官能小説(オリジナル18禁小説)
- モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ……
- 日時: 2019/01/06 11:02
- 名前: みけ
最初っから最後までいっきにエロだけの小説にしようと思います
ええ、いきなり始まっていっきに終わる系です(いわば、中身なんてないあるのは、エロだけ)っという系です
※この小説にある表現は……
・完全エロだけ&ギャグ&ラブコメディー
・女性向け、女性目線
・人外男子にただ犯されるだけ
・逆ハーレム要素あり
・妖怪、幽霊、悪魔、天使、モンスターなどなど…
・名前設定なしの女勇者
・勇者(女)がひたすらただ人外男子にめちゃくちゃ犯されるだけ
・人外全員イケメン、美形、美少年設定
・濃厚、激しめ、強い性的表現、マニアック色々
・インキュバス×勇者(女)が基本
※始める前に大体の性的表現はこういう感じです↓
人外男「ほら……どうしたぁ?もっとほしがれよ……?」
女勇者「あ……//や…ああん//」
……そんなこと言われても…もう、何回もいかされて…
私、もう…ま○こが…もうぐちゃぐちゃにぃ……//
しかも……まだ挿れてないのに…//舐められただけで…//
人外男「ん……?どうしたぁ…?欲しくないのかぁ?これが…」
そういい、ち○こを見せて私のま○こに当てる
女勇者「……ん!//」
人外男「ほらほら…ちゃんと素直に言わないと、挿れてやんねぇぞ……?
ほら…恥ずかしがってねぇで……良い子だから言ってご覧よ…?勇者ちゃん…?」
女勇者「や……//ああ〜……//」
……っという感じです、はい
まぁ、ざっと書いた感じなので…これ以上かもしれませんが…
こういうのでもいいよって方は、そして今までの表現説明文を読んでも、いいよって方はよろしくお願いします
※もくじ…(※おかしかったので修正しときました!)
・インキュバス…>>1>>2>>3>>4>>5>>6>>7>>8>>9>>10
・あかなめ…>>12>>13>>14>>15>>16>>17>>18>>19>>20>>21>>22>>23
・吸血鬼…
>>25>>26>>27>>28>>29>>30>>31>>32>>33>>34>>35>>36>>37>>38>>39>>40>>41>>42>>43>>44>>45
・アカマタ…>>47>>48>>49>>50>>51>>52>>53>>54>>55>>56>>57>>58>>59>>60>>61>>62>>63>>64>>65>>66>>67>>68>>69>>70>>71>>72>>73>>74>>75>>76
・淫魔の弟…>>78>>79>>80>>81>>82>>83>>84>>85>>86>>87>>88>>89>>90>>91>>92>>93>>94>>95>>96>>97>>98>>99
・天使…>>100>>101>>102>>103>>104>>105>>106>>107>>108>>109>>110>>111
・雪男と九尾の狐…>>112>>113>>114>>115>>116>>117>>118>>119>>120>>121>>122>>123>>124>>125>>126>>127>>128>>129
・男郎蜘蛛 前編(百鬼夜行 編)>>130>>131>>132>>133>>134>>135>>136>>137>>138>>139>>140
・男郎蜘蛛 後編(百鬼夜行 編)>>141>>142>>143>>144>>145>>146>>147>>148>>149>>150>>151>>152>>153>>154>>155
・酒呑童子(百鬼夜行 編)>>156 >>157>>158>>159>>160>>161>>162>>163>>164>>165>>166>>167
・人形…>>168>>169>>170>>171>>172>>173>>174>>175>>176>>177>>178>>179>>180>>181>>182>>183>>184>>185
・薔薇吸血鬼,ダリア…>>186
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19
- Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.177 )
- 日時: 2018/12/29 09:40
- 名前: みけ
−−−−−−−−−
__深夜1時。
それぞれ各自の場所に居た。
屋敷あたりは夜でしんっと静まりかえり…夜中の虫の声が響き渡る。
ある、大広間のとこに勇者とアゲハが座っていた。
真っ暗闇の中、そばに懐中電灯をつけて置いてある。
「……」
二人はほんの少しだけ距離を起き、体育座りで無言で座ってた。
勇者は、うつむいたまま。アゲハは少し頬を染めながら目だけで勇者を見ていた。
「……ねえ」
突然とアゲハは勇者に声をかけた。
勇者はそれに気づきアゲハのほうに向いて「ん?」っと返事した。
「……あんたさあ…なんであんな人形もってきたの?」
アゲハはそう聞いた。
すると勇者は「えっ?」っと言った。
その反応でアゲハは少し怒った顔をして勇者のほうに少し顔を向けた
「……ッ…えっ?じゃない!…なんであんなの拾ってきたのさ!
あんたがあんな人形拾ってきたからこんなことになっちゃったんだよ」
強い口調で小声程度に勇者に説教をした。
「…そ、そりゃあそうだけど…」
勇者はうつむいて気弱い声を出した
「……ッ」
アゲハはさらに睨む。
「あのねえ…普通に考えたらゴミ捨て場にあるようなもの拾ってはこないでしょ?バカなの?」
アゲハはキツイ言い方で勇者をせめた。
すると勇者は…
「…確かにそうだけど…でも、私ですらも分からないんだ…
なんで持ってきちゃったか…」
っとおどおどしくアゲハにいう
するとアゲハは…少し呆れた顔で睨み続ける
「…はあ?…なにそれ?それじゃなに?操られてたっていうわけ?」
「……わからない……」
「……」
勇者がそううつむいて気弱くいうと、
アゲハは少し黙った。
勇者はうつむいたまま…落ち込んでる顔をしてた。
それをみたアゲハは…少々気まずい顔になった。
…少し言いすぎたかな?っと思ったようだ。
そしてアゲハはため息をつぎ口を開いた
「…まあ、そんなこと今はいいさそれよりも今はあの人形がくるからどうするべきかっていう話だよね…
まあ大丈夫なんじゃないの?ここには強い味方もたくさんいるわけなんだしさ
人形の悪霊ごとぎが妖怪や悪魔にたてつこうなんざ、生意気だよ
だから大丈夫だよ」
っと、アゲハは勇者にそう元気づけた。
「……アゲハ」
「…だから、いつまでもそんなメソメソしないの
うっとおしい!」
っと気が強く言った。
すると勇者は…
「…そうだね…ありがとう、アゲハ!」
っと勇者は頬を染めながら笑顔でアゲハに言った。
するとアゲハは一気に頬を真っ赤にさせた。
「……ッ!//…べ、別にお礼言われるようなこと言ってないんだけど!//」
っと、言いそっぽ向けた。
「……」
そしてその間、無言だった。
アゲハは真っ赤になって顔を合わせなかった。
すると、突然勇者に変化が…
「…ん?あれ…なんか眠気が…」
といい、目をこする勇者。
今はもう深夜だそりゃあ眠くなって当然だ
勇者はウトウトした。
「は?ちょっと、アンタこの状況で寝るわけ?」
アゲハは呆れた顔で勇者にそうきく
「ダメなの?」
「ダメに決まってんじゃん!」
アゲハはそういうがしかし勇者は…
「大丈夫、ちょっと寝るだけ…仮眠だけだから…」っといって
アゲハの肩に頭を乗せた。
「…っちょ、ちょっと!?//」
寄り添いられて真っ赤になり焦る。
勇者はそのまま、アゲハの肩に頭のせて寝てしまった。
「……ッ//」
勇者の寝顔をみるアゲハ。ぎこちない表情になり真っ赤になって、身をカタカタとさせた。
(…ほんとに寝ちゃうなんて、ほんとこいつバカなの?//
しかも僕に寄り添うなんて〜!//)
心の中で文句をいうアゲハ。
すると突然…アゲハの中から何かが変わった。
「……ッ//」
アゲハは真っ赤になり目を細くしてうっとりと勇者を見つめてた。
心臓がドクンドクン跳ね上がってた。
呼吸もやや苦しそうになってた。
「……ッ//」
その目は自然とうる目になって見つめてた。
アゲハは勇者の唇をみた。
するとここでアゲハはあることに思い出す。
そう、それは…サトリが言ってたこと
『__素直になることも大事だよ』
…この言葉がアゲハの中で思い出す。
(………素直…に?…)
アゲハはぽつりと心の中でつぶやく。
するとアゲハは…
さらに心臓の音が大きくなり、呼吸も荒くなる。
そしてを震えながらも勇者に腕を伸ばす。
その伸ばした腕で勇者の頬を触れる。
勇者の顔を手であげた。
そして、アゲハは…唇を少し開けて勇者の顔に自分の顔を接近させた。
「……ッ//」
だんだんと鼓動が激しくなる。
そして、アゲハは勇者の唇に自分の唇を接近させてきた。
(……勇者…///)
アゲハはぽつりと心の中で呼ぶ。
そして今にもアゲハが寝ている勇者に、キスをしようとする光景だった…。
そのような緊張感がただよう甘酸っぱい雰囲気となってたが…
その一方、屋敷の外での見張りをしていた彼らはというと…
- Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.178 )
- 日時: 2018/12/29 10:31
- 名前: みけ
何事もなく、何かが起きるまで待機してた。
「勇者ちゃん、今頃アゲハとどうしてるかなあ〜?」
淫魔が突然言い出す。
するとそれにのってシフォンが言い出した。
「きっと今頃アゲハさんと仲良くお喋り中ですよ!
おそらくあの二人好きなことで盛り上がってそうです!
例えば…」
ここでシフォンは勇者とアゲハの一人二役になって演技芝居をはじめた
「『ねえ、あんたさあ、カップケーキ好き?(アゲハ)』
『カップケーキ?すきー!(勇者)』
『それじゃあ、作ったことはある?(アゲハ)』
『ないな〜(勇者)』
『ああ、そうなの!仕方ないな、それじゃ今度僕が作り方教えてあげるよ(アゲハ)』
『え!?ほんと!?(勇者)
『べ、別にそういう意味で誘ったわけじゃないんだからね!勘違いしないでよね!(アゲハ)』
…みたいな、感じで盛り上がってそうです〜!」
っとシフォンは楽しそうに淫魔に話した。
「うーん…そうかなあ?俺はついに我慢できなくなったアゲハが勇者ちゃんにー…
『もう我慢できない!抱かせてー!(アゲハ)』
『いやーん!アゲハのケダモノー!(勇者)』
って感じで今頃ギシギシあんあんしてお楽しみ中かも♪」
っと、淫魔は笑顔でさらりと一人二役演技しながら言った
それを聞いたシフォンは「おー!なるほどー!」っと何のためらいもなく言った
そんな会話をしている二人に対して雪男は…
「…あ、あのお…まず状況からしてその発展は難しいんじゃないでしょうか?
…というか、おふたがたがの勇者さんとアゲハ君のイメージに違和感が…(汗)」
っと、少し引き気味で冷静にツッコミをいれた。
二人はすっとんきょんな顔で「ん?」っと返事した。
そのようなことをしてる間に何かが近づいてきた
「…ッ!?」
雪男はその気配に感じた。
そして冷や汗をかく
なにかとても恐ろしく黒いオーラに身にまとってるものが後ろにいた。
「…雪男?」
「どうしたんですう?」
淫魔とシフォンは気づいてなかった。
雪男は…唾を飲み恐る恐る後ろを振り返ってみると___!?
「___きゃああああ!?!?」
突然雪男は…大きな叫び声をあげた。
そして雪男は倒れた。
「えっ!?雪男!?どうしたの!?」
「はわわ!?じ、事件ですー!早く皆さんに知らせないと!」
淫魔とシフォンはびっくりし慌てた。
すると何故か突然に淫魔とシフォンは体が動かなくなって、声も出なくなり
そしてそのままたおれた…。
……その黒いものが屋敷の中へと入った。
屋敷内には、吸血鬼とアカマタとクロネがいる。
「__ッ!?なんか入ってきたぞ!?」
「凄い霊気ッ!?これは絶対に手を抜いちゃいけないよ!」
「それよりもあいつらはどうしたッ!?」
吸血鬼とアカマタとクロネは大声をだして警戒した。
しかし…
「「「__ッ!?」」」
あっという間に三人とも、同じように固まり…
倒れてしまった。
その黒いものはどんどん何処かへと行く
黒いものが階段へあがる
そこに白蛇がきた。
「__ここから先は通しませn__」
白蛇が大声をだして何かを言おうとして、かまえた瞬間に
白蛇までも身動きができなくなった
(___っな!?これは金縛り!?)
そう金縛りだ。これにかかってた彼らも金縛りにあったにだろう
身動きができなくなった白蛇は冷や汗をかく。
(…く!… なにもできない!声もだせない…
…あ!視界が!)
突然視界が暗くなって行った。
(ダメです!そっちに行っては!あっちには勇者さんが!
あ!…っ…も、だめだ…意識が…あ……)
視界が完全に閉じた。
そして白蛇は倒れこみ気絶した。
その黒いものは勇者のいるとこへ向かっていった。
………
…一方、アゲハと勇者は…
あの、キスをしようとする光景の続きからだった。
「……」
唇と唇がわずかな距離で止まってた。
そしてアゲハはその唇を離した
(……ッ!//なにやってんだろ自分…//ばっかみたい!//)
っと顔を真っ赤にさせて不機嫌な顔になってた。
すると異変が起きた。
突然、懐中電灯の明かりが消えかかろうとしてた。
「…え!?ちょっと!?壊れちゃった!?」
アゲハはそのチカチカっと点滅させる懐中電灯を手で叩く。
しかし治る気配はなし。
その音で勇者は目を覚ます。
「… ん?どうしたの?」
っといい、のせた頭を肩から離す。
そして懐中電灯は消えてしまった。
「…っあ!…消えちゃった…」
ついに消えてしまった。
何度電源をいれてもつかない
「… え?壊れちゃったの?」
勇者はそうきいた
「…うん、そうみたい…もお、最悪…」
っとアゲハがぶつくさいってると…
(___ガタッ!)
「___ッ!?」
突然、出入り口の襖から大きな音が聞こえてびっくりし、二人は出入り口の襖の方に向いた。
- Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.179 )
- 日時: 2018/12/29 22:58
- 名前: みけ
…なにやら、ガタガタっと襖を揺らしだれかがこの部屋にはいろうとしていた。
しかし、襖は開かない。開かなくて無理矢理こじ開けようとしガタガタさせていた。
…しかしこの襖は、ドアではないから鍵はつかないし、入れないように出入り口をふさいでたりもしてない。
あるのは、この部屋に入ってこれないように…お札がはってあるだけだった。
襖の方に満遍なくいくつかお札がはってある。
このお札は霊にしか効かない。
霊以外である妖怪や魔物は普通にはいれる。
この屋敷には人間と式神と妖怪や魔物だけ。
___つまりは、この部屋にはいろうとしているものはこの屋敷以外の者だ。
…一気に寒気がしてきて恐怖感と緊張感が走る。
勇者とアゲハはガタガタと揺らす襖を無言でじっとみてた。
何回も何回もガタガタガタガタガタガタっと揺らす。
それは一分ぐらいやってた。
そしてその一分後……しんっと静まり返り、揺れはおさまった。
「……」
諦めたのか?っと感じたが…
しばらく警戒しながら見つめてると…
「___開ケテ…開ケテ…勇者チャン…」
…その襖の向こう側から、片言で喋る男の細く甲高い声が聞こえてきた。
「__ッひ!?」
吃驚して、勇者は腰を抜かし悲鳴をあげ背中を壁に強く打った。
その衝撃で物音がしてしまった。
……気づかれた。
「勇者チャン?ソコニイルノ?ココニイルノ?
ボク、探シタンダヨ、勇者チャンノコト…
デモ、見ツカッテ…良カッタ…良カッタ…」
襖の向こう側にいるそいつはそう言い…
再び襖を開けようとする。
(ガタガタ!ガタガタガタガタ!)
「勇者チャン、開ケテ…開ケテ…ココヲ開ケテ!オ願イ開ケテ!
ボクダヨ…分カルデショ?君ガ広ッテクレタ人形ダヨ、開ケテ開ケテ」
襖の向こう側にいる奴はやはりあの人形だった。
人形寺からここまでわざわざ来たようだ…勇者を探して。
人形はひたすらに不気味な声を出しながら襖をこじ開けようとする。
しかしお札が強力なのか、中々開けれないようだ。
だが人形は諦めずしつこくガタガタと揺らしあけようとする。
「___や、やめろおおおお!」
勇者は耐えきれずに大声をだし威嚇する。
だが、人形はひたすら開けて開けてっといいい繰り返し…ガタガタと揺らす。
「ちょ、ちょっと!?あんた好い加減にしなよッ!?」
アゲハまでも大声をだし威嚇した。
……すると、人形はやめた。
…静かになった。
今度こそ諦めてくれたのか?っと思ったが…
そうではなかった……。
(__ドンッ!)
「___ッ!?」
突然、大きな音を立てた。
襖の向こう側から人形は襖を力強く叩いてた。
__ドンッ!ドンドンドンドンッ!バンッ!バンバンッ!
人形は襖を荒ぶってるようにドンドンっと叩いていた。
「ア〜〜ケ〜〜テ〜〜!!ア〜〜ケ〜〜テ〜〜!!」
人形は不気味な大きな声を出し、襖を激しく叩く。
「うわあああああああッッ!?!?」
勇者は恐怖に耐えきれず悲鳴をあげる。
「開ケテーー!ユウシャチャーン!
ナンデ?ドゥシテェ?ボク、人間ニナルカラ!勇者チャンニ好カレルヨウニ人間ラシクスルカラ!ダカラ開ケテ勇者チャン!」
人形は意味不明なことを叫びながら襖を叩く。
「なにいってんだよ!?やめろ…お願い…もうやめてくれええ!!」
勇者は震えながら怒鳴り散らす。
「開ケテクレナイノ?ボクノコト嫌イ?
開ケテ…ネエ…開ケテ…」
少し悲しそうな声になった。
「開けるわけねえだろ!あっちいいけ!くんなああああ!」
勇者は震えながら怒鳴り散らし罵声する。
すると………。
「………ソウ」
っと一言ボソッと言い、叩くのをやめた。
「……」
また、急に静かになった。
だがまだ何かあるんじゃないかっと思い警戒する。
冷や汗がかき、息が荒く鼓動が激しくなる。
周りを見渡し警戒をする。
あたりはなにもなく明かりがない真っ暗な空間だった。
「……」
勇者とアゲハは警戒しながら無言のままあたりをみる。
すると……
「__ッ!?」
アゲハが突然体を跳ねらして瞳孔をひらいた。
そして…頭をがくっとさせた。
勇者はアゲハの様子に気づいた。
「アゲハ……?」
アゲハから返事はない。
そして………
アゲハはこちらにゆっくりと向き…
突然アゲハは勇者を押し倒した。
「___ッ!?」
押し倒されてアゲハは勇者をおいかぶさるようなたいせいになり勇者を見つめた
「あ、アゲハ!?」
突然のことで吃驚。
するとアゲハの目をよく見てみると…瞳に光が全くなく虚ろな目だった。
「………勇者…すき…だよ…だいすき…」
っと、アゲハ(?)はゆっくりとした声でいった。
「__ッ!?」
勇者はここで気づいた。
(アゲハ…じゃない!?まさか…憑依されたッ!?)
勇者はそのことに気づいた。
アゲハはどうやらあの人形に体を乗っ取られたようだ
「アゲハ!目を覚ませ!アゲハ!」
勇者は必死にアゲハを呼び声をかけた。
だがそうはうまくいかなく、元のアゲハは戻ってこない
「…勇者…スキ…大スキ…大スキ…
ズット一緒にいようね…」
っと、アゲハ(?)はそういって、無理矢理勇者にキスをしてきた。
「__んぐ!?」
アゲハの唇はとても柔らかかった。
アゲハ(?)は、勇者の口にキスをしただけでなく、舌をいれてくちゅくちゅっとかきまわした
「んぐ…//…ふ//」
「…ん//…勇者…//んむ…ン…だいすき…//」
そしてアゲハ(?)は、体を寄せて…身を動かしてきた。
口の中を長く満たしたあと…
唇を離す。
「ぷはっ」
口を離した瞬間、糸が引いた。
そして、アゲハは操られたまま…勇者の服を脱がしてきた
「ちょ!アゲハ!?//やっ!待って!
やめろ!戻れ!」
アゲハ(?)は勇者の胸元を露出させ…アゲハ(?)はその胸に顔をよせて
舌でなめまわした。
「…あっ//」
胸を舐められて少し感じた。
「……ッ!アゲハ…!//…あ!//…
か、返して!おねがい…アゲハを元に戻せ!
アゲハの中からでてってくれ!あ!//」
だがアゲハは戻らない。
アゲハは勇者のパンツの中に手をいれて…
あそこに指で触り弄くり出す
「やん//…あ//…アゲ…ハ//やめ!//
あ…//」
吐息をつぎ乱れる。
勇者は憑依されたアゲハに襲われる。
「…ッ!アゲハ…お願い…
返して!アゲハを返してくれ!…あ…//」
勇者は感じながらも抵抗して人形にいう
「アゲハは関係ないだろ!お願いだ!
私を連れていくなりなんなりしてもいいから!
だからアゲハを返してくれええええ!!」
っと、力強くおおきく叫んだ。
すると……。
「……」
アゲハはガクっとなり、倒れ気絶した。
「……アゲハ?」
アゲハを呼びかけ…身を揺らすが起きない。
命には別条がなく安心した。
(__ガタッ)
「…ッ!?」
突然とまた襖の方で音がした。
「…開ケテ…勇者チャン…ソノオトコノコ、返シタデショ?
ダカラオネガイ………」
人形はまたあの不気味な声を出しながらいった。
「……」
どうやらアゲハからでてくれたようだ。
勇者は、無言でアゲハを丁寧に床に寝かせ…
ゆっくりと立ち上がりその出入り口の襖の方へと向かった。
その途中アゲハは目を覚ます。
「……っん」
目をさますと、勇者はあの襖の方へと向かっていってるのがみえた。
人形のとこに行くのがわかった。
「__ッ!?」
アゲハはそれをみて驚く。
(__あいつ、なにしてんの!?)
っと思いアゲハは勇者を呼び止めようとした
「__ッ!」
声をだそうとした瞬間声が出なかった
- Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.180 )
- 日時: 2018/12/29 23:42
- 名前: みけ
(え!?ウソ…声が出ない!?どうして…
しかも…体が動かない…!これってもしかして…金縛りッ!?)
アゲハは冷や汗をかき驚いた表情となった。
アゲハは金縛りによって身動きもできない、声も出せない状態となった。
(…くっそ!止めなきゃ!勇者を止めなきゃ!
でも、できない!どうして!なんでこんな時に限って!
あんた、その人形のとこに行ったら道ずれにされるんだよ!?
わかってんのッ!?)
アゲハは心で勇者に叫ぶ、しかし届かず
勇者は人形のとこにいく
勇者は襖の前にきて立ち止まった。
そして…………
襖にはってあったお札をはがした。
「__ッ!?」
アゲハはそれをみて驚く。
勇者は次々とお札をはがす
ベリ…ベリ…ベリ…
無言でひたすら剥がし続けてた。
(…あ、あいつなに考えてんの!?お札を剥がすなんて…
馬鹿なんじゃないの!?ほんと…やめて…
勇者…どうしちゃったの!?)
アゲハは冷や汗をかき様子のおかしい勇者を見続けた。
お札は全部剥がれ、勇者はその襖をあけた。
するとそこには…
あの大きくなった等身大の人形がいた。
「___ッ!?」
アゲハははじめてみる。
その等身大となったおどろおどろしい人形の姿を
人形はさらにおどろしくなり黒いもやが全体にかかってた。
「勇者チャン…ヤット開ケテクレタ…
会イニキテクレタ…ウレシイ…ウレシイ…」
人形はそういい勇者に手を伸ばす。
「……」
勇者は無言で見つめた。
「勇者チャン、大スキ…ボク、人間ニナリタイノ…
人間ラシイコトシタラ…ボクノコトスキニナッテクレル?
愛シテクレル?必要トシテクレル?」
人形がそういうと勇者は黙ってこくっと頭で頷き返事した。
それを見たアゲハは(__ハアッ!?)っと反応した。
(…嘘…あいつほんとどうしちゃったの?そこまで操られちゃったの!?
あんなの普通じゃない変だよ!目を覚まして勇者!)
今度は逆にアゲハが勇者に語りかけた。
だが声にはだせてないので届かない…
そして人形は勇者にキスをして、押し倒した。
「勇者チャン、大スキダヨ…
コウスレバ、人間ラシイヨネ?人間ハコウイウコトスルンデショ?
ボク、スルヨ…デキルヨ勇者チャントナラ…
ダッテ大スキだから」
っといい、人形は勇者の体を舐めまわした。
人形のわりには柔らかくて暖かかった。
「勇者チャン… 勇者チャン…キモチヨクシテアゲルネ」
っといい、どんどんしたにいき
股を開かせて、女性器を舐めまわしてきた。
「…ン」
ぴちゃぴちゃっといやらしい音をたてる、
人形なのに舌が柔らかくて気持ちいい。
体が小刻みに揺れて感じる
「…ん//…あ…は…//」
勇者はひたすら喘ぎ声をだす
「勇者チャンキモチイ?」
「あん…//はあ…ああ…//」
何度も舌でせめる人形。
そして…勇者を後ろにした。
なんと、バックの体勢となった。
人形は人間のように勃起させた男性器を飛び出して、
女性器に挿れようとしてきた、
「勇者チャン、モットキモチイイコトヤッテアゲル」
っといい男性器を挿入。
「あ!//あああああ!//」
男性器が挿入してきビクビクっと感じる。
そして人形は激しいピストン運動をしてきた
「 やん!あ//…あああ//」
中を激しく突かれて満たされる。
痺れるほどきもちい
「トテモ、カワイイ…」
「いや//あんっ!//はあ…あああ!//」
何回もつつきまくる。
そしてやがて…
「__ああああああッ!!///」
イってしまった。
勇者は人形のペ○スでいった。
もちろん人形からには精子はでなかった。
「はあはあ……//」
吐息をはきぐったりする勇者。
「勇者チャン、キモチヨカッタ?僕ニハワカラナイケド…
コレデ僕ノコトスキニナッテクレタ?勇者チャン」
「……」
呆然とする勇者。
そして人形は男性器を抜き、終えた。
人形は勇者を抱いたあと、そっと優しく後ろから抱きしめて耳元で囁く
「勇者チャンコレデモウボクノコト捨テナイ?
勇者チャンハ本当ハトテモヤサシイコ、モノヲ大切ニスル子ダッテワカルカラ
大丈夫ダヨ、ダカラネ、勇者チャン…
僕トズット一緒ニイテ、ズット…」
っと甘く囁くが…
とても恐ろしい光景だった。
そうして人形はどんどんと勇者を洗脳する。
それをアゲハはなにもできなく悔しい顔をして人形を睨む。
- Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.181 )
- 日時: 2018/12/30 02:00
- 名前: みけ
「勇者チャン、スキダヨ…
愛シテル、ダカラズットイヨウ…
ズットズット、永遠ニ……」
「……」
「 勇者チャン、疲レテルデショ?モウ休ミタイデショ?
僕ガ休マセテアゲル、癒シテアゲルカラ…
ズット僕ノソバニイテネ…勇者チャン」
「…」
人形はそう囁きかけ、勇者を取り込もうとしていた。
すると突然、勇者の周りから黒いもやが湧き上がり勇者を飲み込もうとしてた
「__ッ!?」
アゲハはそれに気づき反応した。
その黒いもやが飲み込もうとしてる間、人形は勇者を自分の方に向けて抱きしめてまた囁いた。
「…勇者チャン、サア__コッチニキテ…一緒ニ過ゴソウヨ…
コッチナラ誰モイナイシ、静カダヨ、嫌ナコトナンテナニモナイ
僕ット一緒ニアッチニイコウ」
人形は恐ろしいことを口にして勇者を連れ去ろうとしてた。
そう、あっちというのはあの世のことだろう…
(__あ、あいつまさか!?連れて行く気じゃ!?
そんなのダメ!絶対にだめ!勇者!目を覚まして勇者!!)
アゲハは心で呼びかけるが無理であった。
勇者はどんどんと飲み込まれて行く
「勇者チャン…コレデズット一緒ダヨ…
モウナニモ苦シマナクテモイインダヨ…
僕ガズットソバニイルカラ…
ダカラ僕ヲ捨テナイデズットソバニイサセテネ、愛シテネ勇者チャン」
「……」
勇者は無言でずっとそれを聞いてた。
そしてアゲハは冷や汗をかき慌てた様子だった。
(どうすればいいの!?勇者!お願い!連れていかれちゃうよ!勇者!!)
アゲハは必死に心で叫ぶ。
−−−−−−−−
そして、一方人形寺の坊さんはようやくきた。
「__ッ!?」
坊さんは倒れてる淫魔たちをみて立ち止まり驚く。
「…こ、これはどういうことだ!?お、起きなさい!」
坊さんは淫魔たちを起こした。
すると…目を覚ました。
「……ん?」
彼らは重たそうな体を起こした。
「……ん〜?もう朝ですか〜?」
「ふあ〜………あれ?ねえ、デザートまだあ?」
っとシフォンと淫魔は寝ぼけてた。
「…な、何を言っとるんだ…君は…(汗)」
坊さんは淫魔に突っ込む。
「……」
そしてぼーっとしてる雪男
すると雪男ははっと我に帰った、
「__ッ!?いけない!勇者さんが!
あ、あのお!人形が!人形がきました!」
雪男は坊さんに慌ててそう告げた
「なに!?それはまことか!?で、人形はどこに!?」
坊さんは雪男の言葉に反応して、慌てた様子できいた。
「屋敷の中だと思います…
でも中には吸血鬼さんたちやあと、白蛇さんがいるので
仮に何もなければ人形は捕まってるかと…
でも、もしもそうじゃなければ今頃…勇者さんは…」
たんたんとはなす雪男。
坊さんは難しい顔をした。
「……何はともあれ、人形は屋敷の中にいるんだろ?
早く人形を見つけ出し捕まえよう…
…さもなければ…あの子は大変なことになるぞ…!」
坊さんは冷静な口調でそういった。
「……」
すると緊張感がはしり、流石の淫魔やシフォンも真面目な顔をした。
そして一緒になり屋敷の中へはいった。
屋敷の中にはいると、吸血鬼たちが倒れてるとこを発見し起こした。
「…全く…まさか俺たちまでもがまんまとやられるとはな…」
「チッ、たかが人形…いや、悪霊の分際でッ!」
「しかしまさかここまで力が強かったとは予想外だったよ…」
っと、クロネ、吸血鬼、アカマタの順でそう呟いた。
吸血鬼に至っては機嫌が悪い。
「まあそれはともかく、次は白蛇さんを見つけよう…
白蛇さんはどこかね?」
っと、坊さんが聴くと雪男がこたえた
「二階のほうです!そこに勇者さんが大部屋にアゲハ君と一緒になって待機してます!」
「そうかい、ありがとう妖怪の坊や…では、さっそく二階に向かうぞ!」
っと坊さんはいい、二階にいこうとした。
−−−−−−−
……そして、アゲハはというと
冷や汗をかき人形を睨んで、慌ててた。
(どうすればいい!?どうすればいいの!?)
勇者はどんどんと飲み込まれて行く。
黒いもやがみるみるとおおきくなる。
そして、アゲハはあることを思い出した
(__ッ!?そうだ!?確か昔、魔界にいた時に本で読んだことがある!?
確か…魔力は霊力よりも力は上だとかなんとか…
でも、便利なのは霊力ではあるが…力の差だけなら魔力の方が断然上だとか…)
そう、アゲハは昔調べたら知識を思い出した。
(いや…だからといってこいつがかけたこの金縛りを解くことができるかは疑問だ…
それに僕はあくまで低級の悪霊だし、インキュバスの成り果てと言われている…
そんな僕がこれを解除できるほどの魔力がだせるかどうか……)
アゲハは悪魔の中での段階クラスや、自分のコンプレックスを思い浮かべて少し自信がなくなった。
(って、何弱気になってんのさ!今目の前で勇者が連れてかれそうなときに!
そんなことやってみなきゃわかんないしょ!僕!
…クッ!だめもとで一か八かやってみるしかないッ!
勇者を…助けたいッ!)
アゲハはそう決意を抱き、一か八かやってみた。
動かせない右手に全身を集中させ…魔力を湧き上がらせた。
すると、右手から魔力と思われる力の光…がでてきた。
(……ッ!とにかく…今はここに魔力を溜めさせて…
その溜まった魔力でこの金縛りを解くッ!
そしてあいつから勇者を引き離すッ!)
アゲハはそう考え魔力をためさせてる手に一斉集中をした。
冷や汗をかき力をいれていた。
(…ッ…ぐ!)
これでどうにかなるのか。
一か八かのチャンスだった____。
−−−−−−−−
そして一方、二階へあがった彼らは白蛇もみつけ起こした。
「白蛇さん!大丈夫ですか!?」
雪男が心配しつつ声をかける
「え、ええ…」
白蛇は重たい体をゆっくりとおこす。
「しかし、白蛇さんまでやられるとはな…」
っとクロネがいうと白蛇はあの時のことをかたった
「…少し油断してました…まさかあんなにも強かったとは…
動きを止めようとしたその時に強い力で金縛りになり、
身動きも声もだせず…やがて視界がみえなくなり
気づいたら気絶してました…」
白蛇がそうたんたんとかたってくと
「そうだよ!その金縛りで俺たちも身動きも声もなんもできなくなった!」
「そして気絶してたんだよね僕たちも…」
クロネとアカマタがそういった。
「これはマズイ…早く急がないと!あの子のとこまで案内してくれ!」
坊さんがそういうと、白蛇は「ええ、わかりました」っと返事した。
そして吸血鬼がめちゃくちゃ不機嫌で
「チッ!ふざけやがって!」っと吐き捨てて
淫魔は「勇者ちゃん…」っと心配する。
「さあ、行きましょう!勇者さんが連れていかれないうちに!」
白蛇がそういい、みんなはその部屋まで行った。
- Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.182 )
- 日時: 2018/12/31 23:29
- 名前: みけ
−−−−−−−−
……アゲハの方は、魔力をまだ溜めてた。
早くしなければ勇者は連れていかれる。
それを早くふさがなければっと必死だった。
どんどん魔力が溜まってきて、終いには溜まってきた魔力の波動がバチっと感電した。
「__ッ!?」
これは完璧に溜まってきた状態。
チャンスだ!っとおもいアゲハはそれを握りしめて…
盛大に力を込め…金縛りを解除させようとする意思の念力をこめさせた。
……すると、バッチィーーン!っと激しい感電の音がなり出し、
アゲハは素早く起き上がった。
__金縛りは解除でき、無事…一か八かで成功した。
「…ッ!?」
そのことで人形は気づいた。
アゲハはまっすぐ人形をみた。
「………人形…勇者を連れていかせはしないよ…」
っと、言い…近づいて行った。
すると人形は悔しい顔をし、またアゲハに金縛りをかけようとした
っが、しかし…今のアゲハには効かなかった。
そのことで人形は驚く。
そしてアゲハは、何事もなかったように人形に近づいてった
「…無駄だよ…今の僕には魔力が備わっている、だから金縛りをかけようとしてもそれは無効だ…」
アゲハが自信満々にいうと、人形は「…ッ!」っと悔しい顔をする。
「…さあ、勇者を返してもr__」
その瞬間、突風のような勢いがきた。
「__来ナイデッ!!」
人形は大きく叫ぶと、一気にぐんっと力強い突風がきてアゲハにあたり
アゲハは前に倒れ転んだ。
「___ッ!」
アゲハは体を強く打った。
「……っ…あ、あんたねえ…!」
っと人形を睨みいいながら、体を起こそうとすると…
「__勇者チャンハ僕ノモノ!誰ニモ渡サナイッ!
ゼッタイニ連レテイク!ボクヲ止メルナ!ボクハ勇者チャンノコトヲ愛シテルンダアアアアッ!!」
っと大きく叫びまたあの突風がきてアゲハを襲う。
「……ッ!」
起き上がろうとしてた体が抑え付けられて、床に押しつけられた。
そしてその突風がやむとアゲハはまた体をカタカタなりながら維持でも起こした
「…あ、あんたねえ…それ本当に愛だと思ってんの?
だったら馬鹿なんじゃないっ?!」
ようやく体が起き上がり、ヨタヨタしながら近づいてった
「あのねえ…あんたのやってることは自分に都合の良いことをして、
勇者をいいように支配しようとしてるだけ!」
「___ウルサイッッ!!」
またあの突風がきてアゲハは倒れた。
「…っぐ!?」
そしてまた体を起こして近づこうとする。
「…… ッ!…良い?よく聞きな人形!
あんたは人間らしくすれば勇者に好かれるとか思ってるけどそれも大きな勘違い!ただ人間らしくすればいいってもんじゃない!
そりゃあ僕たちも人間じゃないから人間のことはわからないよ
だけどあんたのやってることは全然人間らしくもなんともない!
ただの身勝手な自己満足のためだけにやっているだけの行為だッ!!」
アゲハは強く人形にいうと…
人形はどんどん発狂して攻撃をしてきた
「__ウルサイウルサイウルサイ!!」
また突風がきてアゲハを突き飛ばす。
「__ッ!」
そしてまた起き上がり、よたつきながら人形に近づいてった
「……それに!あんたは勇者のことを愛してなんていない!
あんたはただ自分が可愛いだけ!自分が大切なだけ!ただの自己愛!
そんなもの愛なんて呼ばないッ!!」
アゲハは人形にそう叫んだ。
すると人形はまた叫び抵抗した
「___ウルサアアアアアアアイッッッ!!!」
今度は物凄い力で突風がきてアゲハを大きく突き飛ばした。
そして、突き飛ばされたアゲハの背中は壁に強く激突した。
「__っかは!?!?」
強く背中を打ったことにより、その衝突で口から血をはいた。
壁には大きな穴が空いてた。
アゲハはそのままずるずるっと落ちて身をピクピクっと痙攣させてた。
しかし、アゲハは諦めなかった…
いじでも無理矢理に体を起こし…脇腹を抑えながら口から血を流した状態で近づいてった。
「はあー…はあー…」
ダメージをおい、息を切らしながらもゆっくりと近づきこえをだす
「……あんた…好い加減にしなよ?
勇者はあんたのものじゃないんだからッ!」
っと睨みながら強くいうと
人形はまたアゲハに攻撃をしてきた。
「__クルナアアアア!」
「__ッ!?」
「__アッチイケエエエエ!!」
「__ッかは!?」
「__オマエナンテ、死ンジャエエエエッッ!!」
「__っぐ!」
三連続、アゲハをあの突風で襲いかかり…アゲハを突き飛ばした。
「 はあはあ……」
アゲハはボロボロとなり瀕死状態…
だがしかし諦めはしなかった。
ボロボロになった身を起こしてまた近付いてった
「…アハハ…死んじゃえとか言われたよ、こんな人形の邪霊にね…
マジ、ウケるんですけど…」
アゲハはボロボロなのに何故か余裕の表情を見せた。
アゲハは勇者のほうをみた。
「………ねえ、勇者…聞こえてるんでしょ?
お願い、聞いて…
あんた、ほんとそれでいいの?
あんたここで終わらせるつもり?こいつと一緒にいくわけ?
もしそうだったらふざけないで!!
あんた、何考えてんのさバカじゃないの?」
アゲハは勇者にそう語りかけた
「……」
だが勇者からには返事がこない。
「あんた、こいつと一緒にいくってどういうことかわかってんの?
あの世にいっちゃうんだよ?
例え生きたままでもあの世にいっちゃったらそれって死んだことと変わらないじゃないッ!!」
「……」
アゲハはたんたんと勇者にキツい口調ながらも説得をした。
「あんたはそれで良くてもこっちが困るの!
そこんとこわかってんの!?
あんたがいなくなったら困るの!」
っと強く強くアゲハは語りかけた。
「__チカヅクナ!」
人形はアゲハにまた攻撃をしてきた。
「__ッ!」
また倒れたアゲハ…
だが無理矢理起きあがる。
床に血がぼたぼたと垂れてくる。
アゲハはどんどん息が上がる。
「……ッ!ねえ…勇者…
あんたは、僕のことあまり良い印象ではないかもしれない…
いつもいつもあんたにキツくあたっちゃってるし僕はこんな性格だから…
でも、でも…僕や僕達はあんたのことを必要としてる!
それは決して悪い意味じゃないと思う!
いつもバカやっててあんたを困らせてるけどもでもだからってあんたを大切にしてないわけじゃない!
お兄ちゃんはあれでもあんたのこと凄く大好きだし!頑張ってる!
吸血鬼だってあんな怖いけどあんたのために色々やってくれてる!
他のみんなだってそうでしょ!?あんたを大事にしてるでしょ!?
僕だってあんたのこと好きだよ!大事におもってるよ!」
アゲハは目を潤ませて泣きそうになりながらも説得をした。
「…で、でも勘違いしないでよね!
別に特別な意味でお兄ちゃんたちと同じ意味で好きだよって言ったんじゃないんだから!仲間としての意味でいったんだからね!」
っと、いつもながらのツンデレな発言をした。
(…ってこんなときになにいっちゃってんの…自分…)
っと自分に突っ込む。
- Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.183 )
- 日時: 2018/12/31 23:57
- 名前: みけ
「ねえ、勇者!答えて!
あんたは…あんたは、僕たちのことどう思ってんの!?
好きなの?嫌いなの?どうなの?一緒にいたいの?」
「……ッ…」
すると勇者は少し反応をした。
叫ぶアゲハ…そんなアゲハに人形はまた攻撃をした。
「__ヤメロオオオ!」
「_っぐ!」
あの突風で押さえつけられる。
床にへばりつく…
アゲハは床にへばりつきながらも勇者声をかける
「勇者……お願い答えて…返事してよ…
僕はあんたを助けたいんだよ…
この気持ちに気づいてこたえてよ…勇者…
ねえ…あんたは…
僕たちのこと…好きなの………?」
アゲハが小さな声で説得をする…
すると………
「____好きだよ」
…勇者の声が聞こえた。
「__ッ!?」
勇者の声が聞こえて反応をしたアゲハ。
そしてようやく我を取り戻した勇者はアゲハのほうに振り向いた
「…私は、仲間のみんなのことが大好きだよ!
もちろん…アゲハのこともねッ!」
っとそこにはいつもの勇者がいた。
勇者は笑顔でアゲハにそうこたえた
「……………ゆう…しゃ…」
アゲハは唖然とし呼んだ。
ようやく我を取り戻してくれたと感じアゲハはほっとする。
まさかの展開で勇者を連れていこうとしてた人形は唖然となり吃驚していた
「…ウ、ウソダ……ソンナ…勇者チャン…ドウシテ…」
人形は絶望感を感じわなわなとさせていた。
「勇者チャンドウシテ?ソンナニソノ、オトコノコノ方ガ…良イノ…?
ソンナニ………」
っと勇者にきく人形…
勇者は人形に顔を向けた
「…そう言うわけじゃないよ、ただ私はこっちの方がいいと思っただけ
それに…私は君と一緒にはいられないよ
だって私は君のものじゃないから…」
っと優しくいった。
すると人形は…
「…ソウ…ソウナンダ…
キミモ僕ヲステルンダネ…キミマデモ……」
様子がおかしくなり異常にも真っ黒だったもやが今度は怒りに染まったかのように現し、真っ赤になった。
「…っな!?」
それをみて驚き慌てる勇者。
人形はもう誰にも止められない状態となり、暴走をはじめた
「ダッタラ…君ヲイマスグニデモ殺シテアゲルヨ…
ホントハ、痛ミモ苦シミモナク連レテッテアゲヨウトシテタノニ…
残念ダ…デモネ、僕ヲ裏切ッタキミガ悪インダヨ?
僕ヲ二度モ捨テヨウトシタンダカラ…
ダカラ…
____死ンジャエ…………」
かなりドスの効いたおどろおどろしい声をだし、死んじゃえっと言った
「___ッ!?」
そして人形は勇者に襲いかかろうとした。
「__勇者!!?」
アゲハは勢いよく勇者の名前を呼び焦る
「__きゃああああ!!?」
人形が襲おうとしたその瞬間___
「___そこまでだッ!!」
っと、誰かがこのピンチの時にガラッと襖をあけた。
そして……
「___ッギャアアアアアアアッッッ!!?」
人形にお札をはり、人形は大きく苦しがり断末魔をあげて倒れた。
- Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.184 )
- 日時: 2019/01/03 10:47
- 名前: みけ
…そして人形は床に倒れたまま、身動き一つもしなくなった……。
「……」
勇者とアゲハはその倒れた人形を唖然と眺めていた…
そして、その人形にお札をはって勇者を助けてくれた者がはいってきた。
「…大丈夫ですか?」
っと、声をかけた。
見てみるとそこには、白蛇がいた_____。
「白蛇さん!?」
勇者は驚きの声がでた。
そして勇者は…「はい、大丈夫です…」っといった。
すると白蛇の後ろから淫魔達がゾロゾロっとないってきた。
「勇者ちゃーーん!大丈夫うー!?…って、わあ!?アゲハ!?」
淫魔が先に入ってきて勇者に声をかけたものの、
ボロボロとなったアゲハに気づき驚いて声をあげた
「勇者さん!大丈夫でしたかー?って、アゲハさん!?どうしたんですか!?
その傷!?」
シフォンも入ってきて同じくアゲハのことをみて驚く。
吸血鬼やアカマタ達も驚いていた。
勇者も今頃、アゲハの怪我に気づいて…心配と申し訳ない顔をする。
「アゲハ!?大丈夫!?」
「なにがあったんです!?」
淫魔とシフォンは慌てながらそう聞いた。
「別に?ちょっと擦って擦りむいただけだしぃ?」
っとアゲハは腕を組み真っ赤になって嘘をついた。
「おいおい…いくら擦りむいてもそうボロボロになるか、普通…」
っと吸血鬼は呆れたようにため息をついで突っ込んだ。
するとその後ろから坊さんがきた。
「ああ、無事助かったようだねえ…」
っと坊さんは安心して中に入ってきた。
「ええ、どうにか間に合いました…」
「それは良かった…」
白蛇と坊さんは話す。
そして坊さんはその倒れた人形をみた。
「…実はだね、この人形についてまた色々と調べてみたんだよ…
するとね、色々と分かったことがあったんだ…」
突然に坊さんはこの人形のことについて詳しく話した。
「この人形はね…ずっとずーっと古くからいた人形でね…
それはもういろんな人へと渡っていったんだよ…
だがね?人というものは大切にしたり可愛がるのはその時だけで…
いずれか飽きてはもう見る気もなくなり、やがて忘れさられてはおいてかれたり捨てられたりされていた…
いろんな人へと渡っていったというのはそういうこと…
とても残酷で悲しいもの…」
坊さんがそのことを離すと突然空気がかわり…
さっきまでの恐ろしかった雰囲気とは別で…
どこか儚く、悲しい雰囲気となった…。
「…人形はそうやって何回も何回も繰り返されるうちに
やがて…意識と感情が湧き上がり魂ができてきた
この人形はとても可哀想な人形でね
人間のそのものを大切にしない身勝手さで悲しみやら怒りやらのいろんな感情がでてきた…『 どうして僕を捨てるの?あんなに愛してくれたのに…』
『寒い…痛い…苦しい…どうして人間は皆、この気持ちに気づいてくれないの?
こんなにも痛くて寒くて苦しいのに…』っと、人形はそう思ってたらしい…
どうすれば自分を受け入れてくれるか?どうすれば捨てないでくれるか?考えてたようで…その結果綺麗な姿なら大丈夫だろうとおもい、本当はもうボロボロなのに綺麗な姿のままに見せていたのさこの人形は…』
人形をみた。
確かに…人形は、もう古びた感じのボロボロな姿だった。
これが本来の姿だったのだ…
人間にひろって気に入られようと綺麗な姿にみせてたようだ…
「ここでわかったことなのだが…人形は、どうやら勇者さんに惚れてしまってたようだね…」
「…え」
坊さんからその発言を聞いて驚く勇者。
坊さんは話を続けた
「人形は、勇者さんが今までみた人の中で一番優しくて自分を愛してくれそうな魅力的な人に見えたそうだね…
まあ感情をもったわけだ、いくら人形でも誰かにそういう感情をもってもおかしくはない…だからこそ、そこに恋愛感情もはいってしまったから
余計に君を必要とし、自分を必要としてほしかっただろうね…
しかし今となっては人形としても…男としても…儚いもので終わってしまったみたいだけでもね………」
「……」
勇者は、人形の顔をよくみた。
すると、よくみると人形の目からには…涙がでていた
それをみた勇者は人形の髪にそっと触れて頭をなでた
「……そうだったんだ…気づかなくてごめんね…
あと、捨てちゃってごめんね……
だけど、いくら必要としてほしいからって誰かを道ずれにしちゃだめだよ…」
そう優しく声をかけてなでる。
しかし、人形からには返事はない…
ただ、ぽつりっと涙が流れただけだった。
「……勇者、あまり同情はしない方がいいぞ」
っと吸血鬼は勇者にいった。
「そうだね…いくら可哀想でもこういうものは同情してはいけない…
霊というものは、へたに同情してしまうと後が大変だからね…
どうにもできない場合は、同情しない方が相手にとってもいいことだ…」
坊さんも勇者にそういった。
「……」
勇者は黙る。そして、その手を離した
「さて、この人形はまたこちらで引き受けるよ
今度はもちろん…しっかり供養してね……」
「……」
坊さんがそういうと、勇者は悲しい顔をしてだんまり…
なんとも、静かで悲しい雰囲気に場は包まれてた。
誰一人も声はださない
そして、勇者はアゲハのほうに振り向いた
「……アゲハ」
「な、なに!?」
勇者はアゲハに声をかけると突然アゲハは吃驚し返事をする
そして勇者は柔らかく微笑みながら…
「…ありがとう」っと言った。
するとアゲハは一気に真っ赤になった。
「な、なに言ってんの!?//
別にお礼されるほどのこと僕やってないんだけども!//」
っとアゲハは強くいった。
すると勇者は首を左右にふって…
アゲハの手を握った
「アゲハは、お礼されるほどのことをやったよ…
だからね、言いたいの…ありがとうアゲハ!」
っとまた笑顔でいうと
アゲハは口ごもり真っ赤になる。
「__ッ!///ふんっ!//」
っと、言いそっぽをむいた。
すると白蛇は微笑んだ
「ふふ、では一件落着したということで…
人形はまた坊さんのとこに授かってもらい
アゲハさんは、その傷を手当しましょうね」
っといいアゲハにちかよった。
____こうして、騒動は一件落着とつき治まって解決した。
人形は人形寺にまた置いてき。
今度はもちろんちゃんと供養をした。
しかし、その三日後…人形は燃やされる前に忽然とまたどこかにいってしまった。
また勇者のとこにいったのかと思ったがそうではない。
しかしどこを探しても見つからず行方不明だった。
もしかしたら、勇者を諦めてまた他の人のとこにいこうとして彷徨ってるんじゃないか?っと考えられてた
だがしかし、人形はどこへいったかもわからずずっと行方不明のままだった。
____その一週間後。
- Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.185 )
- 日時: 2019/01/03 10:45
- 名前: みけ
−−−−−−−−−
土手のところに…
アゲハとサトリが一緒にならんで座ってた。
あれからというものの…
もう心霊現象はなく、平和となっていた。
アゲハはもう怪我の方は治っていた。
「…人形の件…もう解決したみたいだね」
サトリはアゲハに声をかけた。
アゲハは風にたそがれながらぼんやりとし、返事をした
「……うん、そうだね」
少し素っ気ない返事をした。
「…結構、大変だったみたいだね…
なんとなく分かってたけどもそれが予想を上回ってたとはね」
サトリは空を見上げながらアゲハにいった。
するとアゲハは少し下にうつむき声をだす
「うん、実際に僕自身も驚いてたよ
まさか心霊類である人形が、低級の悪魔とは互角といっていいほどの強さをもっていたからね…
霊は怨念や邪念が大きければ大きいほど力強いものとなり、
妖怪や悪魔に近い存在になるって知って驚いたよ」
「うん、そうだね…まさか念や想いだけでそこまでなるもんね…
実際に人間から妖怪になったりする話もあるし
人間が悪魔になった話も聞いたことがある
だから霊も力によれば妖怪や悪魔になっても変じゃないね
それにそもそも霊類なのに妖怪とされてる妖怪もいるしね」
「…うん、ほんと人間や霊ってものはバカにできないね」
二人はたんたんと静かに風にたそがれながら話し合ってた。
そしてサトリはアゲハの方を見た
「っていういか、アゲハはそういうことまでは知ってなかったんだね、意外
…前に魔界にいた頃、色々勉強してたって聞いたからてっきりそういうことも知ってたのかと思っていたよ」
っと聞くと…アゲハは目だけでサトリの方を向いた。
「…まあ…ね…
僕でもまだ知らないことはまだまだ沢山あるよ
それに勉強してたっていっても…あくまで本や辞書などを読んで知ってかじった程度だからね…」
っと、ぎこちない笑顔で答えた
それを聞いたサトリは「そっか」っといった。
するとアゲハは目線を戻しサトリに色々話をした。
「…それに、僕は落ちぶれてるインキュバスだから色々なめられてたりもしてたし…差別なんて当たり前だったな…友達もいなかったし…
だから一人の時は常に本を読んだりして知識を身につけてたな…
落ちこぼれ、落ちこぼれって言われ続けられてたから…
ご飯も一人だったし…どんな時も一人だった…
僕は低級どころか落ちこぼれだからね…」
「……ッ」
アゲハのコンプレックスでありネガティブな発言を聞き、
サトリは何とも言えない同情をするような表情をした。
「…僕はまだまだだからね…だから、
あの人形と戦った時は苦戦した
もしも僕が落ちこぼれじゃなかったらすぐにどうにかなってたはずなのにね…」
っとアゲハは下にうつむいたまま…儚い笑顔でそういった。
「……」
なにかを考えるサトリ…
すると…
「___アゲハ君は、凄く頑張ったよ」
っと、サトリはアゲハにそう聞かせた。
アゲハは反応しサトリに振り返る。
「…アゲハ君は、勇者さんを助けるために命をかけたんでしょ?
大好きだから、助けたいからって…
どんなに何回も攻撃されても這い上がったんでしょ?
血がいくらでても痛く苦しくても絶対に諦めずに勇者さんを助けたんだ君が
そんな君が落ちこぼれなわけないじゃないか
たとえ誰かがそう言っても僕はそう思わない
だってそれは君の個性だし、君には君なりの良さがある
僕は君のその良さや個性を決して否定したりはしないよ
それに君はもう僕の友達なんだ、もう一人じゃないよ」
っとサトリはアゲハにそう笑顔でいった。
「……サトリ」
アゲハは少し頬を赤らめた。
歓喜してた。
しかし、アゲハはここできづく
「__って、また僕の心読んだなー!?」
っと、真っ赤になってサトリにいった。
「あ、バレちゃった(笑)」っと笑う。
「てかどうして心読まれたくないの?なんかまずいことあった?
たとえば~……勇者さんとあんなことやこんなことをしたこととか?」
サトリは悪い顔をした笑顔でアゲハを煽る。
「__ッ!?」
それを聞いた瞬間アゲハは反応し真っ赤になった。
「な、なな、何を言ってるの!?///
そ、そそ、そんなことあるわけないでしょ!?//」
アゲハは挙動不審となり真っ赤になって拒絶反応をしいった
「んー?じゃあどうしてそんな真っ赤になって挙動不審になってんのかなー?」
さらに煽るサトリ
「それはあんたがからかうからでしょ!?///もお!//」
アゲハはそういった。
そしてアゲハはそっぽをむいて…
真っ赤になりながら頬を手で挟んだ
(__そんなわけ!!そんなわけない!
あれは嘘だ!幻だ!夢だ!きっとあれは夢だったんだよ!
きっと僕も気絶させられてたんだそうに違いない!)
っと自分に言い聞かせてた。
…そう、実はアゲハはあの憑依された時に勇者にやったあのことを何故かアゲハは知っていた。
完全に憑依ではなく、どこかしらアゲハの意識が残ってたにだろう
だがそれが完璧な記憶ではなく…
なぜか覚えはないのにやってた記憶が有るしかしそんなはずは…
な感じの曖昧にな記憶だった。
「……」
それを悟るようにみるサトリ。
すると…
「さて、頑張ったアゲハ君へのご褒美といきますか」
っといい立ち上がった。
アゲハはサトリの方を見た。
そして
「 じゃじゃーん!」
っと、サトリはアゲハに紙を見せた。
突然見せられて少し驚くアゲハ
「 え!?なに?」
戸惑い聞いた。
そしてサトリはその紙を見せながらアゲハにいった
「なんとね!今日はスイーツバイキングで期間限定のメニューがでてしかも
2割引で食べ放題なんだって!ドリンクもお代わり自由!
っということで!ねえ、アゲハ君!甘いの好きでしょ?
一緒に行こう!もちろん僕が奢るからさ!ね!ね!」
っと明るくハイテンションでいった。
「え?え?スイーツバイキング?
うん、良いよ?でも奢るの?いいの?」
戸惑いながらアゲハはきいた。
「いいのいいの!それじゃさっそくいこう!
早く行かないと混んじゃうよー!」
っといってかけてった
「あ!ちょっとサトリ!まってー!」
っと、アゲハは急いで立ち上がり、サトリについてった。
この前の騒動がまるで嘘のように平和となっていった…。
___完.
- Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.186 )
- 日時: 2019/01/06 11:00
- 名前: みけ
___プロローグ
……今日は、とある植物園であるフラワーパークへと行った。
普段、冒険やら村人の依頼やらをして疲れてるだろうっということで…
白蛇が…息抜きとして、とある花がいっぱい咲いてる植物園に行ったらっということで招待券を渡されて勇者はパーティーメンバーのみんなと一緒に行ったのだった……。
「__おお!?ここがそのフラワーパーク!?」
最初に淫魔が声を出し見渡し、はしゃいでいた。
「すっごく綺麗です〜!」
っと、つづいてシフォンが声を出し大人しくはしゃいでた。
あたり一面に広がるお花畑。
蝶々やらが飛び回り__花の良い香りが広がっていた__。
「結構のどかでいいね」
っと勇者がそういうと吸血鬼は…
「へ〜…中々良いじゃないか…これで薔薇があれば最高だな」
っと、興味津々に見渡してた。
「そっか、確か吸血鬼って薔薇とセットにされてる設定されてたりすんもんな」
っと、クロネがそういうと吸血鬼は苦い顔をして振り向く。
「…ッ、あまりセットとか設定とか…言われるのはあまり好きではないな…」
っと、口ごもりながらいった。
それを聞いたクロネは…「お?そっか」っと至って平然と返した。
「まあでも確かに薔薇は素敵ですよね…私は、梅が好きですけど」
っと雪男は笑顔で言うと続いてアカマタも
「僕は、イチゴだなあ…ほら、果物だって一応花だしね」
っと、笑顔で指を立てていった。
そしてアゲハのほうに振り向き…
「ねえ、アゲハ君はなんの花が好き?」
っと聞いた。
するとアゲハは頬を赤らめさせて腕をくんだ
「べ、別に!?僕、花なんて興味ないもんッ!」
(…本当は、お花大好きだし…その中でチューリップが好きだなんて言ったら…
絶対にバカにされるッ!!)
っと、アゲハは本心と真逆のことをいいそっぽ向いた。
「あ〜そっか〜…」
アカマタはもちろん、察した…っがあえて言わずそう返事した。
(アゲハ君…本当は好きなんだね〜…分かりやすい)
…そんなこんなで、勇者たちはこの植物園を満喫しようとしていた
……………しかし、何やら別の場所で不穏な空気が流れてた。
それを勇者からとても離れた距離にある場所。
ビニールハウスの中で…楽しい雰囲気と真逆な雰囲気になっていた。
何やらビニールハウスの中で男女が触手で捕らわれて…生き血を吸われてた
「あ!?うわあああああ!助けてくれ!たすけてくれええええ!」
「いや…離して…誰か…」
っと、怯えていて、触手で捕らわれていた男女が助けを求めて叫んでた。
…あたりにはゆらゆらとうごめく触手と植物たち…
「…ふふふ…とても良い叫びっぷり…もっと血を吸わせて…」
っと、顔の見えない男が静かに囁きながらいう。
このビニールハウスのは赤いバラがたくさん咲いてあった。
そしてその男は…「おや?」っといい勇者たちに気づく。
「……ふふふ…また今日も新しいお客さん…
また…美しい者の血が吸えるんだねえ…楽しみ」
っと男はなにやら物騒なことを囁きながら呟いた。
「吸うのは僕ではなく、この僕の大切な可愛いお花達だけどねっ♪
…僕もお花達も…美しい者が大好き…
美しい者だったら男だろうが女だろうが構わず自分のものにしたくなっちゃう
だから美しい者が愛おしくて仕方ない…
美しい者の血がほしい…
美しい者の体がほしい…
そして……
美しい者をぼくの芸術の一つにしたい…それこそが僕の求める美学」
っと、不吉なことをたんたんといい企みの嫌らしい目つきをした。
生き血を吸われてた男女は、息の根を絶え…触手に絡まり…
そこに美しい赤いバラが咲いた。
本当に芸術のように____。
そして勇者たちやらお客さんがくる人々をみて舌なめずりをした。
「さあ、きなさい…僕が認める美しい者達を…
最も美しい芸術作品にさせて…あ・げ・る…」
っと、囁き…彼は、怪しく高笑いをした。
………息抜きとしてきたこの植物園…とても危険な香りがしていた……。
勇者たちはこれからどうなってしまうのか…___
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19