ない
鶴居 抹(つるい まつ)
夏喜と狢の友人で少し人気がある女子生徒、
夏喜と喧嘩することがたまにある、狢のことについては色々と守ってくれている。
少し夏喜に関わることをやめている
波兎 狸(なみと たぬき)
狢がポーカーフェイスになってから出来た友人、
色々と気になっているらしい・・・いじめとか大嫌いな平和主義さん。
少しヘタレで泣き虫なところがあって可愛い、狢を守ろうとする
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- Re: 笑えなくなった日。〜オリキャラ募集中!!〜 ( No.38 )
- 日時: 2010/10/12 19:38
- 名前: ヴィオラ
16.ぼんやりと輝いた光と共に・・・
貴方はどうしているの?
生きている意味なんて・・・誰も分からないのだ
だから貴方は生きるんだ。
「・・・貴方が・・・莱亜さん?」
「えぇ、虐めるなら近づかないでよ」
率直に言う幽霊だから一瞬人間かと思ったのだが足が見えないのでちょっとビクッとしてから狸と私は近づいた、彼女は私たちのように少しだけ怯えているような顔をしていたが・・・すぐに私たちを光で包んだ。
眩しい・・・
『藤野さん〜、山田に告白した?』
「え・・・あ・・・///」
『したんだ・・・山田、アンタのこと嫌いみたいだし無理に了承したんだって。それに私も山田みたいに・・・貴方が大嫌い^^』
私も体験したような残酷なる光景には必ず莱亜さんが写っていた、私のように途中で逃げて不登校になったり手を出して病院行きにさせることがなかった彼女は私みたいな冷淡な心はなく・・・
―優しさだけを貫いた心があった。
途中で堕時さんが映像が残酷で目を瞑った・・・
私も瞑りたいくらいに自分が体験したこともないような残酷な光景に思った、『彼女は虐めが嫌いで憎いこと』を。
「どうしますか・・・狸!?」
「莱亜ちゃん、もうやめて・・・君の悲しい心はわかったから・・・
俺たちは無関係だ、でも戦争やいじめや虐待は嫌いだということは・・・同じだろ?
狢・・・俺はこの子を成仏するためには自分の体をなくすほどに力を使う、それでいなくなっても泣くなよ・・・
お前の優しさならきっと俺と一緒に成仏できるから」
力ない笑いに私は笑うこともなく莱亜に近づいた、そして・・・
「そんなにウジウジするんじゃ・・・ありませんよっ!!」
そう大きな声で言うしかなかった、莱亜も海斗やまわりにいた子は驚いて唖然としていた・・・そして今だと口パクで狸が言ったときには私と狸は光となっていた。
救急車の音が聞こえたが運ばれたわけではなかった、狸は・・・どこにいるんだろうか夏喜に聞いてみたが首を振るだけだった
―いなくなってしまった
思うと私は涙が止まらなかった。
―好きだったのに彼は光となってしまった
続く
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