大人オリジナル小説

いじめに逆らってみる [>21まで更新
日時: 2011/05/06 21:05
名前: 憂 ◆aBcA7JIVvE

小説内でのいじめに逆らってみると、なんか違った感じのが書けそうな気がしたからやってみます(´∀`*)


真面目に書いてる人から見ると、ちょっと不快に思うかもしれないけど
そこは優しくスルーしてあげてください。


    ε= \_○ノ ヒャッホーウ!!!

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Re: いじめに逆らってみる ( No.15 )
日時: 2011/01/31 22:04
名前: 憂 ◆aBcA7JIVvE

[>08

     沈黙


みんながあたしを見た。

「まじで?」
「大丈夫なのこれ?」
「どーすんの?」


「・・・っ」

いつもの凛々しい顔が作れない。


「芽留・・・」

先生が、まだ曲の鳴りつづけているカバンを持ちながら、こっちへ来た。

「なんでこのカバンから曲が聞こえるの?」

「・・・」

あたしはずっと黙っていた。

校則違反なのは分かっている。それがバレたら、どのくらい怒られるだろうか。
まぁ、説教を真面目に聞くほど真面目じゃないけど。


「ハァ・・・」

先生が溜息をついた。

流れている曲が終わった。体育館が静かになる。


「とりあえず、これがケータイなのは分かるよ。校則違反っていうのは分かってるよね?」

コクリ。 返事として頷く。

「次、持ってきたら没収だからね」

「・・・はい」

ボソッと、あからさまに嫌々に答えた。


次見つかったら、完全にアウトだな。

でも、見つからなきゃ大丈夫だよな。

先生には見えないように、体の後ろでガッツポーズ。

陽仔たちには見えるから、笑ってくれた。

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