大人オリジナル小説

ワタシのイキル意味
日時: 2011/01/06 17:36
名前: 発戸

はじめまして発戸(ほっと)です笑

私は少しでも多くいじめられてる方の辛さが分かって頂けるような小説を書きたいと思っています。
名前の由来も皆様が温かい気持ちになれるようにと^p^
いじめられないのが常識ではないんです。
今もいじめらてる方がいるかもしれません。
私は「頑張って」としか言えませんが、一人でも多くの方に勇気を持ってもらいたいと思っております。

!登場人物!
 L川崎 百音 (かわさき もね)
  主人公。いじめられてる女の子
 L広重 あすか (ひろしげ あすか)
   何でもはっきりと言う女の子
   過去に辛い事があった。
 L小柳 舞 (こやなぎ まい)
   いじめの主犯。リーダー的存在
   自分より上が居るとすぐ苛める
 L柏崎 優奈(かしわざき ゆな)
    舞の友達。いじめをしてる
 L斎藤 春 (さいとう はる)
    舞の友達 いじめをしてる

この人達の物語です。
それでは。
更新遅めかと思いますが、よろしくお願い致します^^

-------------------------------------------
prologue[>>1] 一話[>>2] 二話[>>3] 三話[>>4] 四話[>>7] 五話[>>8] 六話[>>9] 七話[>>10] 八話[>>11] 九話[>>12] 十話[>>13] 十一話[>>14] 十二話[>>15] 十三話[>>16] 十四話[>>17]

→過去の話
十五話[>>18] 十六話[>>19] 十七話[>>20] 十八話[>>23] 十九話[>>26] 二十話[>>29] 二十一話[>>32] 二十二話[>>33] 二十三話[>>36] 二十四話[>>40] 二十五話[>>44] 二十六話[>>47] 二十七話[>>49]

話戻ります★!
二十八話[>>52]

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66



Re: ワタシのイキル意味 ( No.17 )
日時: 2010/11/08 15:43
名前: 発戸

十四話[聞いてもいい?]

キーンコーン

「ねぇ!誰か居ないの?!お願いだからっ―――」
私の声は暗い体育倉庫の中にだけしか聞こえない。
放課後のチャイム。
誰も結局来なかった。
「ねぇ、、これじゃぁ、、これじゃぁ、、」
段々掠れていく声。
「あすかに嫌われちゃうよぉ――――」

こんなにも友達に嫌われるのが怖いなんて。
こんなにも誰かのことを思っちゃうなんて。
こんなにも―――――――――――――・・・。

『まだ脱出出来ていなのね』
この声は小柳。
「ねぇ。小柳、さっさと開けてよ」
私は精一杯の声を出して叫ぶ。
ドンッ
『何が・・・小柳よ!私は舞よ!』
小柳が体育倉庫の扉を蹴りながら叫ぶ。
『あんた何か嫌われればいいのよ』
「っ!」
小柳がそう言ったら斎藤と柏崎もクスクス笑った。
お前らも居たんだね・・・。
『そんなにあすかに嫌われるのが怖い?』
斎藤が笑いながら言う。
『そんなに一人になるのが怖いのかしら?』
柏崎がお嬢様ぶって言う。
そんなんじゃない・・・。
私はただ――――――――――――。
「私はあすかとの約束を守りたいだけ。たった一人の大切な―――――」

―――――親友

私はそう言うと一斉に笑いだした。
『そうだったわ。あすかは約束を守らない子が嫌いだったわ』
小柳が挑発してくる。
「嘘付け!お前にあすかの何が分かるの?!」
『―――――あんたこそあの子の何を知ってるの?』
「っ!!」
そういえば私はあすかの何を知ってるのだろうか。
明るくて、可愛くて、はっきりと何でも言う子。
『私はね・・・。あすかと同じ小学校だったのよ』
「・・・ぇ?」
何それ。
そんなこと一度も聞いたこと無かった。
『私と仲良しだったのよ?あすか。』
「そんなわけ無い!」
『あすかは何もカスに言ってないのね・・・。』
ぇ?
何のこと?
『面白い・・・。じゃぁあの子の事教えてあげる』
そう言って光が差し込んできた。
小柳達が開けたみたいだった。
『別に逃げてもいいのよ?』
『ただし・・・あすかの過去が聞きたいなら―――』
柏崎と斎藤が続いて言った。

何でだろう?
私あすかといつも一緒に居たのに全然知らないや。
あすか。
あすかの事知ってもいい・・・よね?

私は決心して小柳達に言う。
「あすかの事・・・教えて」
『・・・後で後悔しても遅いわよ』
そう言って妙に笑う小柳達。

ごめんね。

あすかの過去聞いちゃうよ。

でも私ももっと知りたいから。

もっともっと

あすかと仲良くなりたいから―――――――――・・・。

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大7000文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。