大人オリジナル小説
- 【ババ抜き】〜命をかけたゲーム〜
- 日時: 2011/11/16 18:04
- 名前: yuki
登場人物
細木モコ
長谷川杏奈
藤井ケン
【ゲーム】
このゲームは…
何をすると思う? 凄く単純。
いきなり睡眠薬で眠らされ、起きたら真っ暗な知らない部屋。
そこにはテレビが1台。
映像には、自分と同じように、連れてこられた人達が映っている。
そして皆でババ抜き。
ババ抜きは、映像(テレビ)の中で行われる。
ババ抜きで負けたものが………
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- Re: 【ババ抜き】〜命をかけたゲーム〜 ( No.38 )
- 日時: 2011/11/29 18:11
- 名前: yuki
「今だ! 撃て!!」
身体が動かない。
動かせない。
何かが飛んでくる…
銃弾?
すっごくゆっくり見える。
何十個の銃弾が。
私の目の前に…。
「モコッ!!!! 逃げてっ!!…」
わたしはハッとした。 今更だけど。
逃げなきゃっ
私はサッと深くしゃがんだ。
でもしゃがんだだけだ。
銃弾が当たってもおかしくはない。
しばらくしゃがんで、上を見上げた。
「ッ!!!!」
1センチ上に、銃弾が埋まっていた。
深くしゃがんでなかったら、完全にアウト。
もし… 杏奈が逃げてって言ってくれてなかったら
私… 死んでるんだよね。
「モコッ よかったぁ…
残り時間がもう少ないよっ!」
銃弾が無くなったのだろう。
相手が銃弾を詰めている間に、私たちはダッシュで逃げた。
倒れそうになるくらい走った。
でも… 死ぬよりまし。
しばらく走っていると、目の前にドアがあった。
「杏奈ちゃん… 開ける?…」
「あ 開けたら銃弾が飛んできそうだよぉ…」
開けたくない。
でも… 開けるしかない扉。
「一緒に… 開けよう…。」
やるしかない。
「いっせーのーで!」
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