大人オリジナル小説

 笑えなくなった日。〜オリキャラ募集中!!〜
日時: 2010/08/08 10:01
名前: ヴィオラ

はじめまして、クリックありがとうございます。
こちらは虐めもありますが友情的な問題になっていることもある小説です、よろしくお願いします。

来てくれた人は(∀・)チラッ
             です(∀^)アリガトウ

コメント・アドバイスあればぜひください・・・

登場人物
主人公
坂下 狢(さかした むじな)
いつも笑顔だったはずの女子・・・現在ポーカーフェイスで何処かサディストな面がある、普段は昔のように明るくなく大人しい。
趣味とかそういうのに振り回されやすいところがある、ツンツンしている

鶴谷 夏喜(つるたに なつき)
狢の友人だった女子生徒、狢とよく絡んでいることが多かった子。
ツンデレで少し寂しがりやさんで行動的に感情を表してしまう、優しいが本当は・・・
狢を超えたサディスト、そのためか友人が少ない

鶴居 抹(つるい まつ)
夏喜と狢の友人で少し人気がある女子生徒、
夏喜と喧嘩することがたまにある、狢のことについては色々と守ってくれている。
少し夏喜に関わることをやめている

波兎 狸(なみと たぬき)
狢がポーカーフェイスになってから出来た友人、
色々と気になっているらしい・・・いじめとか大嫌いな平和主義さん。
少しヘタレで泣き虫なところがあって可愛い、狢を守ろうとする

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Re:  笑えなくなった日。 ( No.6 )
日時: 2010/08/05 13:02
名前: ヴィオラ

4.一人が嫌いだったから、縛ったんだ。(夏喜サイド)

いつも笑っていたあの子を鳥小屋に閉じ込めたら
動かなくなっちゃったよ
早く、早く、早く動いてよ。


「狢はさ、私の友達?怖くないよね?」

「は?何言っているの?友達だよ」

狢は約束してくれたんだ
私はずっと友達に裏切られたり怖がられていたせいで友達がいなかった、だからかな?あなたの心を狂わせてしまっていたのかもしれないし私も周りも変わり果ててしまったのかもしれない。
友達ってどういうことをすればいいんだろうかという基本的なものはずっと前から知っていた、狢も色々と合わせてくれて一緒にトイレに行ったり売店まで面倒だけど行ったりした。
うれしかったんだ、イタズラしてきてもひどいイタズラ以外はちゃんと笑ってくれたし
一緒に抹たちと出かけたりしたのは一番の思い出だよ。

だけど急に私は少し不器用でしっかり者じゃない狢を冷たく扱い始めていたんだ・・・虐めとかも無理に参加させちゃったり狢を虐め始めて役立たずなことをしていると私が腕や足を引っかいたりするようになった。
家族も友達も相手にしてくれなかったから、だからただ一人相手にしてくれた狢をストレス発散のように叩いた


「ふざけないでっ!」

「・・・痛いよ、痛い」

「私がやるから!もういいよっ!」

「・・・え?なんで?」

そんな変に友達じゃない関係が続いてから
私はやがて分かった気がした、『狢は友達だ・・・ずっとずっと、そのために縛らなきゃいけない』
だから縛ってしまったんだ。

だから狢の心の中には
『何で縛るの?何で?何で?何で?ナンデ?』
そんな疑問が渦巻いて、狢が私を止めようとして壊れてしまったんだと思った。
あぁなんていう罪をおかしてしまったんだろうか・・・正直謝りたいけど、もう狢は聞いてなんかくれないだろう。


「ごめんね」

ただそれを言っておけば狢だっていつものように笑顔で私を迎えてくれたんだ、でも今は謝れなくて狢をどんどん私から遠ざけて変わり果ててしまった。
でも狢のことは忘れられない、いつかいつか・・・
私と狢でまた笑えるようになりたいな

あぁ、私も狢とは少し違うけれどもやっぱり
       友情に不器用なんだ。


「あの子が・・・笑顔になりますように」

                続く

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