大人オリジナル小説
- 虚無の軍団
- 日時: 2018/03/15 22:03
- 名前: こあく
内容とか諸々
主人公がハーレムされる感じです。NL、BL、GLなんかあり。主人公チートでファンタジーでSFな感じ。後はR-18指定。これが大丈夫な方は、ゆっくりしていって下さい。
あらすじ
現代、魔法と科学のどちらも存在する世界。主人公ツイボルグは中学時代のトラウマから人間不信になり、孤児院での家族と言える、ガクと蒼としか会話をしなくなった。しかし、とある日にそれは覆された。そして彼が自分自信の全てを知るきっかけとなった。虚無が再生した時、世界が知るのは希望か絶望か。そして、仲間達の選択は如何に。
2018.1/27 閲覧数 100越え有難うございます!
2018.2/28 閲覧数200越え有難う御座います!
2018.3/10 題名変えました。
2018.3/15 閲覧数300超え有難う御座います!
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- 素敵な仲間に恵まれて ( No.7 )
- 日時: 2018/01/23 16:39
- 名前: こあく
第5話 友人
さっきの授業が終わり、昼休みの時間だ。一緒に食う友人などいるわけない。ガクや蒼は生徒会役員だから仕事。いつも1人で食べている。
「あぁ、怠い。」
屋上のドアノブに手を掛けると、いつもは誰もいない屋上に最悪の奴がいた。
「おお、やっと来たか?って待て待て、扉を閉めようとするな!」
なんでいんだよ。咄嗟に閉めようとしたが、結局、屋上以外に行くとこがないので、扉を開けた。
「…なんでいんだよ。」
最悪だ…。1人で昼飯を食べたいのに。こいつがいるのも最悪だ。
「まぁまぁ、一緒に食おうぜ。ツイボルグ君」
「なんで名前も知ってんだよ…」
「結構構内では有名だぜ?最強の魔術師って。」
どんな噂だよ。まぁ、でも俺は授業に出席はしないが、最低でもテストや技能教科には参加している。それくらいはやんないと、進学や就職に影響してしまうし。
「…そういえばお前の名前、聞いてなかったな。」
咄嗟に出た言葉だった。会話も無しにご飯を食べるのもあれなので。
「ふぇ?言ってなかったか?…そんな目で睨むなよ。分かったから。俺は闇夜。」
何処かで聞いた事があるような気がする。確か、暗殺スキルがやばい奴か。
「気に入ってくれた?」
「ないわ。」
こいつに良い思い出などないだろう。出会って直ぐにキスとか。ヤリチンだろ、こいつ。世間の塵となれ。
「宜しく、ツイボルグ君。いや、アンタのお仲間からはツイって呼ばれてんだっけ。」
誰から聞いたんだ?そもそも、学校ではガクや蒼とは接触しない。
「そんなことは置いといて、仲良くしようぜ。」
これが、最悪な友人ができた日だった。
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