大人オリジナル小説
- 虚無の軍団
- 日時: 2018/03/15 22:03
- 名前: こあく
内容とか諸々
主人公がハーレムされる感じです。NL、BL、GLなんかあり。主人公チートでファンタジーでSFな感じ。後はR-18指定。これが大丈夫な方は、ゆっくりしていって下さい。
あらすじ
現代、魔法と科学のどちらも存在する世界。主人公ツイボルグは中学時代のトラウマから人間不信になり、孤児院での家族と言える、ガクと蒼としか会話をしなくなった。しかし、とある日にそれは覆された。そして彼が自分自信の全てを知るきっかけとなった。虚無が再生した時、世界が知るのは希望か絶望か。そして、仲間達の選択は如何に。
2018.1/27 閲覧数 100越え有難うございます!
2018.2/28 閲覧数200越え有難う御座います!
2018.3/10 題名変えました。
2018.3/15 閲覧数300超え有難う御座います!
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- 素敵な仲間に恵まれて ( No.12 )
- 日時: 2018/01/24 17:55
- 名前: こあく
第8話 紫
???視点
「今日は暇ね。貴方がいなくなってから、寂しいわ。」
とっても、とっても寂しい。貴方と過ごしていた日々が蘇り、私を虚しくする。まるで、貴方みたいに。全てをリセットしたあの人は、何処へ行ったのかしら。リセットされた世界は平和かしら、あの女は、今頃嘆いているかしら、嫉妬しちゃうくらい羨ましい彼等は生きているかしら。つまらない思考かもしれないけれど、あの時を思い出す。私は、いつもの庭園を眺めている。あの人からもらった、紫の薔薇の香りがする。良い匂い。私の眷属達も喜んでいるみたい。
「マイプリンセス、ご報告です。」
急に話しかけられた。驚いたじゃないの。何があったのかしら。教えて?
「マイロードが見つかりました。」
…そう、そうなのね!今、私の心は歓喜で満ち溢れている。この世界に存在している事は分かっていたのだけれど、貴方は照れ屋だから隠れるのが上手で、見つけられなかった。けど、良かった!今から、会いに行くわ、あの女よりも先に、誰よりも先に。羨ましいでしょ?ってあの女に自慢してあげる、醜い顔になりなさい。
「今、迎えに行くからね。」
私は今、貴方の事しか考えられない。
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