大人オリジナル小説
- 虚無の軍団
- 日時: 2018/03/15 22:03
- 名前: こあく
内容とか諸々
主人公がハーレムされる感じです。NL、BL、GLなんかあり。主人公チートでファンタジーでSFな感じ。後はR-18指定。これが大丈夫な方は、ゆっくりしていって下さい。
あらすじ
現代、魔法と科学のどちらも存在する世界。主人公ツイボルグは中学時代のトラウマから人間不信になり、孤児院での家族と言える、ガクと蒼としか会話をしなくなった。しかし、とある日にそれは覆された。そして彼が自分自信の全てを知るきっかけとなった。虚無が再生した時、世界が知るのは希望か絶望か。そして、仲間達の選択は如何に。
2018.1/27 閲覧数 100越え有難うございます!
2018.2/28 閲覧数200越え有難う御座います!
2018.3/10 題名変えました。
2018.3/15 閲覧数300超え有難う御座います!
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- 素敵な仲間に恵まれて ( No.20 )
- 日時: 2018/01/29 17:01
- 名前: こあく
第16話 儀式
何だか、とても懐かしい気分だ。紫の魔女、あぁ思い出す。君にプレゼントした薔薇を。…俺はいつこんな事をした?何故知っている?頭が痛くなってきた。そういえばなんでコイツと会った時、過呼吸にならなかったんだ?
「いきなり思い出して辛いでしょう。直ぐに治してあげる。さぁ、地下室へ行きましょう。貴方を待っているわよ。」
ヴィオレと名乗った少女が俺の手を引く。反抗する気は起きず、ただただ彼女に誘導されるだけだった。
隠し階段の様なものがあり、俺達は階段を降りていく。そして1つの場所に出た。儀式の祭壇の様で、奥に石造りのがっしりとした10m以上ある扉があった。
「此処からは貴方だけしか進めないの。付いて行きたいのだけれど。御免なさい。でも、大丈夫。心配しないで、私は貴方といつも一緒よ。」
俺は彼女の言われたとおり、扉を開いた。奥に進むと、勝手に扉が閉まった。部屋の中を見渡すと、真ん中が青白く光り輝いていて、部屋全体に魔法陣が描かれていた。俺は導かれる様に青白い光に進んで行く。
『我らが父が、お目覚めになられた。今こそ、全てを父に捧げよ。』
何処からか分からないが声が聞こえてくる。宗教団体みたいな事を呟いている。すると詠唱が始まる。沢山の人が一斉に唱えているみたいだ。
『貴方様の記憶をお受け取り下さい。これから世界は希望に満ち溢れる事でしょう。』
隣に急に天使の様な何かが現れ、手に持っている、聖杯の様な物を差し出す。中は虹色、何色か分からないが、輝いていた。天使がグイグイと近づくので俺は仕方なく、聖杯を受け取る。
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