大人オリジナル小説
- ワタシのイキル意味
- 日時: 2011/01/06 17:36
- 名前: 発戸
はじめまして発戸(ほっと)です笑
私は少しでも多くいじめられてる方の辛さが分かって頂けるような小説を書きたいと思っています。
名前の由来も皆様が温かい気持ちになれるようにと^p^
いじめられないのが常識ではないんです。
今もいじめらてる方がいるかもしれません。
私は「頑張って」としか言えませんが、一人でも多くの方に勇気を持ってもらいたいと思っております。
!登場人物!
L川崎 百音 (かわさき もね)
主人公。いじめられてる女の子
L広重 あすか (ひろしげ あすか)
何でもはっきりと言う女の子
過去に辛い事があった。
L小柳 舞 (こやなぎ まい)
いじめの主犯。リーダー的存在
自分より上が居るとすぐ苛める
L柏崎 優奈(かしわざき ゆな)
舞の友達。いじめをしてる
L斎藤 春 (さいとう はる)
舞の友達 いじめをしてる
この人達の物語です。
それでは。
更新遅めかと思いますが、よろしくお願い致します^^
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話戻ります★!
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- Re: ワタシのイキル意味 ( No.57 )
- 日時: 2011/01/18 19:42
- 名前: 発戸
三十一話[失格]
・・・はあ。
大きなため息をつく。
病院って暇すぎる。
そう思って時計に目をやる。
「・・・あすか授業ちゃんと受けてるかな?」
最近、あすかと喋ってないなあー。
あすかに謝らないといけない事がたくさんあるね。
空は青くて、気持ちいい風が病室に入ってくる。
こんな日はあすかと一緒に屋上へ行きたかった――――・・・。
そんな事を思いながら重い瞼を閉じる。
一瞬で夢の中へ___________。
* * *
「んっ」
目を開けるとお母さんが居た。
「アレ?いつ来たの?」
『百音起きたのね。あなたが寝てる間に来たの』
そう言って笑うお母さん。
「私何時間位寝てた?」
『多分一杯寝てたわよ』
そう言いながら二人で笑う。
こんな時間がいつでも続けばいいのに――――・・・。
『あっ!そうそう。さっきお友達が来てたわよ』
「ぇ?」
寝てる間に来たんだ。
『あすかちゃん・・・だったかしら?』
「あすか?!」
驚いた。
私があすかの過去を勝手に聞いて怒ってたかと思った。
『うん。お母さんが来る前に来てたみたいで―――・・・。』
そこで言葉を詰まらせるお母さん。
「お母さん?」
『ずっと泣きながら百音に謝ってたわよ』
「ぇ?」
あすかが?
何で謝るの?
『私が病室に入ったら、急いで涙を拭いていたわ』
「あすか、、、」
『お母さんが見舞いにきてくれたんだね!って言ったら』
「?」
『あすかちゃんが「すみません。守れませんでした。私友達として失格です」って言って走って出て行っちゃったわ』
「・・・。」
あすか。
ごめんね。
一番悪いのは私なのに。
いつもあすかに迷惑かけてるのは私なのに。
あすかがいつも辛いよね?
ごめんね。
あすか
私はあすかの事を今でも友達だって
親友だって思ってるよ
だから
泣かないでよ――――・・・。
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