大人なりきり掲示板
- 《一対一》将軍様と小説のようなものを
- 日時: 2017/09/03 18:14
- 名前: 雛風 ◆iHzSirMTQE (ID: RnkmdEze)
作っておきましたっ。
将軍様以外は書き込み禁止です。閲覧はOKです。
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- Re: 《一対一》将軍様と小説のようなものを ( No.19 )
- 日時: 2017/09/03 22:22
- 名前: 将軍 (ID: l9EMFnR1)
「別に俺じゃなくても学校の女子がいるだろうに」
月乃の隣で大きな欠伸をしながら頬杖を膝の上で突いて呟いていた。いきなり朝に家に乗り込んでくるなり買い物だと言って連れ出された為、若干不機嫌であったが、幼馴染なので性格をよく知っており、無駄だとは理解していた。
- Re: 《一対一》将軍様と小説のようなものを ( No.20 )
- 日時: 2017/09/03 22:29
- 名前: 雛風 ◆iHzSirMTQE (ID: RnkmdEze)
「今日はあっくんと行きたい気分だったのっ。デートみたいに思ってくれれば良いよっ」
不機嫌そうな様子の彼にクスッと笑って言った。そう言った手前自身でも恥ずかしいのかパンフレットで口許を覆う。
- Re: 《一対一》将軍様と小説のようなものを ( No.21 )
- 日時: 2017/09/03 22:32
- 名前: 将軍 (ID: l9EMFnR1)
「それならそれで構わんが、今度からは事前に連絡しろ。家も隣だし俺の携帯番号もLINEとかも持ってるだろ」
そういう彼は別に照れた様子もなく素っ気ない態度で言いながら視線を車窓に向けていた。
- Re: 《一対一》将軍様と小説のようなものを ( No.22 )
- 日時: 2017/09/03 22:40
- 名前: 雛風 ◆iHzSirMTQE (ID: RnkmdEze)
「むぅ……あっくん意地悪」
月乃はそっけない彼に頬を膨らませ、分かったと言いながらも拗ねたように顔を背ける。一先ずデートといって嫌がられなかったことに内心で安堵し電車に揺られる。
「あっくん着いたよっ」
しばらくして目的の駅に着くと彼女は彰の手を引き車外へ出て改札まで急ぐ。時間的にも余裕はあるが彼女の好奇心はそれを気にせず、気持ちの赴くままに月乃を動かしていく。
- Re: 《一対一》将軍様と小説のような ( No.23 )
- 日時: 2017/09/03 22:46
- 名前: 将軍 (ID: l9EMFnR1)
「こらこら急ぐなって転けても知らんぞ」
月乃に引っ張られていくが、嫌そうな顔はしておらず、手間のかかる妹のような感じで仕方ないなという風に微笑みながら改札を渡って駅の外に出た
- Re: 《一対一》将軍様と小説のようなものを ( No.24 )
- 日時: 2017/09/03 22:51
- 名前: 雛風 ◆iHzSirMTQE (ID: RnkmdEze)
「もー、子供扱いしないでよ。大丈夫だって」
駅の外に出ると手を離し、月乃は少し頬を膨らませて拗ねたようにみせる。持っていたパンフレットをもとに行く場所を決め、「こっち」と指を指して歩き出す。
- Re: 《一対一》将軍様と小説のようなものを ( No.25 )
- 日時: 2017/09/03 22:55
- 名前: 将軍 (ID: l9EMFnR1)
「はいはい」
月乃が先頭を歩き、その後ろから付かず離れずの距離を保ちながら歩いていった。先程から警察パトカーが走り回っているのを多く見かけ、それを若干気にかけていた
- Re: 《一対一》将軍様と小説のようなものを ( No.26 )
- 日時: 2017/09/03 23:00
- 名前: 雛風 ◆iHzSirMTQE (ID: RnkmdEze)
「何だろうね……? テロかな」
月乃も頻繁に聞こえるパトカーのサイレンに不思議そうに首を傾げる。クスッと笑って冗談をいうも内心では不安が募り軽く拳を握る。
- Re: 《一対一》将軍様と小説のようなものを ( No.27 )
- 日時: 2017/09/03 23:07
- 名前: 将軍 (ID: l9EMFnR1)
「テロなら国民保護サイレンぐらい鳴るだろうから違うだろ。ま、心配すんなよ、警察とかがなんとかしてくれるさ」
月乃が不安そうにしているのを見て、少しでも不安を紛らわそうと微笑みながら頭をポンと撫でながらグリグリする
- Re: 《一対一》将軍様と小説のようなものを ( No.28 )
- 日時: 2017/09/03 23:11
- 名前: 雛風 ◆iHzSirMTQE (ID: RnkmdEze)
「んっ、そっか……うー、やめろー」
月乃は撫でられて少し驚き、少しずつ不安が和らいでいく。グリグリされて笑っていい、抵抗して彼の手を離すとそのまま手を握る。
「何かあったら、あっくん守ってあげるからねっ?」
得意気に口許をほころばせて言うと彼女は手を引いてデパートに向かう。
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