☆中学生黒羽亜歌音☆ | 大人オリジナル小説

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☆中学生黒羽亜歌音☆: 日時： 2013/06/06 21:36; 名前：如月うさ ◆qvf.IClkDc; まえがき

中学生になった黒羽亜歌音。
家族や友だちは沢山だけど、逆に敵も作りやすいちょっぴり男勝りなタイプ。
入学早々大きな試練を迎えた亜歌音。
さあ、どうしましょう!!

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この作品は、実話を元に構成しています。

しかし、登場する人物はフィクションにしています。

笑いありの作品ですよ!!

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Re: ☆中学生黒羽亜歌音☆　( No.9 ): 日時： 2013/06/06 22:20; 名前：如月うさ ◆qvf.IClkDc; 第八章いじめのなかの光

｢おはよぉ!｣

教室が静まる。

しかし、亜歌音は何ら変わりない。

退屈そうにあくびをしている。

｢ねぇ、ゆぅに藍ちゃんに亜歌音ちゃぁん?｣

｢うざい。あたし、空のこと嫌い｣

｢私もだよ?｣

藍と優奈が口をそろえていった。

それを合図と言わんがばかりに、野次が飛び出した。

｢キモい消えろ消えろ!!｣

｢うざいよ?ぶりっ子ちゃん｣

｢空はぁぶりっ子じゃなぁいもぉん!!｣

余計に増している。

｢亜歌音ちゃぁん!空を助けてよぉ!｣

｢助けるよ?もちろん。友だちだもん!!｣

｢うわー!!黒羽、ぶりっ子の味方だ!コイツもいじめるぞ!!｣

｢やめてあげてぇ!亜歌音ちゃん、空をほうっておいてぇ!!亜歌音ちゃんまでいじめられちゃうぅ!!｣

正義感たっぷりの演技も、とても疲れる。

｢いいのいいの!友達だもん!!｣

｢亜歌音ちゃぁん…やさしぃ…｣

｢黒羽も秋原も消えろ!!うざい!!｣

｢そぉんなぁ…｣

亜歌音は、かなり正義感たっぷりの名演技を繰り広げた。

1週間。

それは、亜歌音にとってのある期限だった。