大人オリジナル小説

ワタシのイキル意味
日時: 2011/01/06 17:36
名前: 発戸

はじめまして発戸(ほっと)です笑

私は少しでも多くいじめられてる方の辛さが分かって頂けるような小説を書きたいと思っています。
名前の由来も皆様が温かい気持ちになれるようにと^p^
いじめられないのが常識ではないんです。
今もいじめらてる方がいるかもしれません。
私は「頑張って」としか言えませんが、一人でも多くの方に勇気を持ってもらいたいと思っております。

!登場人物!
 L川崎 百音 (かわさき もね)
  主人公。いじめられてる女の子
 L広重 あすか (ひろしげ あすか)
   何でもはっきりと言う女の子
   過去に辛い事があった。
 L小柳 舞 (こやなぎ まい)
   いじめの主犯。リーダー的存在
   自分より上が居るとすぐ苛める
 L柏崎 優奈(かしわざき ゆな)
    舞の友達。いじめをしてる
 L斎藤 春 (さいとう はる)
    舞の友達 いじめをしてる

この人達の物語です。
それでは。
更新遅めかと思いますが、よろしくお願い致します^^

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話戻ります★!
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Re: ワタシのイキル意味 ( No.19 )
日時: 2010/11/10 20:06
名前: 発戸

十六話[いっその事]

そらからというもの、私は彼女に苛めを行っていた。
こっそりと。
あすかにばれないように――――・・・。
それでもいつも笑っていた。
むかつく。

『・・・最近舞となにかあったか?』
あすかが彼女に聞いていたのを私は遠くから聞く。
『ううん!全然!』
また笑う。
何で笑うのよ。
何であすかに言わないのよ。
私の足は勝手に二人の元へと動いていた。
「谷口さん!ちょっと来て」
『っ!何?』
私は彼女の腕を強く握って教室を飛び出した。
あすかは険しい表情を浮かべてたのを知らないまま―――・・・。

空き教室で私は彼女を壁に追い込んだ。
「ねぇ!何でそんなにあすかに馴れ馴れしいの?」
『そんなわけ―――』
「いつもいつもあんたはあすかに笑ってさー。皆あすかの事好きなのにあんただけが独り占めして!」
私はいつの間にか彼女を叩いていた。
彼女は痛そうに蹲る。
「あんたがいなければっ!」
『でもあすかちゃんは舞ちゃんだけの物じゃない!』
彼女は唇を噛みしめて強くそう言い放つ。
そんなトコがむかつくんだ!
「お前は転校生なのに何で出しゃばってんだよ!!」
空き教室に響く怒鳴り声。
私は彼女を何回も何回も蹴ったり殴ったりしていた。
お前にあすかの何が分かる?
私の方があすかと一緒にいる時間は長いんだ!

『・・・ま、、、い?』
声のする方を見る。
そこにはあすかが驚いた表情でこっちを見ていた。
「あ、、、、すか?」
体全身が震える。
「あすかこれには訳が――――――」
『彩加!!』
そう言いながらあすかは彼女の元へ走っていく。
『彩加大丈夫か?』
心配そうに彼女を見つけるあすか。
私にはそんな目で見てくれたこと無かったのに・・・。
『あすかちゃん大丈夫だよ?ごめんね』
あははと笑う彼女。
・・・まだ笑うの?
『舞。これ、どういう意味?』
力強い眼差しであすかは私を見る。
少し肩が揺れる。
「違う。私は何も―――――」
少しずつ涙があふれてきた。
何で私泣いてるの?
『違うよ。あすかちゃん。舞ちゃんは何も悪くないよ』
そう言って私の涙を彼女がハンカチで拭く。
止めて。
触らないで。
「汚れるから触らないでっ!」
いつの間にかそう叫んでハンカチを払っていた。
茫然とした表情であすかと彼女は私を見る。
「何よ!可愛こぶって」
『ま、、、い?』
あすかは私を見ている。

もう今までと同じ関係には戻れない。

それならいっそあの子を今までよりもずっと苛めてしまおう

私とあすかの邪魔をしたアイツを

もっと今までよりもひどく

今までよりも辛くさせてやるっ!

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