大人オリジナル小説

ワタシのイキル意味
日時: 2011/01/06 17:36
名前: 発戸

はじめまして発戸(ほっと)です笑

私は少しでも多くいじめられてる方の辛さが分かって頂けるような小説を書きたいと思っています。
名前の由来も皆様が温かい気持ちになれるようにと^p^
いじめられないのが常識ではないんです。
今もいじめらてる方がいるかもしれません。
私は「頑張って」としか言えませんが、一人でも多くの方に勇気を持ってもらいたいと思っております。

!登場人物!
 L川崎 百音 (かわさき もね)
  主人公。いじめられてる女の子
 L広重 あすか (ひろしげ あすか)
   何でもはっきりと言う女の子
   過去に辛い事があった。
 L小柳 舞 (こやなぎ まい)
   いじめの主犯。リーダー的存在
   自分より上が居るとすぐ苛める
 L柏崎 優奈(かしわざき ゆな)
    舞の友達。いじめをしてる
 L斎藤 春 (さいとう はる)
    舞の友達 いじめをしてる

この人達の物語です。
それでは。
更新遅めかと思いますが、よろしくお願い致します^^

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話戻ります★!
二十八話[>>52]

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Re: ワタシのイキル意味 ( No.18 )
日時: 2010/11/09 21:03
名前: 発戸

十五話[谷口彩加]

――――小学生
「あすか!一緒遊ぼう」
『うん!一緒遊ぼう』
あすかは可愛く人気者だった。
でも何でだか嫉妬はしなかった。
―――――私もあすかが大好きだったから。
「あすかって本当に可愛いし優しいよね」
私は笑いながら言う。
『えーあたしより絶対舞の方が可愛いよ』
そう言いながらあすかも笑う。
女同士なのに何故かキュンって胸がなる。
「あっ!今日さ、転校生来るんでしょ?」
『そうっぽいねー・・・。』
私達がそんな話をしていると先生がやってきた。
その後ろには女の子が居た。
あの子が転校生・・・?
『さっさと席につけー』
先生の声がして私たちは一斉に席に着く。
『この子はこれから皆と同じクラスの―――』
そう言いながら先生は転校生の子を見る。
『谷口彩加です。宜しくお願いします』
少し頬を赤く染めながらしっかりとお辞儀する彼女。
『じゃ。谷口の席は・・・っと。広重の隣な』
すると彼女は遠慮がちにあすかの隣の席に座る。
『あたし!あすか!広重あすか!!』
笑いながらあすかは自己紹介をした。
何故か胸が痛む。
あすかは誰にでも仲良くするって分かってる。
でもやっぱ友達が取られそうで怖かった。

授業が始まってからも二人は仲良く話していた。
『うわぁー。彩加って頭もいいんだな』
関心したようにあすかが言う。
『そ!そんなこと無いよ!あすかちゃんは覚えが良いよー!』
照れながら必死に否定する彼女。
仕草の一つ一つが可愛らしかった。
『あはは。お前可愛いな』
そう言いながらあすかは彼女の頭をなでる。
―――――私でもこんなに褒められたこと無かったのに
『ありがとう』
段々イライラしてくる。
『彩加!今度遊ぼうっ!』
『うんいいよ!じゃぁいつか私の家に来る?』
『やった!お菓子持って来てやるよ』
そんな会話が聞こえる。
何でそんなに優しくするの?
何でそんなに彼女を見て笑うの?
何でそんなに―――――――――――?

やめてよ

私以外でそんな風に笑うの

あすかと一番仲良しだったのに

ソレは私しか思ってなかったことなの?

私はあすかの事大好きなのにっ!

もう私とは遊べないの?


――――違う。

あすかは悪くない

悪いのは―――――――――――――――・・・。


『谷口彩加』なんだ

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