大人オリジナル小説
- ☆中学生 黒羽亜歌音☆
- 日時: 2013/06/06 21:36
- 名前: 如月うさ ◆qvf.IClkDc
まえがき
中学生になった黒羽亜歌音。
家族や友だちは沢山だけど、逆に敵も作りやすいちょっぴり男勝りなタイプ。
入学早々大きな試練を迎えた亜歌音。
さあ、どうしましょう!!
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この作品は、実話を元に構成しています。
しかし、登場する人物はフィクションにしています。
笑いありの作品ですよ!!
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- Re: ☆中学生 黒羽亜歌音☆ ( No.4 )
- 日時: 2013/06/06 21:38
- 名前: 如月うさ ◆qvf.IClkDc
第三章 勝手な回想
「もぅ!何であの子は…空は難しいのにぃ!!」
自室にこもって、空はつぶやいた。
空は、何かに怒りをぶつけていた。
「どぉしてあのイケメンくんとあの子は仲がいぃのぉ!?」
それは仕方がない。
急に仲良くなろうと言ったって無理な話だ。
しかし、空には無理な話というのがわかっていない。
「黒羽亜歌音だったけぇ。空のほうがかわいいのにぃ!!」
そりゃ、うぬぼれというものだ。
亜歌音はかなりの美貌を持っている。
空もそれなりにはかわいいが、張り合う相手が間違っている。
「空たんはみぃんながめろめろなかわいぃ女の子だよねぇ!!」
空は、鏡に向かって言った。
ここまでくるとナルシストを超越する。
ここまで自信がもてたなら、と思う。
実際、劣等感で破滅する人間もいるのだから、空の自信を寄付して欲しいくらいだ。
「黒羽亜歌音よりぃ、空たんのほうがずぅっとかわいいよぉ!」
逆じゃなかろうか。
まあ、個人の思いはどうこうできないから放っておこう。
ところで…。
この話の大きな問題は、亜歌音と「イケメンくん」…そのイケメンくんというのは誰なのか?
紛れもなく――――――祐樹だった。
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