大人オリジナル小説
- 【ババ抜き】〜命をかけたゲーム〜
- 日時: 2011/11/16 18:04
- 名前: yuki
登場人物
細木モコ
長谷川杏奈
藤井ケン
【ゲーム】
このゲームは…
何をすると思う? 凄く単純。
いきなり睡眠薬で眠らされ、起きたら真っ暗な知らない部屋。
そこにはテレビが1台。
映像には、自分と同じように、連れてこられた人達が映っている。
そして皆でババ抜き。
ババ抜きは、映像(テレビ)の中で行われる。
ババ抜きで負けたものが………
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- Re: 【ババ抜き】〜命をかけたゲーム〜 ( No.102 )
- 日時: 2012/01/09 11:30
- 名前: yuki
「拳…銃?…」
「市川さんもですか… 私もです…。」
えみりの顔がどんどん青くなっていく。
「なんだよこれ!」
「拳銃をどうしろというのよッ!」
「驚かせてしまい、申し訳ございません。
Bチームの皆様には、今、Aチームの皆様を殺す権利がございます。」
「は?!!!!」
「うそ…」 「私たち殺されるの?!」
「イヤァァァァァァッ!!!」
「Aチームを殺すのはあなた次第です。」
「じゃあ… まだ殺されない可能性があるの?」
「お願いだぁ 3歳のまだ小さな娘がいるんだッ!
俺が死んだらどうするんだよ!?」
「殺さないでぇぇぇぇ」
「ね ね! お願いだからッ!」
みんな必死でお願いしてる。
ま、あたりまえだけど。
俺は… どうしようかなぁ…
「俺… 人は殺せねぇよ」
「私も殺さないわ 死体なんか見たくないもん」
みんな殺さないんだ… でも…殺さないと、……――
「Bチーム様 よろしいのですか?
この方たちを殺さなければ、
もちろんあなた方が死ぬ確率が増えます。
それでもこの方々を殺さないといえますか?」
「ッ!!」
「なぁ… さっき殺さないって言ったよな…?
俺たち仲間だよな…?!」
「ッ…。」
「なぁ! なぁ! おいッ!!!
殺さないって言ったじゃねーかッ!
嘘だったのかよッ!!!
おいッ!」
「そうよッ! さっき殺さないって言ったじゃないッ!!」
「そうだそうだッ!」 「嘘だったの?!」
【バンッ!!】
「うぅ… ウォォォォォ … あぁ…」
白い服だったお爺さんの服が、あっという間に真っ赤に染まった。
今までうるさかったのが、一瞬で静まり返った。
「羽田… さんが…やったの…?」
「お前らうるせーぞッ!!
お前らもこの爺みたいになりたいのかっ?!
撃ってやるよ!!」
羽田が次々に人を打っていく。
「イヤァァァぁぁッ!!!」
「ギャァァァァァァッ!!!!」
そして俺は拳銃を手に取った。
「市川さんッ?! 市川さんやめてくださいッ!
絶対後悔します!!」
【バンッ!】
俺の銃弾は見事に命中した。
俺が撃ったのは… 羽田。
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