大人オリジナル小説

ワタシのイキル意味
日時: 2011/01/06 17:36
名前: 発戸

はじめまして発戸(ほっと)です笑

私は少しでも多くいじめられてる方の辛さが分かって頂けるような小説を書きたいと思っています。
名前の由来も皆様が温かい気持ちになれるようにと^p^
いじめられないのが常識ではないんです。
今もいじめらてる方がいるかもしれません。
私は「頑張って」としか言えませんが、一人でも多くの方に勇気を持ってもらいたいと思っております。

!登場人物!
 L川崎 百音 (かわさき もね)
  主人公。いじめられてる女の子
 L広重 あすか (ひろしげ あすか)
   何でもはっきりと言う女の子
   過去に辛い事があった。
 L小柳 舞 (こやなぎ まい)
   いじめの主犯。リーダー的存在
   自分より上が居るとすぐ苛める
 L柏崎 優奈(かしわざき ゆな)
    舞の友達。いじめをしてる
 L斎藤 春 (さいとう はる)
    舞の友達 いじめをしてる

この人達の物語です。
それでは。
更新遅めかと思いますが、よろしくお願い致します^^

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話戻ります★!
二十八話[>>52]

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Re: ワタシのイキル意味 ( No.56 )
日時: 2011/01/08 19:37
名前: 発戸

三十話[馬鹿]

〜あすか視線〜

過去を知られた。
何故か百音と目が合った瞬間に逃げてしまった。
百音は何て思ったかな?
 馬鹿だとか
 酷いだとか
 最悪だとか・・・・。
何にせよ、あたしがした事は決して許されることじゃないんだ。
ねえ百音。
あたし今度全てを話すね?
黙ってて・・・ごめんね。
 
    *      *     *

次の日。
百音は登校時間になっても来なかった。
いつもと同じクラスなのに百音が居ないだけでこんなにもつまらないものなのか?
すると前のドアから担任が入って来た。
『ぇー。昨日、川崎が入院した。』
はあ?
どういう意味だよ。
『古い体育倉庫あるだろ。そこの鉄の棒が落ちてきたみたいだ。』
何だよそれ。
本当なのかよ。
『頭から血を流してる所を、小柳が見つけたみたいだ。だからもう近付くなよ〜』
そんな軽く終わらせるつもりかよ。
あたしは小柳の方を見た。
するとアイツは――――――――――――・・・。

――――――かすかに笑って居た

「っ!!」
まさかコイツが殺ったのか?
殺人未遂だろ!

担任が居無くなると同時にあたしは席を立ちあがり、小柳の前に立ちはだかった。
『・・・何か言いたそうな顔ね?』
「お前が百音を鉄の棒で殺ったのか?」
嗚呼、
今のあたしの声低くて怖い
『あはは。冗談はやめてよ』
「本当の事を話せ」
『私はカスをただ見つけただけよ?どこにそういう証拠があるのよ?』
すると柏崎と斎藤が小柳の近くにやって来た。
『そうそう。証拠が無いのに決めつけないでよ?』
柏崎が言う。
『カスがそんな古い体育倉庫に行くから悪いんじゃないの〜』
斎藤も続けて言う。
「お前らまだ百音の事を、カスって呼んでんのか」
『あすかー・・・。』
小柳が笑いながら言う。
『また苛められてる子を助ける事出来なかったわね』
そう言ってあたしの隣を過ぎ去っていく。
「っ!」

そうか

あたしはまた助けることが出来なかったんだ

言葉ではいくらでも「助ける」だなんて言うけど

全然助けてなかったね――――・・・。

あたしって


どんだけ



馬鹿なのかな?

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