大人オリジナル小説
- ワタシのイキル意味
- 日時: 2011/01/06 17:36
- 名前: 発戸
はじめまして発戸(ほっと)です笑
私は少しでも多くいじめられてる方の辛さが分かって頂けるような小説を書きたいと思っています。
名前の由来も皆様が温かい気持ちになれるようにと^p^
いじめられないのが常識ではないんです。
今もいじめらてる方がいるかもしれません。
私は「頑張って」としか言えませんが、一人でも多くの方に勇気を持ってもらいたいと思っております。
!登場人物!
L川崎 百音 (かわさき もね)
主人公。いじめられてる女の子
L広重 あすか (ひろしげ あすか)
何でもはっきりと言う女の子
過去に辛い事があった。
L小柳 舞 (こやなぎ まい)
いじめの主犯。リーダー的存在
自分より上が居るとすぐ苛める
L柏崎 優奈(かしわざき ゆな)
舞の友達。いじめをしてる
L斎藤 春 (さいとう はる)
舞の友達 いじめをしてる
この人達の物語です。
それでは。
更新遅めかと思いますが、よろしくお願い致します^^
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話戻ります★!
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- Re: ワタシのイキル意味 ( No.20 )
- 日時: 2010/12/24 20:26
- 名前: 発戸
十七話[叫び声]
『おはよう』
ガラッとドアが開くと私の嫌いな奴が入って来た。
そう・・・。
「おはよう”谷口彩加”」
私が彼女に笑いながら挨拶をする。
『おはよう。舞ちゃん』
彼女も笑いながら返事をした。
「っく!」
そういう所がむかつくのよ。
いっつも辛そうな顔見せずに笑いやがって!
私はいつの間にか彼女を押し倒して殴っていた。
「そんな馴れ馴れしく呼ばないで!舞って呼んでいいのは私の友達だけよ!」
私の友達ー―――広重あすか。
一瞬あすかの笑顔が脳裏を遮った。
「っくそ!あんたが転入しなければ!あすかは私の親友だったのに!!」
そう言ってもっともっと強く殴る。
彼女は痛そうに蹲る。
だけど泣き声とか一切叫ばなかった。
ガラッとまた開く音がする。
『おはよ〜う・・・って彩加!!!』
あすかが教室に入って来たのと同時に私達を見つけると駆け寄って来た。
それは私にじゃなくてアイツにー――・・・。
『舞!!止めろ!!』
あすかはキレたのか私を強く押した。
その衝撃で私も尻もちをつく。
『ごめん舞。でもどうして彩加を殴るんだ?!』
彼女と手を繋ぎながら私を見下す二人。
教室の皆は唖然。
『あすかちゃん!私が悪いんだよ!!』
必死に私を庇う様にあすかに言う彼女。
『彩加は黙ってろ!!!』
あすかの叫び声で教室が静まり返る。
私も・・・多分彼女も聞いたことの無いあすかの叫び声。
嗚呼。
本当に怒ってる。
どうしよう。
分かってたはずなのに
嫌われるって分かってたはずなのに
やっぱり
やっぱり
あすかにだけは嫌われたくないっー――ー――――!!
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