大人オリジナル小説
- 虚無の軍団
- 日時: 2018/03/15 22:03
- 名前: こあく
内容とか諸々
主人公がハーレムされる感じです。NL、BL、GLなんかあり。主人公チートでファンタジーでSFな感じ。後はR-18指定。これが大丈夫な方は、ゆっくりしていって下さい。
あらすじ
現代、魔法と科学のどちらも存在する世界。主人公ツイボルグは中学時代のトラウマから人間不信になり、孤児院での家族と言える、ガクと蒼としか会話をしなくなった。しかし、とある日にそれは覆された。そして彼が自分自信の全てを知るきっかけとなった。虚無が再生した時、世界が知るのは希望か絶望か。そして、仲間達の選択は如何に。
2018.1/27 閲覧数 100越え有難うございます!
2018.2/28 閲覧数200越え有難う御座います!
2018.3/10 題名変えました。
2018.3/15 閲覧数300超え有難う御座います!
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- 素敵な仲間に恵まれて ( No.9 )
- 日時: 2018/01/23 20:16
- 名前: こあく
第7話 初めての
「っ、おいっ、おいっ!」
誰かに起こされる。気持ち悪い。吐き気がする。身体が倦怠感に襲われ、熱でもあるのかと思うくらいクラクラする。汗も滲んで、苦しい。
「…大丈夫か?いや、大丈夫じゃねぇな。今回こそは保健室行くぞ。」
手を掴まれて引かれる。だが、立てない。まるで子鹿のように足が震えてる。さっきの夢から覚めて、あの無重力が忘れられなくて、足が立つことを拒否しやがってる。
「熱あるな。立てないみたいだし。寝てろ。風邪薬持ってくるから。」
闇夜が何処かに行こうとする。それを拒む様に俺の手が勝手に動いて、闇夜の腕を掴む。
「あっ、えっと…。」
声がどもる。いつもそうだ。大事な時に何も伝えられない。そんなんだから、あんな夢を見る。
「行くなって事か?」
解釈してくれたらしい。あぁ、助けられてるな、俺。甘えてばっかで。
「ごめん、迷惑かけて。気にすんな。大丈夫、大丈夫だから。」
自分にも言い聞かせる様に、そして、心配させない様に。息が荒くなる。過呼吸が始まった。でも、苦しくない。感覚が曖昧になる。
「嘘吐き野郎か、お前。自分じゃ何にも出来ない、それを認めたくないだけで、意地張りやがって。」
小さな嗚咽が聞こえる。それが自分から発せられてるとはその時は知らなかった。
「あぁ、面倒だな、お前。はいはい、泣かない泣かない。」
いつのまにかこいつに抱かれて背中をさすられていた。涙目になり、前が滲む。
「ごめん、ごめん…。」
「愛してる。だから泣くな。」
俺は優しさにまた甘えてしまった。
あとがき
死んだ。文才の無さに死んだ。
という事で、闇夜君編が終わりました。えっ、ガクや蒼はどうなんだって?気にしないで(笑顔)。予定では、後2人の男子がツイちゃんのアレに、女子は諸々、10人以上出て来ると思います。女子率高です。
此処まで読んで下さった方々、本当に有難う御座います。これからも、宜しく御願いします。
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