大人オリジナル小説

ワタシのイキル意味
日時: 2011/01/06 17:36
名前: 発戸

はじめまして発戸(ほっと)です笑

私は少しでも多くいじめられてる方の辛さが分かって頂けるような小説を書きたいと思っています。
名前の由来も皆様が温かい気持ちになれるようにと^p^
いじめられないのが常識ではないんです。
今もいじめらてる方がいるかもしれません。
私は「頑張って」としか言えませんが、一人でも多くの方に勇気を持ってもらいたいと思っております。

!登場人物!
 L川崎 百音 (かわさき もね)
  主人公。いじめられてる女の子
 L広重 あすか (ひろしげ あすか)
   何でもはっきりと言う女の子
   過去に辛い事があった。
 L小柳 舞 (こやなぎ まい)
   いじめの主犯。リーダー的存在
   自分より上が居るとすぐ苛める
 L柏崎 優奈(かしわざき ゆな)
    舞の友達。いじめをしてる
 L斎藤 春 (さいとう はる)
    舞の友達 いじめをしてる

この人達の物語です。
それでは。
更新遅めかと思いますが、よろしくお願い致します^^

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話戻ります★!
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Re: ワタシのイキル意味 ( No.29 )
日時: 2010/12/28 11:57
名前: 発戸

二十話[気づかなかったSOS]

〜あすか視線〜

「おはよう彩加!」
いつものように彩加に挨拶をする。
「昨日は悪かったな。寝坊してさ〜」
『あ。あすかちゃんおはよう・・・。』
いつもの彩加じゃないみたいだった。
「・・・昨日何かあったのか?」
真顔になり彩加の方を見ると眼を反らされた。
「っ!!」
いつの間にか彩加の手を取って屋上の階段を上がっていた。
途中に先生の呼びとめる声が聞こえたが無視してきた。
「ねえ。彩加昨日何かあった?」
青空の空を見上げた。
心のもやもやとか色々なものを消してくれそうな空だった。
『別に何もないよ』
「嘘付くな」
それっきり彩加は無言になってしまった。
「あたしは彩加の何?友達じゃないの?相談し合えるのが友達なんじゃねーの?」
優しく言い聞かせようとした。
『あすかちゃんは私と居て辛くないの?』
彩加があたしをやっと見てくれた。
彩加の眼は涙目で今にでも泣きだしそうな目だった。
「辛いって思っていたら彩加の隣なんか居ないよ」
『でも私は舞ちゃんに苛められてるんだよ?あすかちゃんに迷惑かけてるんだよっ?!』
とうとう泣きだした彩加。
私は彩加の背中を優しく撫でながら言う。
「一度も迷惑だなんて思った事無いよ。あたしの前で彩加は泣かないから助けも出来ないんだ。」
『私が泣いたら皆に迷惑がかかる・・・。』
「でもお前のSOSは分かりづらいんだ。だからこそもっともっと頼って欲しい」
『・・・一回死にたいって思ったことあるんだよ』
「あたしは彩加の支えになってない?今のあたしじゃお前を助けられてないか?」
『違う!!あすかちゃんは悪くな―――』
「お願い!死ぬなんてことはしないでょ・・・。」
段々掠れてくる声。
いつの間にか二人泣いていた。

ごめんね彩加。

彩加の事知ってるようで全然知らなかったよ。

今からでも遅くないかな?

今からでもまだ間に合うかな?

今からでも助けられる?

ごめんね。

助けるから

だから

死ぬなんて事絶対に考えないでよ――――――・・・。

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