虚無の軍団 | 大人オリジナル小説

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虚無の軍団: 日時： 2018/03/15 22:03; 名前：こあく; 内容とか諸々
主人公がハーレムされる感じです。NL、BL、GLなんかあり。主人公チートでファンタジーでSFな感じ。後はR-18指定。これが大丈夫な方は、ゆっくりしていって下さい。

あらすじ
現代、魔法と科学のどちらも存在する世界。主人公ツイボルグは中学時代のトラウマから人間不信になり、孤児院での家族と言える、ガクと蒼としか会話をしなくなった。しかし、とある日にそれは覆された。そして彼が自分自信の全てを知るきっかけとなった。虚無が再生した時、世界が知るのは希望か絶望か。そして、仲間達の選択は如何に。

2018.1/27 閲覧数 100越え有難うございます！
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2018.3/10 題名変えました。
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虚無の軍団　( No.26 ): 日時： 2018/03/10 16:24; 名前：こあく; 第22話寂しいのは

ツイボルグ視点
虚無に異物が入ってきた感覚がした。誰かが来たのだろう。
……誰が来たのか検討はつく。分かってる、分かっているんだ。会いたくても、こんな穢れた心を見せる事など出来ない。だからこそ俺は逆方向へ向かう。永遠に続く、限界など無い世界を。
「……1人は寂しいな。」
独り言が口から出てきた。聞く人なんていないのに、それを求めてしまう。何にも無いのに。自分自身もそうしてきたのに。温もりを忘れられないでいる。あの時から。
「……赦してなんて、今更言ったところで切り捨てられるだけだろ。」
思い込ませる。そうでもしなければ自分自身が甘えに浸る。
何処かへ行きたかった。彼女と全てを超えて、そんな夢を見ていた。酷く脆い夢など、ただの幻想だった。
一面は真っ白。これを共感してくれるものなど何も無い。これが本当の虚無だったのか、そう気付いたのがきっと遅過ぎたのだろう。

『只々、真っ直ぐ進むだけの天使はきっと死んだ。
とある神の古文書』