大人オリジナル小説

虚無の軍団
日時: 2018/03/15 22:03
名前: こあく

内容とか諸々
主人公がハーレムされる感じです。NL、BL、GLなんかあり。主人公チートでファンタジーでSFな感じ。後はR-18指定。これが大丈夫な方は、ゆっくりしていって下さい。

あらすじ
現代、魔法と科学のどちらも存在する世界。主人公ツイボルグは中学時代のトラウマから人間不信になり、孤児院での家族と言える、ガクと蒼としか会話をしなくなった。しかし、とある日にそれは覆された。そして彼が自分自信の全てを知るきっかけとなった。虚無が再生した時、世界が知るのは希望か絶望か。そして、仲間達の選択は如何に。

2018.1/27 閲覧数 100越え有難うございます!
2018.2/28 閲覧数200越え有難う御座います!
2018.3/10 題名変えました。
2018.3/15 閲覧数300超え有難う御座います!

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素敵な仲間に恵まれて ( No.19 )
日時: 2018/01/28 17:32
名前: こあく

第15話 魔女との対面

なんなんだ、この本は。神がいる?巫山戯ているのか。ただの御伽噺の世界だろ、こんなの。いたとしても、何故世界に干渉しない?自分の都合良くしたいだろう。いや、そもそもそうしているのか?そして最大の謎、虚無。全てを産み出す存在、というだけで胡散臭い。しかし、これがもし本当だとしたら、コイツの力が暴走したら本当に全てが破壊される。創造の象徴でもあり、破壊の象徴でもあるのか。

「笑えないな。」

本当にそうだろう。魔女の家に来て、謎の歴史文書を読み、虚無という存在を知る。眠りから目覚める時は大変な事になるな。

「……他の本を読むか。」

何故か気分が良くない。別にこの本に興味は無いのに。居心地が悪い事を我慢し、俺は本を探す。

「これは…状態魔法か。」

黙々と俺は本を読み続ける。




いつのまにか寝ていた様だ。本に集中し過ぎて疲れたのだろう。俺は目を開け、目を擦る。

「うあぁぁ。良く寝…た、…?何処だ此処。」

俺は図書室に寝ていた筈だ。こんな豪華な部屋で寝た筈では無い。何があった?

「起きましたか。マイプリンセスがお待ちです。」
「っ!誰だよ、お前…!」

知らないやつだ。髪が白っぽく、ガッチリとした体型の男だ。怖い、怖い。こっちへ来るな。

「周囲の魔力量が急激に跳ね上がっています。危険な状態です。落ち着いて下さい。」

そう言って近付いて来たので、咄嗟に雷を撃った。

「…。雷撃を吸収します。耐えきれません。オーバーヒートを起こしています。電源を切ります。」

男は生気が無くなったかのように項垂れる。コイツは機械か?そうとしか聞こえない言葉だった。

「この騒ぎは何!」

急に扉が、バタンッ!開き、幼い少女が出てきた。紫色の髪と目。ゴシックロリータの様な服装。

「……!目覚めていたのね、貴方。良かった、私が馬鹿だったわ。御免なさい、貴方をコソ泥みたいに感じてしまって。普通なら貴方しかありえないものね。…あぁ、そうだ、記憶が無いのよ。私ったら、見知らぬ人に声をかけられたのと同じじゃない。まずは自己紹介からしないと、私はヴィオレ。又の名を紫の魔女。久し振りねツイちゃん。」

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