大人二次小説(BLGL・二次15禁)

ハイキュー小説!(BL・R18など)
日時: 2015/04/01 14:45
名前: 朱華

初めまして!!朱華と申します!!
ここで小説書くのは初めてなので、
ご指摘いただけるととっても嬉しいです!!(*´∀`*)
書くものは様々です!(及岩・黒月・木赤など? リクエストあれば書きますよ〜)
健全文の方が多いカモ?だから、R18はほとんどないですよっ!!(リクあれば書くかも)

それではごゆるりとお楽しみください!!

〜あらしはダメですよ!!仲良く行きましょ!〜

ー今までここに書いたカップリングー
・木赤  ・クロ月  ・月影  ・研日  ・及岩  ・月日  ・赤月  ・大菅  ・及日菅
・影日  ・月山   ・岩及  ・及日  ・赤影  ・リエ夜久     ・ツッキー総受け(第三体育館)
・影菅  ・赤月クロ ・西日  ・及岩/木赤      ・菅月  ・スガノヤ・岩影及 ・国影

なんかすごいいっぱいのカップリングを書いております♪
書いて欲しいものがあればお気軽に言ってください!
勝手に小説を書かれるのは困ります!!書いたらこのスレッドを消しまよ!!
(少しのセリフ。自分と混ぜ合わせたコメントなどはOKです。)
「例」
すごいね!「そうだな」
がんばって!「応援してるぞ!」  など・・・    お願いしますね〜(*´∀`*)

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Re: ハイキュー小説!(BL・R18など) ( No.210 )
日時: 2015/05/26 18:40
名前: 朱華

こんなにも放っておいてだめだめなわたしなのに・・・!
見てくれる人はいるんですね!?信じていいんですよね!?
閲覧数、9000いきましたぁぁぁぁぁ!!!
うれしいです。切実に、嬉しいです。
ハイキューへの愛はまだまだです。小説5巻おもしろい。

Re: ハイキュー小説!(BL・R18など) ( No.211 )
日時: 2015/05/30 18:08
名前: 朱華

〜クロ月〜パラレル物語(ハイキュークエストの設定)続き 月島視点

「大王様・・・。」

「うん。おっはよ、メガネクンっ☆」

にこっと笑いピースをしてこちらを見下ろしているのは、魔族の頂点の大王様。及川徹だ。
勇者一行であるイワイズミさんと幼馴染、らしい。
けど、この人がここにいて城ってことは、ここは魔王城か。
まさか、相手の本拠地に連れてこられるとは思わなかった。

「まーま!そんな緊張しないで!ね?」

しゃがんできた大王様の目は赤く、先が見えなかった。
そんな目を見つめ返しながらゆっくりと口を開く。

「そういうのいいんで、殺すなら殺してください。」

「もぉう、つまんないなぁ。ねぇ?黒尾クン?」

その名前を聞いたとたん、その声をかけたほうを見る。
確かに黒尾さん。黒尾さん、だけど。
確かに違うものがどこかにあった。さっきの罠の中と一緒の、乾いた笑い。
心がない。操られて、る?

「オイカワさん。黒尾さんの精神は、どうなっているんですか。」

「ん?それを教えるならぁ」

にこにこと笑いながらこちらに近ずいてくる。
抵抗はできない。今抗うとどうなるのか分からない。
くいっと顎を上げられる。

「俺たちの、仲間になってよ。じゃないと黒尾クンは元に戻らない。」

「・・・っ!?」

そんなことを言われた。
手にはキラキラと光る球が握られていた。
おそらく、それは黒尾さんの魂を形にしたものなのだろう。
ポンポンっと片手で投げたりして、手荒に扱っていることに腹がたつ。

「ねぇ、どうするの?俺、そんなに気長なほうじゃないんだよなぁ」

黒尾さんを元に戻してもらいたい。けど、そのあと何をされるかわからない。
けどこれ以上要求すると危ない。
どうすればーーーー

続く

Re: ハイキュー小説!(BL・R18など) ( No.212 )
日時: 2015/05/30 18:48
名前: 朱華

〜クロ月〜パラレル物語(ハイキュークエストの設定) 月島視点

「わかり、ました。あなた方の、味方になりましょう。」

「あれ、そんな簡単になってくれるの?そんなに黒尾クンが大事?」

くすくすと笑いながら、「ま、いっか♪」と魂を黒尾さんに戻す。
黒尾さんは正気に戻ったようで、こちらを見て駆け寄ってきた。
それで凄い形相で怒ってきた。

「なんで逃げない!!はやく、逃げろ!!」

魔法は解かれて、足が自由に動く。けど、黒尾さんとやっと会えたのにそんなことを言われて少し戸惑う。
そんなときに、大王さまがこちらに近ずいてくる。
にこにこと、不気味に笑いながら。

「あーあ、黒尾クンがせっかくかばってくれたのにね。」

「は・・・?」

そのとたん、意識がふっとなくなった。



意識が戻ったかと思うと、自分の体が動かなかった。
いや、動いていることは動いている。けど、自分の意志ではない。
服は見慣れない黒と赤の服で、目の前で街が燃えている。
下のほうでは日向や影山、山口もいた。
意識のない間、自分は何をやっていた?なんでみんなが傷ついている?
ああ、これが黒尾さんの見ていた風景。

「や、だ・・・たす、け・・・て・・・」

無理やり声を出して、助けを求める。
けど、だれも聞いてはいなかった。僕を見つめる目が痛い。
あの時の僕もこんな目をしていたのだろうか。「なんで。」「どうして。」
もう、みんなの元へは帰れない。そんなこと、許されないだろう。
自分勝手に、黒尾さんといたいと願った。何も考えずに、自分の、エゴで。

「ごめんな。ツッキー。ごめんな。」

そう隣でくりかえす黒尾さんに、何か言いたくても言えない。届きすらしない。
黒尾さんが守ろうとしてくれたのに。きっと天罰が下ったんだ。
僕の望みは叶った「黒尾さんと一緒に居たい。」
なら、これが「幸せ」になるのだろうか。


「あーあ、黒尾クンとメガネ君もかわいそーに。」

ふわふわと手の中で浮かせている光る球。
それは、月島の魂となるもの。
及川は、にやりと悪い笑みを浮かべて広い部屋のドアを開ける。

「これから、自分たちが選んだ「幸せ」を永遠と続けていくんだろうね。」

くすくすと笑い、及川は姿を消した。


これが本当の幸せかなんてわからない。けど、僕が望んだ「幸せ」
止めたくても止められない。ずっと。永遠に。
この「幸せ」は、終わらない。

    
                  bat end 偽物の幸せ 

Re: ハイキュー小説!(BL・R18など) ( No.213 )
日時: 2015/05/30 19:25
名前: 朱華

〜クロ月〜パラレル物語(ハイキュークエストの設定) 月島視点


この状況、どうにかできるものじゃない。
なにも考えが思いつかない。
一人、だったら。

「あなたは、知らなかったのでしょうね。」

ゆっくりと、そうしゃべった。
大王さまは以外と食いついてきてくれて、なに?遺言?と言ってきた。
ちらりと黒尾さんのほうを見る。床を、指差している。
そこで、思い出した。イワイズミさんの、言葉を。

「イワイズミさん!!来てくださいっ!!」

「えっ・・・、嘘、でしょ・・・!?」

叫ぶと、床に大きな魔法陣が浮かび上がる。
雷が落ちたかと思うと、魔法陣の真ん中にはイワイズミさんが立っていた。
いわゆる、テレポーテーション。

「なん、で、岩ちゃんが・・・。」

大王さまは黒尾さんの魂のことなんか忘れているように、後ずさりをしている。
イワイズミさんが大王さまをひきつけている間に拘束の魔法を解く。
イワイズミさんはがつがつと大王さまの前まで行って、手を握る。
そして、大きく息を吸って、言い放った。

「迎えに来た。ほら、帰るぞ。」

たったそれだけ。それだけだったけど、大王さまはぼろぼろと泣いてしまった。
床にある魔法陣のことは、イワイズミさんによく聞かされてきた。
昔のことで、すこし、長い長いお話だった。
けど、それを話しているイワイズミさんは、やさしい顔で、一目でわかった。
「大王さま、イワイズミさんと付き合ってたんですね。」


黒尾さんの魂を受け取って、黒尾さんに戻す。
そして意識が戻った瞬間、ぎゅうっと思いっきりだきしめられて泣かれた。
大王さまたちはちょっと二人きりで話してくると奥の部屋に行った。
黒尾さんと二人きり、やっと会えたからか、僕も涙がこぼれおちた。

「おかえりなさい、黒尾さん。」

「うん。ごめんね。ただいま、ツッキー。」

ずっと抱きしめながら、二人とも馬鹿みたいにボロボロ泣いて、色んなことをはなした。
イワイズミさんのことを教えてくれたのも黒尾さんで、兄のいなくなった僕を助けてくれたのも黒尾さん。
いっつも助けてもらってばかりですね。

「俺らも、帰ろう。みんなのとこに。」

「はい。研磨さんがたぶんおこってます。」

そんなことをいいながら、歩いて帰った。
帰ってくるなり泣く人や怒る人、驚く人や喜ぶ人。
そんなみんなを見ながら、帰ってきたんだな、と実感する。
隣にはいつもの黒尾さん。大好きな、僕の恋人。


「ツッキー、何読んでんの?」

「あぁ、これは・・・。」

あの騒動から少したって、大王さまはイワイズミさんとお城で暮らしていて、
僕は学校をやめて黒尾さんと一緒に暮らしている。
たくさんのことがあったけれど、あれから兄ちゃんの墓にも行って黒尾さんは三時間ぐらい拝んでいた。
兄ちゃんを殺した罪は消えないけど、それを塗り替えれるぐらいいい事をしていこうって約束もした。
それで、ここには平和が訪れた。

「じゃ、少し出かけてくる!!」

「はい、気を付けてくださいね。」

元気よく出ていく黒尾さんを見送って家に入る。
メガネを机の上において、目を開ける。
その目は、燃えるような、きれいな、
赤色。

「大好きですよ。黒尾さん。ずっと。」

                  happy end?  紡がれる物語

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