大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 【文豪ストレイドッグス】腐猫丸様とトーストのリレー小説っ!
- 日時: 2017/08/14 21:19
- 名前: トースト
どうもっ!トーストと申す者ですっ!
今回は素晴らしい神文才の持ち主、腐猫丸様とっ!文才も糞も無い此のトーストめがマンツーマンで文ストのリレー小説をさせて頂きますっ!
腐猫丸様とトースト以外の方がコメントをされる場合は腐猫丸様とトーストと他の観覧者の皆様が不快にならない様な分面でコメントをお願い致しますっ!
注意!
・此のスレのストーリーには一部捏造が含まれています。
・少しでも不快に思った方はUターンを推奨します。
・此のスレは腐猫丸様とトーストの“マンツーマン”のリレー小説です。
・トーストの文才が糞でも腐猫丸様に当たるようなコメントはしないでください。
上記の事をご理解頂けた方のみ楽しんでいってくださいませっ!
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- Re: 【文豪ストレイドッグス】腐猫丸様とトーストのリレー小説っ! ( No.1 )
- 日時: 2017/08/15 00:44
- 名前: トースト
其れでは早速ですが腐猫丸様っ!不本意ながら絡み文を投下させて頂きますっ!
此れってもう太宰さんと中也は其れっぽい関係にある感じにした方が善いですかね?
あっ、私は当たり前の様に太宰さんとその他の登場人物をやらせて貰いますすみませんっ!
太宰「……………っ……………ふっ……」
私は探偵社の事務机に顔を伏せる様に俯いた。
嗚呼最悪…。朝から何か調子が善く無いとは思ってたけど…真逆こんな時期に風邪を引くとはねぇ…。昨日の入水が駄目だったのかなぁ…。嗚呼頭が痛い…。出勤なんてしなければ善かった。まぁ有給届けなんて出す気も無いけど…。
国木田「おい太宰。お前早く溜まっている仕事をしろ。今日はサボらせないぞ」
横から国木田君が何か云ってる…。嗚呼…頭に響くから止めてくれよ…。
頭を無理矢理起こして国木田君に云われた通りパソコンとまた向き直る。頭がズキズキと痛んで仕事に集中出来ない。
国木田「……?太宰、お前今日心なしか顔色が悪いぞ。しっかり睡眠と食事はとって居るのか…?」
国木田君が私の顔を覗き込んだので慌てて顔を背ける。探偵社の皆に私の不調がバレる訳にはいかない。どうせ家に帰っても何も無いのだ。此処に居た方が幾分かマシだ。睡眠と食事は此処最近ではそんなものロクに取って居ないが、別に激しい眠気と空腹が襲う訳では無いので余り其の事に関しては気にして居ない。兎に角此処でバレる訳にはいかないと無理に笑顔を貼り付ける。
太宰「大丈夫さ。国木田君が思ってる様な事は決して無いから安心し給え」
国木田「…………あ、嗚呼…そうか…。なら善いが…。余り体に負担は掛けるなよ」
太宰「……うん、有難う…っ」
そう国木田君に云えば国木田君は未だ半信半疑と云う様にパソコンに視線を戻す。却説、私も早い処仕事を終わらせようとパソコンに視線を戻そうとした時、向こうで駄菓子を食べて居た筈の乱歩さんと目が合った。翡翠の瞳を薄く開き、其の中に私を写す。
拙い。此れは完全に気付かれた…。あれだけ乱歩さんには注意してたのに…真逆一番にバレるのが乱歩さんだとは…。
乱歩さんは先刻迄鎮座して居た事務机から飛び降り私の方に一歩、又一歩と近付いてくる。そして私の事務机の前迄来ると口を開いた。
乱歩「太宰。駄菓子の備蓄が切れた。君買って来てくれない?」
太宰「は、はぁ…。駄菓子、ですか…。今日は国木田君じゃ無いんですか?」
乱歩「今日は太宰に買って来てもらいたいのっ!早く行って来てねっ!あ、あと此れ」
乱歩さんが去り際に私の事務机に一枚の二つ折りをされた紙切れを置いて行った。恐る恐る中を開いてみると其処にはこんな文章があった。
『お前風邪なの分かり易過ぎ。多分国木田以外の皆気付いてると思うからお前は早く家に帰って寝ろ!社長には僕から云っておくから。お前の家何も無いなら誰かに頼れ!お前にも友達の一人や二人居るだろ。そうしないとお前、本当に死ぬからな。分かったらさっさと帰る!』
……乱歩さんらしい文章だなと思った。乱歩さんの方を見ると目を合わせないようにして居るのかそっぽを向いている。皆の優しさに口元が緩むのを感じた。
太宰「分かりました。では行って参りますね。乱歩さん」
私がそう云うと乱歩さんはハンチング帽の被りを深くした。其れを見届けて探偵社の外に出る。扉を開けた瞬間暑いのか暑く無いのかよく分からない風が頬を撫でる。私は肩を震わせた。探偵社の階段を時間を掛けて何とか降りやっとの思いで外へ出る。肌は如何しようもなく熱く熱を感じるのに其れと反比例する様に寒いのだ。ふらふらと覚束ない足取りで自宅へと向かう。乱歩さんは友人に頼れと云って居たが…私にはもう其の様な友人一人も居ない。却説、如何したものか…。
太宰「…っ……はっ、はぁ…っ、くっ…ぅ…」
そんな事をぼんやりと考えていたら急に目に前が白黒に点滅し始めた。同時に鈍器で頭を何度も殴られる様な頭痛が襲い此処で倒れる訳にもいかないので直ぐ近くにあった路地裏へと逃げ込む。ズルズルと壁に寄り掛かり立って居るのがやっとの状態になった。
太宰「……いっ、っぅ……いたっ、あ……ぅ……っ、」
今迄の頭痛が最骨頂に達したのか今度は先程とは比べ物にならない数の鈍器が何度も何度も頭に打ち付けられる感覚を覚える。余りの痛さに頭を強く抑える。余計に頭が痛くなるとしても自然と体が動いてしまうのだ。誰でも善い。兎に角今は誰でも善いから此の苦痛から救い出して欲しかった。痛いのも苦しいのも私は嫌いなのだ。頭が壊れそうに痛くて意識が遠のきそうになるがそんなもの、又頭痛が引き戻す。
太宰「いたっ、痛い、だ、れか…っ、あっ、ぁ…ぅ…」
_______先程の乱歩さんの言葉が蘇った。
ど、如何でしょうっ!?絡み文としては全然駄目駄目ですねっ!はいっ!腐猫丸様に文才を分けて欲しいです…。
- Re: 【文豪ストレイドッグス】腐猫丸様とトーストのリレー小説っ! ( No.2 )
- 日時: 2017/08/19 03:55
- 名前: 腐猫丸
了解〜此れって何方を上にします?
中也「あ"あ"……やっと終わった………」
喉の奥から中年の様な音を漏らし乍ら椅子の背凭れに身体を預け、ぐぐっ…と腰を伸ばす。ギシギシと椅子は軋み、座りっぱなしですっかり硬くなっていた腰はパキパキと軽く鳴った。スケジュール帳を開き今後の予定を確認する。任務が無ければ家に帰って久々に寝台で寝たい所だが………
「…お、今日はもう殆ど仕事無いじゃねぇか」
これは幸運。この間手に入れた葡萄酒でも開けちまおうかな。未だ真っ昼間だが三日前の早朝からずっと働き詰めだったのだ、少しくらい酒に酔っても誰も責められない筈だ。そうと決まればさっさと次を……
コンコン
不意に響くノックの音。部下が何か失敗したとかだったら面倒だな、と思い乍ら返事をする。
「私じゃ。入るぞえ?」
「姐さん。如何かしたのか?」
「お主、最近働き過ぎじゃ。仕事中毒もいい加減にせんと、倒れてしまうじゃろう」
「此れくらいなんて事ねぇよ。姐さんこそこんな所で油売ってて良いのか?」
「鴎外殿に中也の休暇を取り付けてきた。家に帰って寝たらよい。此の所まともに寝ておらぬのじゃろ」
「でも……未だ今日の仕事が残って……」
「心配要らぬ。私等で片付けておく。分かったかえ」
「そうか…有難う御座います。姐さん」
其れから追い出される様に拠点を出た。姐さんの部下が俺を家まで送ると言ってくれたが断った。久しぶりにヨコハマの街並みを楽しみたかった。とは云え自分は闇に住まう住人。直ぐに裏路地に引っ込んだ。今の恰好でもなければ海の薫りを嗅いでいくのも良かったのだが……致し方無い。又日を改めるとしよう。
そういえば、最近太宰から連絡が無いな……
組織の一件で共闘した時気まぐれに連絡先を交換したのだ。特に意図が有った訳では無いが。……いや、白状すれば太宰が連絡をくれるのではないかと期待したのだ。まぁどうせ彼奴は連絡を寄越さないだろうし、抑此の連絡先が嘘だって可能性の方が高いよなと自虐的に考えていたが。然し、予想に反して太宰は連絡を寄越してきた。顔を合わせば殴る蹴るの喧嘩ばかりだった筈なのに、不思議と電話では心穏やかで、お互い落ち着いて会話が出来た。時には笑い声が行き交う事もあった。以来、時々端末に目をやっては太宰から連絡がこないかと待つようになってしまった。
一週間に一度程度の間隔で定期的にあった太宰からの連絡が最近途絶えているのだけだ。彼奴だって探偵社員。若しかしたら長期の極秘裏に動く仕事をしているのかもしれないのだ。が、なんだか嫌な予感が頭を掠める。彼奴は体調管理がまるでなっていない為によく身体を壊していた。しかも体調不良時は表に出さねぇから尚更タチが悪い。体調不良が表に出る頃には症状が進行していたりする。全く。改めて考えると本当に手のかかる奴だ。
一寸様子を見に行ってやるか、と探偵社の方向に向かって裏路地を進んだ。
「……はっ、太宰の奴、此の辺りで野垂れ死んでたりしてな………………っておいおい冗談だろ……」
軽い冗談の心算で太宰の現状を想像していたら、冗談が現実となって眼前に現れてしまった。見覚えのある砂色の外套を着た男が壁に凭れ頭を抑えていた。
「………おい、手前仕事は?又サボりかよ青鯖」
太宰の三歩手前で立ち止まり、敢えて喧嘩腰で言った。内心心配する気配を悟られないように、そうするより他無かったのだ。
やっべぇ長文になってしまった………僕も殆ど返し文(?)になってなくてすみません………
- Re: 【文豪ストレイドッグス】腐猫丸様とトーストのリレー小説っ! ( No.3 )
- 日時: 2017/08/19 15:37
- 名前: トースト
うーん…私はどちらかと云うと中太推しなのですが猫姐さん(呼び方すみませんっ!)が太中推しならばリバ(太中太、中太中)で善いですよっ!
後程向こうのスレでは出来なかったやつがれちゃんと敦君と中也で太宰さんを取り合って欲しいのが本心ですすみませんっ!
……あ…タメ忘れた…。難しい…(−_−;)
太宰「っ、ぅ…ぁ……だ…だ、れ………?」
何者かの声が頭に響く。何て云っているのかもよく聞き取れない。
声を聞く迄気配に気付かなかったなんて…。探偵社に恨みを持つ輩か…?よりにもよってこんな時に…。如何する…?…如何する…如何する…如何する…っ…。
何時もなら直ぐ思い付く筈の事が分からない。頭痛が酷過ぎて上手く頭が回らない。此の状況を如何脱解しようか考えれば考える程頭痛が先刻よりも酷くなる。余りの痛さに小さく呻き声を挙げて更に頭を抑える手に力を込める。相手の姿を確認しようとするが視界がぐにゃぐにゃ曲がったり霞んだりして焦点が上手く合わず相手の姿すら分からない。
拙い…拙い拙い拙い…っ…。如何する…如何すれば…如何したら…如何やったら…最適解が見つかる…っ。……っ、此の儘じゃ……やだ、痛いのは、苦しいのは、もう…。其れだけは…。
太宰「……っ、やだ…いや、こないで…それ、以上…っ、ぅぁ…」
片手で痛む頭を抑え乍にもう片方の手で自身の体制を整えようと壁伝いにズルズルと立とうとするが動こうとする度に関節が引っ張られる様に痛む。結局バランスを崩して地に膝をついて仕舞う。相手が近づいて来る。其の足音が頭を反響する。情けない事に肩を震わせて驚いて仕舞った。
……………嗚呼本当に…今日は厄日だ…。
太宰「……いっ、たぁ…っ……ぁ………誰か……助け、て…っ…」
頭痛が追い討ちをかける様に又痛み始める。
…拙い…そろそろ…本当に……落ちる…。
いえいえ猫姐さんの返信、矢張り流石と言える程の文才ですっ!
- Re: 【文豪ストレイドッグス】腐猫丸様とトーストのリレー小説っ! ( No.4 )
- 日時: 2017/08/19 20:40
- 名前: 腐猫丸
あ、いや中太でいいぜ。一応の確認の心算だったし、トーストは其方の方が好きなんだろ?俺が上の方が多少はやりやすくなるだろうしな。(呼び方なんでもいいぜ!)
がれと敦と中也で太宰の取り合いかぁ………なんか色々カオスになりそうだなwやろうよ。楽しそう。まぁ勝者は俺達外道組だけどなっ!←歳下に対して手加減というものを一切しない糞猫
俺タメにすると完全に中也みてぇな話し方になるんだよな~…LINEで同じ調子で話してたら友人には「君らしい」って言われて、恋人には「お前せめて俺の前では女らしくしろよ。普通女ってそう云うもんなんじゃないの?」って言われた。前者はいいとして、後者はちょっとイラってしたな。『なんで態々手前の好み通りの女になんなきゃいけねぇんだよ。女らしい奴が好みなら他所当たれよ』ってな。まぁ告白したのは俺だったし此処は譲歩だなって思って恋人の前ではニョタ太宰状態w
中也「おい太宰、手前ほんとに大丈夫か?如何見ても体調悪いだろ」
俺の声に反応して太宰は此方を見る。否、視ていない。薄暗いのもあると思うが此の距離で見えない筈は無い。それに他者の存在に驚いていた。先刻迄此方を見なかったのはてっきり俺だと知っているからだと思っていた。其れが俺だと認識するのは疎か存在にすら気付かないなんて。
先刻からの嫌な予感は此れか、と溜息を吐く。一体今度は何をしたのか問い詰めようと口を開きかけたが、喉迄来ていた言葉は引っ込んでしまった。太宰は焦りを感じさせる表情を浮かべ、瞳には色濃く恐怖が滲んでいた。紡ぎ出せれるのは完全なる拒絶の言葉。太宰は命の危険すら感じさせる苦悶の最中、俺を拒絶した。其れが如何云う意味なのか分からない俺ではない。
連絡寄越さなくなったのはそう云う事かよ………
全てを諦めて太宰の横を通り過ぎようとした、其の瞬間、フラフラと危なげに立っていた太宰がとうとう膝を付いた。驚いて咄嗟に近寄る。頭の中では静止を命ずる声がする。『お前が傍に寄るべきじゃない。太宰はお前を拒絶した。探偵社の人間を呼ぶべきだ』と。追い打ちを掛ける様に太宰が肩を震わせた。
「煩ぇ。んな事分かってる」
小さく答え、脳内の声を無視して太宰の手に触れる。
「えっ……」
太宰の手は今迄に無い程熱く火照っていた。至近距離で見てみれば顔も赤く上気している。そっと、壊れ物に触る様に包帯の巻かれた首に手をやる。矢張り、普段よりずっと熱くなっていた。汗ばんだ肌から手袋越しに熱を感じる。
小さく、震える声で、太宰が助けて、と言った。俺に言われたものでは無いと己を律する。
俺に言ったんじゃねぇんだ…!もう太宰は……俺に助けなんて、求めねぇんだ……
「…………………待ってろ。今……誰か呼んできてやる」
太宰に宥める様に言い、顔を背けて立ち上がった。
ゴメン、トースト。此処から回すの大変かも……エラいようならフォローするから言ってくれな。
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