大人オリジナル小説
- ☆中学生 黒羽亜歌音☆
- 日時: 2013/06/06 21:36
- 名前: 如月うさ ◆qvf.IClkDc
まえがき
中学生になった黒羽亜歌音。
家族や友だちは沢山だけど、逆に敵も作りやすいちょっぴり男勝りなタイプ。
入学早々大きな試練を迎えた亜歌音。
さあ、どうしましょう!!
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この作品は、実話を元に構成しています。
しかし、登場する人物はフィクションにしています。
笑いありの作品ですよ!!
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- Re: ☆中学生 黒羽亜歌音☆ ( No.8 )
- 日時: 2013/06/06 22:04
- 名前: 如月うさ ◆qvf.IClkDc
第七章 いじめスタート
ざわざわと騒がしいのは、先生がいないHRだからだ。
「注目!」
といわなくても、亜歌音が教卓を叩いたのだから、注目してしまう。
「今日、秋原空がお休みですね。その人についてどういう感想を持ちますか?」
「ぶりっ子」
「キモい」
「嫌いだよね」
否定的な意見だけが述べられた。
「いじめたいですよね。私もそうですよ?」
亜歌音には、説得力があった。
多分それは声質の問題だろう。
小柄なくせに、少しドスのきいた声で、しかも女声特有の柔らかさも持ち合わせているので、かなり通りやすい。
「いじめたい」
「さんせーい」
「じゃあ、作戦を決めましょう」
いろいろと話し合いをする。
わいわいがやがやと、教室が騒がしくなる。
「消えて欲しいな」
「あいつはいらねえんだよ!!」
「死ね」
「ちょ、いいすぎ!!」
そして数十分後―――――――――。
「じゃあ、コレに決めましょう」
また騒がしくなった。
「はい、静かに。それじゃ、これで決めましょう」
そして、明日から刺激たっぷりの生活が始まるのだ…。
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