大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- ハイキュー!!BL小説
- 日時: 2014/07/28 01:03
- 名前: 琥珀
初めまして、琥珀といいます。
初めて使うので分からないことばかりなうえに文才が著しく低いですが、楽しんでいただければ幸いです。
ハイキュー!!の小説(主に月島受け、リエ黒、岩及など)を書いていきます。
他にマギ、カゲプロ、弱ペダ、黒バスなども。
スレタイはしょっちゅう無視します←
>>ゆっくりしていってね<<
7/18:参照10000overありがとうございますンヒィィィ………()
最近、私の小説で月島受けを好きになったという方がちらほら出てきて、とてつもなく嬉しいです…!
そのうち『月島受けの琥珀』で覚えられるようになりたいです(真剣)
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- Re: ハイキュー!!BL小説 ( No.226 )
- 日時: 2014/08/12 18:20
- 名前: 琥珀
大学生な兎赤ちゃん
貴方が好きだ。
俺の名前を呼んでくれるその口も。
俺のトスを打ってくれるその手も。
俺の事を見つめてくれるその目も。
全てが好きで、大切で。
今の関係が、すごく心地良くて。
だから、それ以上近付かないで。
時刻はすでに日付変更線を超え、あと少しで午前1時になる。
そんな時間に訪ねてくる人なんて一人しかいないわけで。
「ヘイヘーイ!!赤葦、飲もうぜ!!」
「…あんた、今何時だと思ってんすか」
案の定、そこにはすっかりできあがった木兎さんがいた。
「赤葦ー飲もうぜー?」
「はいはい、あんたもう飲んでるでしょ」
さすがに近所迷惑になるため、渋々中に迎え入れる。
酔っ払いモードの木兎さんはしょぼくれモードの数倍は面倒くさい。
「飲んだけど酔ってないれすー!まだまだいけますー!」
「はいはい」
酔った彼が自分のとこへ来るのはもう何度も経験してきた。
その度に彼を自分のベッドに寝かせ、俺はソファーで寝る。
玄関から自室へと彼を引きずるのはもう慣れっこだった。
そんなに飲んで平気なんですか。
あんた、仮にも大学でもエースなんでしょ。
そんなことを思いながら自室の扉を開けた。
「ほら木兎さん、俺のベッドで寝てていいですから」
「んー…ありがと…」
ベッドに潜るなり、早々と寝息をたて始めた彼を見てほっとする。
俺にとって彼といる時間は、いわば甘い猛毒だ。
ずっと一緒にいたい。
焦がれて死んでしまうのではないかと思うほどに。
いっそ、殺されたいくらいに。
それほどまでに強い猛毒だ。
(だから別の大学に入ったんだけどな…)
いつまでも一緒とはいかないと分かっていたから、距離を置いたのに。
何で、貴方は。
「赤葦…」
名前を呼ばれ、ハッとする。
慌てて彼を見るが、どうやらただの寝言のようだ。
年上とは思えない、ずいぶんと幼い寝顔。
「ふぅ…」
考えすぎるのは自分の悪い癖だ。
溜め息をつきリビングへ戻った。
ふと、誰かが横にいる気配で目が覚めた。
恐らく、いや確実に木兎さんだろう。
酔っ払いにかまっても何一ついいことなんてありやしない。
ここは寝たふりをするのが最善策だ。
「赤葦…」
酔っているせいか、いつもより低めの声で呼ばれる。
何か、変だ。
「お前さ…何で別の大学行ったわけ?」
何でって、そんなの。
「俺、ずっとお前のトス打ちたかったし、ずっと一緒にいたかったのにさ」
俺だってそうだよ。
貴方のいるチームでトスを上げたい。
貴方以外に上げたくないから、大学でバレーをやめたんだ。
一緒に、いたいよ。
「お前、絶対俺のこと好きだと思ってたのに」
あぁ、好きだよ。
好きで好きで、大好きだ。
こっちはとっくにあんたの毒に犯されてるんだ。
だからお願い。
それ以上言わないで。
戻れなくなっちゃうから。
「好きなのは俺だけかよ」
もう、いやだ。
泣きそう。
俺は貴方と違ってきれいじゃないのに。
なんで、
「赤葦」
「……」
「…起きてんだろ」
「っ…」
「こっち向け」
嫌だ。
こんな泣きそうな情けない顔、見られたくないのに。
猛毒に犯された体は、言うことをきいてくれない。
「何でそんな顔してんだよ…」
「……」
「赤葦、」
「…好きですよ」
駄目だ。
これを言ったら、戻れない。
いや、もうすでに戻れないんだ。
「あんたのことは大好きですよ。多分、あんたが思ってるよりもずっと好きで、」
ずっと、汚い感情だ。
あんたの言う“好き”とは違うんだよ。
俺の名前を呼んでくれるその口が。
俺のトスを打ってくれるその手が。
俺の事を見つめてくれるその目が。
他の人を呼ぶなんて。
他の人のトスを打つなんて。
他の人を見つめるなんて。
たったそれだけでひどく吐き気がするくらい、俺はあんたの毒に蝕まれてるんだよ。
あぁ、最悪だ。
もう、戻れないんだ。
ただの仲の良い先輩と後輩には、二度と。
「だから、ねぇ木兎さん」
いっそ、貴方のことを忘れさせて、と。
その思いは言葉になることはなく、消えていった。
貴方の、唇の中に。
「木兎、さ…」
「お前の想いが汚い感情ならさ、俺だって変わんねぇよ」
俺だって、お前以外のトスあんまり打ちたくねぇし、なんて。
あぁ、もう。
いつの間にか溢れていた涙を拭われる。
でも、涙腺が馬鹿になったんじゃないかと思うくらいに、次から次へと涙が溢れてくる。
「俺の毒がどうとか言ってたけどさ、」
“どうせなら、俺の毒で死んでよ。”
なんて、本望なんだろうか。
貴方につられて弱々しい笑顔を見せた後、俺らはどちらからともなく再び顔を近付けた。
それは、とても強い猛毒。
甘い甘い猛毒。
そんな猛毒で一生をかけて俺を殺して。
(つまりはずっと一緒にいたいのです。)
END
いとこが、
『コブラ(FT)の毒で死ぬなら本望(真剣)』
とか言ってて思い付いたネタです(
- Re: ハイキュー!!BL小説 ( No.227 )
- 日時: 2014/08/12 18:26
- 名前: 琥珀
琉歌さん>岩及ちゃん大好きです…幼馴染み可愛いです…(uωu )
リエ夜久も好きでしたがリエ黒に出会ってからは私のとこのリエーフちゃんはクロ一筋です…((((
ちなみに研磨なら研日が好きだったりします。
ツッキー総受けアンソロジーが発売されるのを日々祈ってます(真顔)
- Re: ハイキュー!!BL小説 ( No.228 )
- 日時: 2014/08/12 18:57
- 名前: 魅朱希
琥珀さん>リク引き受け有難う御座います。琥珀さんの様な素晴らしい文章で影月を書いていただけるなんて夢のようです。また何度かリクエストさせていただくと思います。その時は宜しく御願い致します。
詩春さん>えっ、タメでいいんですか?有難う御座います。
私は11年生きてきて腐女子歴は4年半になります。つまり一年生からです。
元々姉が腐ってて、幼稚園からだと思います。姉は。私もその影響?で1年からBLが好きでしたww
ある意味もう変態歴4年半です。ぶっちゃけ。
でもR系の内容知ったのは、3年生ですwwwwww
あと、詩春さんの誕プレ、めちゃめちゃ私は羨ましいですね!!!私なんてお金は自腹です(^∀^ι)
あと、2〜3日位?コメできません。
里帰りとかいうやつです。凄い田舎なので、インターネットが通じていない!!!!!!!!!!!!
2〜3日もネット出来ないなんて・・・死ぬ生き地獄だああああ!!
死ぬっ生きながら死ぬっ
布団の中でも妄想、歩きながら妄想、もう24時間妄想してやるっ
すいません調子乗りました。
長文失礼いたしました
では、\(・ω・)
- Re: ハイキュー!!BL小説 ( No.229 )
- 日時: 2014/08/12 21:10
- 名前: 琉歌
琥珀さん>やっぱりツッキーは受けですよね!私もツッキー総受けの同人誌とかアンソロ出てくれコノヤローと日々思ってます((笑
ツッキーとか影山はツンデレだと思うのです((真顔
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