大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- FAIRY TAILでBL・GL・NL何でも書くよ!
- 日時: 2013/09/27 20:29
- 名前: レーズンパン
まぁ、題名のとおりなんだけど・・・。
好きなCPあげると、
・グレイ受け全般!
・ナツルー
・ナツリサ
・グレジュビ・ジュビグレ
・エルルー
・ジェラエル
な感じ。
書いて欲しいCPはどうぞいってください^^
リクエストは、いつでも受け付けております^^
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109
- Re: FAIRY TAILでBL・GL・NL何でも書くよ! ( No.239 )
- 日時: 2013/11/02 22:10
- 名前: レーズンパン
すみません・・・
今日では、リクエストできませんでした><
明日には更新できたらいいなぁ。
桜華様、すみません!
- Re: FAIRY TAILでBL・GL・NL何でも書くよ! ( No.240 )
- 日時: 2013/11/03 13:19
- 名前: 桜華
全然かまいませんよ!!
楽しみにしてますね!(^^)!
- Re: FAIRY TAILでBL・GL・NL何でも書くよ! ( No.241 )
- 日時: 2013/11/03 16:27
- 名前: レーズンパン
ではでは^^
『凍てついた』 シリアス CP無し
あの日から、全てが凍てついた。
母の叫び声、父の泣き声。
大切な者、物も消えていった。
とある自分より背が高く、年齢も一つ上の少年がいった。
瓦礫ばかりのその町で、自分にこう、言った。
『お前がウルを、殺したんだ』
リオンはすぐにその場を去った。
自分は、そこで座っているしか、できなかった。
―――――――
「グレイ!今日こそテメェと決着をつける!!」
暑苦しい。誰もが、次の瞬間頭によぎった。
ナツの声が、ギルド中に響く。
ここにエルザはいるが、「友人同士、喧嘩も大切」といって微笑ましそうに見ていた。
だが、今回のグレイの様子はおかしい。
いや、今回もだ。
この時期になると途端、グレイはいつも変わる。
物静かで、冷静で、誰にも負けない。
前、口喧嘩では見事ナツは敗北した。
確かその時はグレイはこういったはず。
「馬鹿の相手をしてる自分が、馬鹿になりそうだ。じゃあな、人を馬鹿にする天才。」
同じセリフを、言われた。
前は硬直していたが、今は違う。
グレイがとった依頼を奪い、ナツはギルドを抜けた。
「!ってめ、待て!」
「こっちきやがれ変態氷ー!」
「お前等、度が過ぎているぞ!!」
ナツ、グレイ、エルザの三人がギルドを飛び出す。
それを大人達は、苦笑いしてみていた。
「ナツー!待てー!」
「やーいやーい!待つもんk…いって!」
後ろばかり見ていたのか、ナツは前の人物に気づかず誰かにぶつかる。
スピードを出していたグレイは、間違えてナツの顔を踏んでしまった。
「ぐはぁっ」とナツの苦しげな声は無視しておこう。
目の前の人物を、グレイは信じられないという目で、見つめていた。
ピンクの髪の女子に、眉毛が太い男子、犬っぽい男子。
そして、それらの先頭に立つのは―――
「り、おん。」
「!」
あの頃とは違う、大人びたリオン。
その笑顔なんて、ない。
ナツがやっと起き上がり、グレイとリオンの顔を交互に見た。
「知り合いかー?」
「あ、…いや…。」
「まぁ、な。…少し、きてくれないか?」
グレイの手を引き、リオンは雑草の中へと入っていく。
それに抵抗できぬまま、ついていった。
「よくあんな罪を持っていながら、ギルドに加入できたな。」
「・・・・・・・・・。」
リオンは殴ることも蹴ることもなく、冷たい目でグレイを見ていた。
まだ幼い二人だが、罪ということをもう理解している。
グレイは、リオンの言葉を俯きながら聞き流す。
「・・・お前は、何故存在した。」
「え、」
「お前が存在しなければ、ウルはお前を見つけることなかった。」
存在意義の否定をされ、グレイの視界が揺らぐ。
グレイは罪を背負っているつもりだ、罰も全部。
それでもまだ彼は、グレイに何かを背負わせようとしている。
「・・・あのときのことを、もう一度言おうか。」
「り、お」
「お前が、ウルを、殺したんだ。」
横で、熱がみえる。
どうしてかナツは、怒っていた。
「グレイに何言いやがった!」
「?なにもだが、知り合いかと思ったが・・・違うようだ。」
遠くで見たら彼等は、子供同士の喧嘩にしかみえないだろう。
13、14くらいの子が喧嘩しているようにしか。
実際は戦慄が走るくらい、重い空気がぴんと張り詰めていた。
「じゃあ、俺は去る。」
「・・・・・・・・・・・。」
リオンはグレイを横目で見ながら、その場を去る。
それを無言のまま、グレイはリオンの背中を見つめていた。
「気にするな、グレイ。」
「あいつ等、何様なんだ畜生!!」
「・・・・・・、リオン・・・。」
誰にも聞こえない小声で、グレイは呟く。
ナツの耳にも拾えないか細い声は、空に吸い込まれて消えた。
そして、あの日。
「リオン・・・てめぇ何してんのか分かっているのか・・・。」
「久しいな、グレイ。」
凍てついていた時が、溶け始める―――
凍てついた『世界』が溶け始めた瞬間。
その二人の運命が、交差した。
END
桜華様、リクエストありがとうございました!
- Re: FAIRY TAILでBL・GL・NL何でも書くよ! ( No.242 )
- 日時: 2013/11/03 17:24
- 名前: 桜華
うわああああああ!!!
すごいです
レーズンパン様!!
望んでいた通りのシチュエーションでした!!!!
今度またリクエストします!!(*'ω'*)
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109