大人なりきり掲示板
- 《一対一》将軍様と小説のようなものを
- 日時: 2017/09/03 18:14
- 名前: 雛風 ◆iHzSirMTQE (ID: RnkmdEze)
作っておきましたっ。
将軍様以外は書き込み禁止です。閲覧はOKです。
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- Re: 《一対一》将軍様と小説のようなものを ( No.29 )
- 日時: 2017/09/03 23:19
- 名前: 将軍 (ID: l9EMFnR1)
「抜かせ、ガキの頃から守ってやってんのはこっちだ。それに女守んのは男の仕事だ」
フッと不敵に笑いながら手を引かれるがまま月乃に付いていく。デパートに向かっていく最中大通りを通ろうとスクランブル交差点で信号待ちをしていると大スクリーンのテレビから緊急放送が流れ出した。
「緊急速報によりますと、現在政府は現時刻を以って東京を封鎖することを緊急決定し、政府機能を一時的に大阪に移すことを発表しました」
男性アナウンサーが何度も同じことを繰り返しており、周りでもざわめきが広がっていた
- Re: 《一対一》将軍様と小説のようなものを ( No.30 )
- 日時: 2017/09/03 23:27
- 名前: 雛風 ◆iHzSirMTQE (ID: RnkmdEze)
「え……どうして……交通機関も使えなくなるのかな」
テレビの放送に足を止め、月乃は驚いた様子で言う。驚きと疑問が心中を占めるが、それ以前に実感が分かず和らいでいた不安がぶり返してくる。内心ではかなり焦りながらもあえて表には出さずギュッと彰の手を握る。
- Re: 《一対一》将軍様と小説のようなものを ( No.31 )
- 日時: 2017/09/03 23:30
- 名前: 将軍 (ID: l9EMFnR1)
「交通機関どころか道路も脇道とかも全部封鎖されてるらしい」
すぐさま携帯でネット調べていると電車やバスなどの交通機関は勿論、道路や脇道といった所さらには上下水道も抑えられているとの情報がネットのそこら中で流れていた。
- Re: 《一対一》将軍様と小説のようなものを ( No.32 )
- 日時: 2017/09/03 23:35
- 名前: 雛風 ◆iHzSirMTQE (ID: RnkmdEze)
「えっ、待って、帰れなくなる……それに生活できなくなっちゃうじゃんっ」
彰から伝えられる情報に驚き周りの様子を見るが周りも自分達と同じようで、困ったように眉を寄せる。何のためにこんなことを、と思いながら「どうしよう……」と彰へ目を向ける。
- Re: 《一対一》将軍様と小説のようなものを ( No.33 )
- 日時: 2017/09/03 23:41
- 名前: 将軍 (ID: l9EMFnR1)
「上下水道を使うぶんには問題ないけど通路としては無理だし、今は送電されてるけどいつか止まる恐れがあるな。ただ、まずは寝床の確保が先決だな」
月乃からの不安げな視線を気にせずにどう対処すればいいのかを頭の中で考えながら、それを実行するための手段を考えていた。
- Re: 《一対一》将軍様と小説のようなものを ( No.34 )
- 日時: 2017/09/03 23:45
- 名前: 雛風 ◆iHzSirMTQE (ID: RnkmdEze)
将軍様
「う……と、とりあえず休めのホテル探してみる?」
自分と違い冷静な彼に少し悔しそうにしてそう言う。携帯でホテルを調べたところいくつも出てきており、月乃は軽く彰の服を引く。
- Re: 《一対一》将軍様と小説のようなものを ( No.35 )
- 日時: 2017/09/03 23:48
- 名前: 将軍 (ID: l9EMFnR1)
「そうだな。今のうちに確保しておかないとまずいことになる」
月乃の手を握ると足早に人混みを掻き分けて小走りで抜けていく。少し人通りが少ない道に入ると俗に言われるラブホテルと呼ばれるところにたどり着く
「ここでいいだろ。手頃だし、何よりそこまで人通りも多くない」
そのまま中に入り、一部屋取り、中に入っていく
- Re: 《一対一》将軍様と小説のようなものを ( No.36 )
- 日時: 2017/09/03 23:53
- 名前: 雛風 ◆iHzSirMTQE (ID: RnkmdEze)
「あっ……えっ、ま、待ってっ、ここ……み、未成年が入っちゃだめ、なんじゃ……」
手を繋がれて驚き少し恥ずかしそうにしてついていく。しかしラブホテルに着くと顔を真っ赤にし、部屋の前で入るのを躊躇する。もしかして彰は性に興味がないのだろうかと思いながら言う。
- Re: 《一対一》将軍様と小説のようなものを ( No.37 )
- 日時: 2017/09/03 23:59
- 名前: 将軍 (ID: l9EMFnR1)
「いいから早く入ったほうがいいぞ」
内心、月乃とこういうところに入るのはクラスの中でも男子から人気があり、モテているので月乃に彼氏や好きな男がいれば悪いなと若干躊躇ってはいるがしょうがないと割り切っていた
- Re: 《一対一》将軍様と小説のようなものを ( No.38 )
- 日時: 2017/09/04 00:06
- 名前: 雛風 ◆iHzSirMTQE (ID: RnkmdEze)
「……あっくん、好きな人いないの……? その、こんな状況下だと……私に食べられちゃうかも、しれないよ」
月乃は顔を赤くし促されて躊躇いながらも部屋へ足を踏み入れ、扉を閉める。入ったは良いものの、扉の前からは動かずに言う。別に自分は相手が危害を加えてこない限りは構わないが、彼は大丈夫だろうかと心配そうにする。
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