大人オリジナル小説
- ☆中学生 黒羽亜歌音☆
- 日時: 2013/06/06 21:36
- 名前: 如月うさ ◆qvf.IClkDc
まえがき
中学生になった黒羽亜歌音。
家族や友だちは沢山だけど、逆に敵も作りやすいちょっぴり男勝りなタイプ。
入学早々大きな試練を迎えた亜歌音。
さあ、どうしましょう!!
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この作品は、実話を元に構成しています。
しかし、登場する人物はフィクションにしています。
笑いありの作品ですよ!!
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- Re: ☆中学生 黒羽亜歌音☆ ( No.11 )
- 日時: 2013/06/07 22:37
- 名前: 如月うさ ◆qvf.IClkDc
第十章 鳴り響く携帯電話
「もぉ…亜歌音ちゃんは…お友だちじゃないんだぁ…」
空は、無断帰宅をしていた。
しなけりゃおかしいかもしれない。
今はきっと昼食の時間かな?
と、空の腹時計は告げるが、食欲は0だった。
すると、部屋を着信音が満たした。
「きゃっ!誰からぁ?」
空は、怖々携帯電話を取った。
「えっ!?紺野くんからぁ!?えぇとぉ、放課後ぉ、屋上に来いぃ!?やぁっぱり空たんがかぁわいいぃんだぁ!!」
誰もいないのによくパフォーマンスタイムが開催できるものだ。
空は、さっさと身支度をして、放課後を待った。
そのころ、学校では―――――――――――。
「ねえ紺野。うまくいくこと、祈ってるよ。つらい仕事させてごめん」
「いいんだ。俺も面白そうで、引き受けたしな。頑張るぜ」
「今回は2週間でお願いするからさ」
亜歌音と紺野が、空が来るであろう屋上で話していた。
「じゃ、そろそろ、私はおいとまするよ」
「おう。俺、頑張るぜ!!」
亜歌音が『おいとま』してすぐ、空がやってきた。
「あのぉ、お話ってぇ、なぁに?」
「実は…俺…お前が好きなんだ!!」
「…う、うっそぉぉ!!じ、実はぁ、空もぉ、一緒だよぉ!!」
強烈である。
しかし、祐樹は嫌な顔一つしなかった。
「良かった。俺みたいな奴、ふられるかと…」
「そぉんなぁ!空たんはぁ、すっごくかわいくてモテモテでぇ、祐樹もいっしょだよぉ!!あ、祐樹って呼んでいいよねぇ?」
「もちろんだよ。空はかわいいからな。じゃ、一緒に帰ろうぜ」
2人が帰るところを、亜歌音は微笑んでみていた。
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