大人オリジナル小説
- ワタシのイキル意味
- 日時: 2011/01/06 17:36
- 名前: 発戸
はじめまして発戸(ほっと)です笑
私は少しでも多くいじめられてる方の辛さが分かって頂けるような小説を書きたいと思っています。
名前の由来も皆様が温かい気持ちになれるようにと^p^
いじめられないのが常識ではないんです。
今もいじめらてる方がいるかもしれません。
私は「頑張って」としか言えませんが、一人でも多くの方に勇気を持ってもらいたいと思っております。
!登場人物!
L川崎 百音 (かわさき もね)
主人公。いじめられてる女の子
L広重 あすか (ひろしげ あすか)
何でもはっきりと言う女の子
過去に辛い事があった。
L小柳 舞 (こやなぎ まい)
いじめの主犯。リーダー的存在
自分より上が居るとすぐ苛める
L柏崎 優奈(かしわざき ゆな)
舞の友達。いじめをしてる
L斎藤 春 (さいとう はる)
舞の友達 いじめをしてる
この人達の物語です。
それでは。
更新遅めかと思いますが、よろしくお願い致します^^
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話戻ります★!
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- Re: ワタシのイキル意味 ( No.63 )
- 日時: 2011/03/02 20:44
- 名前: 発戸
三十三話[久々]
「久々の学校・・・」
この校門を通るのも久々で、たくさんの生徒を見るのも久々。
横を通ったクラスメイトは驚いた表情で見てきた。
私は昨日病院を無事退院した。
今日から学校。
あすかと一杯話しあわなくちゃいけないね。
「・・・」
私は無言で教室のドアを開ける。
すると、皆の視線が私に集まった。
私は教室の中を見るけど、あすかが居ない。
『あら、もう退院したの?』
久々の小柳。
私は一度睨んでから、教室を出た。
そしてそのまま、屋上へと向かう。
「・・・あすか?」
屋上について、あすかを呼んでみた。
「ここには居ないか」
はっきり言うと、ここに居るかと思った。
『も・・・・ね?』
携帯を片手に、目を大きく見開いてるあすかが居た。
「あすかっ!!」
私はあすかに抱きついた。
自然と涙が溢れ出て来る。
「あすかっ!!あすかっ!!!」
やっと逢えた。
やっと話せた。
『百音!!』
あすかも嬉しそうに私の名前を呼んだ。
久々のあすか。
私は嬉しくて嬉しくて、たまらなかった。
『百音、今日から学校来てたんだ』
「うん」
私は頷く。
少しの間、沈黙が流れた。
『百音・・・前髪切ったね』
「あはは、入院中に伸びちゃって」
そう言って笑う私達。
やっと笑えた。
心の底から―――・・・。
「あすか・・・私はあすかに謝らないといけないことがあります」
何故だか敬語になってしまった。
『あたしも・・・』
二人で向かいあって座る。
そよ風が気持ち良くて
あすかとの空間が懐かしくて
やっと謝れるっていう安心感があるから
もう心の準備は出来た
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