大人二次小説(BLGL・二次15禁)

ハイキュー!!BL小説
日時: 2014/07/28 01:03
名前: 琥珀

初めまして、琥珀といいます。

初めて使うので分からないことばかりなうえに文才が著しく低いですが、楽しんでいただければ幸いです。

ハイキュー!!の小説(主に月島受け、リエ黒、岩及など)を書いていきます。
他にマギ、カゲプロ、弱ペダ、黒バスなども。
スレタイはしょっちゅう無視します←
  >>ゆっくりしていってね<<


7/18:参照10000overありがとうございますンヒィィィ………()

最近、私の小説で月島受けを好きになったという方がちらほら出てきて、とてつもなく嬉しいです…!
そのうち『月島受けの琥珀』で覚えられるようになりたいです(真剣)

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Re: カゲプロ ハイキュー!!BL小説 ( No.140 )
日時: 2014/06/20 18:43
名前: 琥珀

ハイキュー!! リエ黒



世間はゴールデンウィークの最中、合宿中である黒尾は着信音を奏でるスマホを億劫そうに見つめた。


「…またアイツか」

液晶に映し出された名前は『灰羽リエーフ』。
黒尾の後輩であり、恋人でもある彼は、今回の合宿には戦力外となり東京でお留守番中だ。


「黒尾さん、またリエーフからメールですか?」
「まぁ、アイツ来れなくて寂しいんじゃねえの?」
「黒尾さんも大変っスね」
「主将だし、なつかれたんじゃないか?」



「…なつかれたってレベルじゃないと思うけどね」


唯一二人の事情を知っている孤爪は、他の部員を横目に一人呟いた。




『黒尾さん、俺黒尾さん不足で死にそう……。』


「これだけかよ…」


体育館から少し離れたところで、黒尾は一人メールを確認していた。

言っている言葉とは裏腹に、その頬は少し緩んでいる。


「クロ、顔緩んでる」
「うおっ!!?研磨!?」

いきなり後ろから現れた孤爪に驚き、危うくスマホを落とすところだった。


「そんな嬉しそうにしてたら皆にもバレるよ?」
「う…お前の観察力が鋭すぎるだけだろ」
「どうだかね」


隠密に付き合うと決めてわずか3日で孤爪に見抜かれた苦い記憶がよぎる。


「ていうか、そんなに毎日メールしといて不足とかないでしょ」
「まあ、な…」


孤爪に言葉を返しつつ、『毎日メール送ってきてるくせに』と返信する。

すると、1分と経たないうちに着信音が流れた。


「はやっ…」

呆れつつもメールを見ると

『声、聴きたい』

とだけ書いてあった。


たったこれだけの文で、どうしようもなく胸が高鳴るのは最早病気に等しいだろう。



「…俺、邪魔?」
「はっ!?あ、いや、別に…、」

引き留める間もなく孤爪は体育館のほうへと歩いていく。


「あ、あまり長電話しないでね。」
「ッ…!!」


あの観察力の前では全てお見通しなんだろうな。
年下の幼馴染みに黒尾は白旗を上げるしかなかった。




「あー………」


相変わらずひどい寝癖の頭を掻き、スマホの画面を操作する。
ボタンを押すだけなのに、指先がかすかに震えた。



『もしもし、黒尾さんッ!!?』


わずか2コールで相手が出る。
声の大きさで、顔が見えなくてもどんな表情をしているか想像がつく。


「…うるせえよ」
『へへっごめんなさい。まさか掛けてくれると思わなくて…』


あぁ、駄目だなと思いつつも、口角が自然とあがる。

『久々に声聴けて、俺嬉しいです』
「そうかよ」
『はい。黒尾さんも、でしょ?』
「…うっせ」
『へへっ』


じんわりと満たされていく心に、あぁ自分もリエーフ不足だったのかと考える。


『ねぇ黒尾さん』
「ん?」





『好き』



「ッ……!!!」


もう幾度と聞いたその言葉を改めて言われ、一気に顔へ熱が集まる。



『好き、超好き。今すぐ逢いたい。』
「おい、リエ…」
『声だけじゃ、足りない。』
「おま、何言って、」
『触りたい。抱き締めたい。』
「……!!!」


何てことを言ってくれるのだこの恋人は。
今は合宿中で、ただの休憩時間だというのに。

こんな顔では体育館に戻れないではないか。



『…なーんてねっ。』
「……は?」



『いや、黒尾さんが可愛くて。ついいじめちゃいました!』
「ハァ!?」
『黒尾さん、今顔真っ赤でしょ?そんなんじゃ練習に戻れませんよね?』
「!!お前、マジで、」




『いや、でも本当はあれ以上に色々思ってましたよ?』
「ッ……!!!」




もう、本当何なのだコイツは。

せっかく引いてきた熱がまた顔へと集まってきたではないか。



『黒尾さん?』
「あああっ、お前もう電話禁止ッ!!」
『えぇっ!!?そんな、黒尾さん不足で死ぬ!』
「勝手に死んでろバカ!!」


そのまま通話を切る。
帰ったらアイツ殴ると胸にきめ。




「あぁ…くっそ………」


早く練習に戻るため、今は頬の熱がひくのをただ待つしかなかった。


END
お留守番中のリエーフとクロの遠距離恋愛を誰かくれください(切実)

>>テストオワリマシタ<<

Re: カゲプロ ハイキュー!!BL小説 ( No.142 )
日時: 2014/06/23 17:42
名前: まぐろ

うあああああああひぅっ・・・あ・・・

来るなああああああああああいやだいやだ・・・っ!!

うそだああああああああああああああああ

(テスト一日目オワタww死んだwwwww)

Re: カゲプロ ハイキュー!!BL小説 ( No.143 )
日時: 2014/06/30 22:31
名前: 琥珀

>>生きてます<<
ずっと放置しててすいませんでしたッ!!
忙しすぎて『もうこれ立ってても寝れんじゃね?』くらいな毎日を送っておりますヒィィ……´¶`

これからばんばん…とまではいかずとも、更新していきますのでよろしくお願いします!

Re: カゲプロ ハイキュー!!BL小説 ( No.144 )
日時: 2014/07/01 00:23
名前: 琥珀

ハイキュー!! 日月



今、僕は日向の家に居るわけなんだが。



「……ねぇ」
「………何」


さっきから日向が黙ってしまっている。




珍しく部活が休みだからって家に呼ばれたのに。
声をかけてきた時は普通だったくせに、いざ家に着いたらこの態度。

…いや、もしかしたら最初から不機嫌だったのかもしれないが。




いずれにせよ、このままでは居心地も悪い。
そう思って僕が口を開こうとしたら、意外にも日向が話しはじめた。


「…誕生日」
「は?」



「誕生日、何もくれなかった!」



「……はぁ?」


何を言っているんだコイツは。
当日、しっかりと『おめでとう』と言ったし、何より…


「プレゼントなら前倒ししたデショ…」



そう、あの時、1ヵ月も前にも今のように日向の家で…

……いや、思い出すのはやめよう。
恥ずかしい。


「確かに1ヵ月も前に月島からぎゅーってしてもらったし貴重なデレ期もらったけど…」
「やめろ」


思い出さないようにしたのにコイツめ。
穴があったら埋まるより埋めたい。



「でもやっぱり欲しい!何か損した気分!」
「…あっそ」
「ひどい!!」


「だいたいさ、『前倒ししてもらったけど損した気分なのでまた下さい』って言われてはいそうですか、って言うと思う?」
「言わないけど……」


ぐぬぬ…と唸ってもなお食い下がる日向。




「じゃあ、今ショートケーキ、しかも1ホールあるって言ったら?」


…は?


「今、何て?」
「だから、ショートケーキ…」
「よし、プレゼント何が欲しいの?」
「あっ……」


そんな大事なこと、何故先に言わないのだろうかこの単細胞は。

……ケーキでつられる自分は棚に上げておこう。




「……で?もう一回言ってもらえる?」
「いや、だから…」


目の前には、本当にショートケーキ(しかも1ホール)がある。
でも今はそんなことより…


「だから、俺もケーキ食べたいから月島が食べさせて、って…」
「それはあれ?『はい、あーん!』ってこと?」
「……いや、口移し…、です……。」
「……。」


そう、プレゼントの内容がおかしいのだ。


「ねぇ、2回目のプレゼントなのにそんな贅沢聞いてもらえると思ってんの?」
「いや、別にイチゴだけでいいから…」
「フォークでもくわえてれば?」
「あっ、ですよね…」


そんな恥ずかしいこと2回もしてやるもんか。
もういいや、とっととケーキ食べて帰ろう。




「…じゃあ、逆ならいい?」
「は?逆って………んッ!!」



振り向いた時には、イチゴをくわえた日向が近くに居た。



「んっ……む、ぅ…」


器用に舌を使ってイチゴを潰していく。
暫く互いの口の中で転がしたあと、最終的に僕の口へきた。


「ぷはっ、はぁっ…」

漸く口付けから解放され、酸素を取り込む。


「はっ……日向、お前、」
「月島」
「ふざけ、んむっ…」


文句の一つや二つを言ってやろうと口を開くと、その隙間に指を入れられる。

『甘い』

入れられた日向の指先には生クリームがたっぷりついていて。


なんとなく先のことが分かってきた。
まずい、このまま日向のペースにのるわけには…



「美味しい?」
「ふぅ、う…ふ、」


流されてはいけないと思っていても、上手く抵抗ができない。
指を入れてくるばかりか、首や額などにキスを降らせてくるから質が悪い。



入れられてる指の甘さと、降ってくるキスと、耳元で囁かれる声と。

ケーキよりも甘い毒に犯されて、何も考えられなくなる。






「…まだまだたくさんあるから」




大好きな君とケーキに泣かされることになるなんて、まだ僕は知らない。


END
遅れたけど日向Happy Birthday!
前に書いた日月と繋げてみました。
ケーキ(生クリーム)プレイとか好きでs…いやごめんなさい土に埋まってきます()

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