大人オリジナル小説

ワタシのイキル意味
日時: 2011/01/06 17:36
名前: 発戸

はじめまして発戸(ほっと)です笑

私は少しでも多くいじめられてる方の辛さが分かって頂けるような小説を書きたいと思っています。
名前の由来も皆様が温かい気持ちになれるようにと^p^
いじめられないのが常識ではないんです。
今もいじめらてる方がいるかもしれません。
私は「頑張って」としか言えませんが、一人でも多くの方に勇気を持ってもらいたいと思っております。

!登場人物!
 L川崎 百音 (かわさき もね)
  主人公。いじめられてる女の子
 L広重 あすか (ひろしげ あすか)
   何でもはっきりと言う女の子
   過去に辛い事があった。
 L小柳 舞 (こやなぎ まい)
   いじめの主犯。リーダー的存在
   自分より上が居るとすぐ苛める
 L柏崎 優奈(かしわざき ゆな)
    舞の友達。いじめをしてる
 L斎藤 春 (さいとう はる)
    舞の友達 いじめをしてる

この人達の物語です。
それでは。
更新遅めかと思いますが、よろしくお願い致します^^

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話戻ります★!
二十八話[>>52]

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Re: ワタシのイキル意味 ( No.15 )
日時: 2010/11/02 20:56
名前: 発戸

十二話[約束]

『昼休みの時体育倉庫のところに来て!
                あすか』
そんな紙が教科書の間に挟まっていた。
字が下手・・・。
しかもあすかなら直接言うし。
あすかの真似をした誰かなんだろう。
あすかの真似をするとかひどいな・・・。
私は体育倉庫に行くことにした。
あすかには「ちょっと用事があるから・・・」って嘘をついた。
ごめんね。
でもやっぱり友達の真似をする人はむかつくから。
私は体育倉庫に向けて歩き出した。

「あすかの真似して何?」
私は体育倉庫に向けて話しかける。
もちろん誰も居ない。
すると後ろから3人の馬鹿が出てきた。
『あっれ〜?ばれてるみたいなぁ?』
可愛らしい声を出すのは柏崎。
『何強がってるの?』
斎藤も続けて言う。
『最近・・・本当に態度でかくなったわよね』
最後に小柳が言った。
「・・・で何?」
すると柏崎が私の顔をグーのまま思いっきり殴った。
『お前見てるとむかつくんだよぉおおおお!』
やばい。まじで痛い。
すると斎藤は私を押す。
私は自動的に体育倉庫の中へ・・・・って!
「なにす―――――――」
『放置プレイ・・・なんてね』
小柳は狂った笑顔を見せて私に言う。
まさか・・・。
ガチャッ

鍵の閉まる音がした。
「ちょ!冗談はやめてよ!」
ここの体育倉庫は古くて、新しい体育倉庫があってこっちの体育倉庫には誰も来ない。
私はドアを思いっきり叩く。
『あ!これだったらあすかとの約束破っちゃうわね〜』
「っ!!」
約束・・・。
   
   *     *    *
 
休憩時間のときに言われた一言。
『もーね!昨日美味しいケーキ屋見つけたから一緒に今日の放課後行かない?』
「ふぇ?」
こんなのは久しぶりだった。
苛められてたから誰も誘ってくれなかった。
だから私を誘ってくれるあすかが天使に見えた。
『ケーキ嫌い?』
悲しそうな顔をして顔を傾ける。
可愛い!!
「ううん!むしろ好き!今日行こうね」
私がそう言うとパァーっと明るくなって
『うん!じゃぁ約束!指きりしよっ』
そう言って小指を絡ませる。
本当に可愛い。
私はものすごく幸せな気分に浸っていた。

  *     *     *

この約束。
まさか小柳達が聞いてたなんて思わなかった。

折角できた友達。
裏切ったら絶対に―――――――――嫌われちゃう。
私は段々涙があふれてきた。
でも放課後までは時間があるから大丈夫・・・だよね?

絶対に約束は破ったらいけない。


嫌われたくはない。


絶対にここから脱出して見せる!

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