大人オリジナル小説
- ワタシのイキル意味
- 日時: 2011/01/06 17:36
- 名前: 発戸
はじめまして発戸(ほっと)です笑
私は少しでも多くいじめられてる方の辛さが分かって頂けるような小説を書きたいと思っています。
名前の由来も皆様が温かい気持ちになれるようにと^p^
いじめられないのが常識ではないんです。
今もいじめらてる方がいるかもしれません。
私は「頑張って」としか言えませんが、一人でも多くの方に勇気を持ってもらいたいと思っております。
!登場人物!
L川崎 百音 (かわさき もね)
主人公。いじめられてる女の子
L広重 あすか (ひろしげ あすか)
何でもはっきりと言う女の子
過去に辛い事があった。
L小柳 舞 (こやなぎ まい)
いじめの主犯。リーダー的存在
自分より上が居るとすぐ苛める
L柏崎 優奈(かしわざき ゆな)
舞の友達。いじめをしてる
L斎藤 春 (さいとう はる)
舞の友達 いじめをしてる
この人達の物語です。
それでは。
更新遅めかと思いますが、よろしくお願い致します^^
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話戻ります★!
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- Re: ワタシのイキル意味 ( No.13 )
- 日時: 2010/10/31 18:56
- 名前: 発戸
十話[母]
「ただいま」
私は家の台所にいる母にそう告げる。
父はパチンコに行ってて今は居なかった。
『百音・・・。何よ、その髪型』
「あ!?これ?」
母が指を向けて言う。
私は学校帰りに髪の毛を切りに行った。
あすかに言われたショートカット。
「似合うかなって思って。」
『なんだ、、、苛められてるのかと思ってビックリしたわ』
「−−−苛められてるよ」
私はついに言ってしまった。
母はえ?って声を漏らて驚いていた。
『な、、、に、、言ってるの?私は一度も聞いたこと―――』
「あんた達がいつも喧嘩してるからでしょ?そんな親に言えるわけないじゃん!私の話をまともに聞かない癖して――」
言ってる途中にどんどん涙があふれてきた。
「私は―――!」
寂しかったんだから!
そう言う前に母に抱きつかれた。
久しぶりに抱きつかれた。
あすかとはまた違う温かさ。
「お母さん?」
『ごめんね、、、、ごめんね、、、ごめんね!』
何回も何回もごめんねと続ける母。
私はそんな母の体を支えながら椅子に座らせる。
そして涙を洋服の裾で拭い最高の笑顔で言う。
「大丈夫!もう一人じゃないから」
私にはあすかが居る。
あすかが言ってた『私のために泣いてくれる人が居る』それは、母の事だったんだなぁ・・・。
すると母も涙を拭き言う。
『こんな頼りない母だけど、、、一緒に戦おう。相談があるなら言って!』
「うん!ありがとう!!」
私は嬉しくなり涙が段々止まらなくなってきた。
母も私を見て涙が目から大量に出てきている。
『もし、学校行きたくなくなったら―――・・・。』
「大丈夫。あすかが居るから」
母の言葉を遮って言う。
私のこの運命は変わろうとしていた。
少しずつ
少しずつ
楽しい未来を創ろうとしていた
一緒に戦おう
苦しくても
大丈夫
一人じゃない限り
私は
――――――――――戦える
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