大人オリジナル小説

ワタシのイキル意味
日時: 2011/01/06 17:36
名前: 発戸

はじめまして発戸(ほっと)です笑

私は少しでも多くいじめられてる方の辛さが分かって頂けるような小説を書きたいと思っています。
名前の由来も皆様が温かい気持ちになれるようにと^p^
いじめられないのが常識ではないんです。
今もいじめらてる方がいるかもしれません。
私は「頑張って」としか言えませんが、一人でも多くの方に勇気を持ってもらいたいと思っております。

!登場人物!
 L川崎 百音 (かわさき もね)
  主人公。いじめられてる女の子
 L広重 あすか (ひろしげ あすか)
   何でもはっきりと言う女の子
   過去に辛い事があった。
 L小柳 舞 (こやなぎ まい)
   いじめの主犯。リーダー的存在
   自分より上が居るとすぐ苛める
 L柏崎 優奈(かしわざき ゆな)
    舞の友達。いじめをしてる
 L斎藤 春 (さいとう はる)
    舞の友達 いじめをしてる

この人達の物語です。
それでは。
更新遅めかと思いますが、よろしくお願い致します^^

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話戻ります★!
二十八話[>>52]

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Re: ワタシのイキル意味 ( No.23 )
日時: 2010/12/25 19:34
名前: 発戸

十八話[嫌い]


あすかの声で教室は静まり返る。
『舞。お前は何で彩加を苛める?』
あすかが私の視線に合わせて聞いてきた。
そういう優しさが私は好きだったんだよ。
「だって谷口さんって人間以下―――カスじゃん」
私は笑いながら言う。
『っ。ごめんなさい・・・。』
アイツは謝りながら私から視線を反らした。
でもあすかは冷静に私の方を見て聞いてくる。
『彩加は人間だ。カスじゃない。どうして彩加を嫌うんだ?』
――――それはあすかがアイツにとられたから。
そんなこと言えるはず無かった。
「谷口さんって自己中心的じゃん。私とあすかが仲良く話してるのに勝手に割り込んできたり、可愛こぶったりして!!」
私はアイツを睨みながら言う。
『じゃあ。あたしと彩加と舞と3人で遊ぶことはできないのか?』
あすかは真剣に聞いてくる。
『彩加それでいいだろ?』
『私は嬉しいよ』
そういってアイツはあすかに笑いかける。
「私は嫌なの!!カスなんかと一緒に話してたらこっちまでカスになっちゃうじゃない!!」
私はあすかを押しながら叫ぶ。
『っ!!』
あすかは床に倒れて痛そうな顔をする。
私は立ちあがりながらアイツをまっすぐ見る。
『舞ちゃん。あすかちゃんには手出さないでよ・・・。』
アイツが私を訴えるように見て来る。
私はアイツの顔面にパンチをした。
『っ!!』
痛そうにまた蹲るアイツ。
『彩加っ!!!』
アイツに寄り添うあすか。
「分かった?私の痛み。あんたが居たから私はそれ以上の痛みをうけたのよ?」
笑いながら二人を見下す。
『・・・おぃ。いい加減にしろよ』
低い声で私に立ちはだかるあすか。
『ってめぇ!!さっきから一方的すぎなんだよ!人の命何だと思ってんだよ』
私に怒鳴るあすか。
――――あすか本当に私の事を嫌いになっちゃったのかな?
『あすかちゃん!舞ちゃんが可愛そうだよ!!止めてあげて』
アイツがあすかに抱きつきながらそう言葉を発する。
『でも!!―――』
アスカは戸惑ったようにアイツを見る。
『私は大丈夫だよ!結構頑丈なんだあー』
そう言ってヘラッと笑うアイツ。

本当に本当に本当に本当にお前むかつく!!!

「本当にお前むかつくんだよ」

そう一言言って私は自分の席に向かった。

『っ!!』
あすかがまた何か言おうとしてたけどアイツが止めてた。

私から大切な人を奪ったアイツ

大好きだったあすか

でもあすかはもう私の事が嫌い

あすかの事恨まないよ

私は恨むのは・・・。


谷口彩加だけだからー――ー―――・・・・。

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