大人オリジナル小説
- 【ババ抜き】〜命をかけたゲーム〜
- 日時: 2011/11/16 18:04
- 名前: yuki
登場人物
細木モコ
長谷川杏奈
藤井ケン
【ゲーム】
このゲームは…
何をすると思う? 凄く単純。
いきなり睡眠薬で眠らされ、起きたら真っ暗な知らない部屋。
そこにはテレビが1台。
映像には、自分と同じように、連れてこられた人達が映っている。
そして皆でババ抜き。
ババ抜きは、映像(テレビ)の中で行われる。
ババ抜きで負けたものが………
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104
- Re: 【ババ抜き】〜命をかけたゲーム〜 ( No.88 )
- 日時: 2012/01/03 16:50
- 名前: yuki
「5分間の食事の時間です。 みなさん部屋を移りましょう。」
俺のはそんな言葉、耳に入ってこなかった。
モコと… えみりが… 姉妹?…
じゃあなぜ名字が違う。
なぜ妹の名前を思い出すのに時間がかかる?
なぜ…
「市川さん。」
誰かが俺を呼んだ。 ここでは皆 敵だ。
俺は恐る恐る振り向く。
俺に後ろには… モコがいた。
「!!」
「この前は… ありがとうございました…。」
「いえ… でもなぜここに…」
しかしもう、モコの姿はなかった。
モコを探すついでに、あたりを見渡した。
うるさいなぁ…
部屋には約20人もの人がいる。
ん? 何かがおかしい。
さっき俺とえみりしか残っていなかった。
みんないなくなってしまった。
何のなぜ… こんなに人がいるんだ…!
「どう… し て…」
「市川様 どうかいたしましたか?」
「なぜ… 人が…」
「このゲームは、いろいろなところで行っています。
なので、北海道から来た人ともいれば、
札幌から来た人もいます。
もちろんこの方たちも、お2人と同じように、
先ほどのゲームで勝ち残りました。」
ということは… このゲームは… 全国で行われている…?
じゃあ、引っ越しても… 無駄なんだ…
「お分かりいただけましたか?。
もうすぐ食事時間は終了いたします。
皆様、お急ぎください。
間に合わない方は… どうなるか… 分かりますよね。」
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104