大人オリジナル小説
- 【ババ抜き】〜命をかけたゲーム〜
- 日時: 2011/11/16 18:04
- 名前: yuki
登場人物
細木モコ
長谷川杏奈
藤井ケン
【ゲーム】
このゲームは…
何をすると思う? 凄く単純。
いきなり睡眠薬で眠らされ、起きたら真っ暗な知らない部屋。
そこにはテレビが1台。
映像には、自分と同じように、連れてこられた人達が映っている。
そして皆でババ抜き。
ババ抜きは、映像(テレビ)の中で行われる。
ババ抜きで負けたものが………
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- Re: 【カジノ】〜命をかけたゲーム〜 ( No.23 )
- 日時: 2011/11/24 16:20
- 名前: yuki
「あちらに、スロットとルーレットが設置してあります。
皆様には、100コインずつお配りいたします。」
「なくなった方&最後の1番コインが少なかった人は、失格です。」
この中の… 誰かは死ぬ…
杏奈?… ケン?… 私?…
なんて残酷なゲームだろう。
「時間は、30分です。」
とりあえず… やるしかない。
「ねェ… どうする…?」
杏奈が聞いてみた。
「もう帰りた…」
「っ!!」
杏奈が帰りたいと言いかけた。
言ってしまったら海に捨てられる。
私はあわてて杏奈の口をふさいだ。
「杏奈 死ぬよ?!」
杏奈は泣きじゃくっている。
とりあえず… やるしかない。
「皆様 早くやりなさい。
強制失格としますよ?」
私たちはあわててスロットへ向った。
「は ハズレ…」
「私も」
「俺も」
皆ハズレてしまった。
もう、やりたくないよ…。
「残り20分です。」
「あっ 当たったっ! 大当たり!」
杏奈が当たっている。
「あっ 俺も当たった!」
「私も… ハズレだ…」
このままいけば絶対的に私が死ぬ。
「5分です。」
「ルーレットに行こう…」
私は1人でルーレットに向かった。
ここなら当たるチャンスがある。
残りは30枚。 やるしかない!
30コインを赤にかけた。
「赤に、30枚でよろしいですね?」
「はい…」
お願い… 当たって…
カラカラカラカラ………
「黒の28 でございます。」
終わった…
カジノも… 人生も…
すべて終わった。
「モコ様 コインが無くなった為 失……」
「モコちゃん! 123コインあげる!
よし! これで全員一緒の枚数!」
そう言って、杏奈が私の123コインくれた。
「ちなみにそのコイン、ほぼ俺のだから」
私… 杏奈と健がいてくれなかったら…
さっき 協力してなかったら…
涙が流れた。 嬉しいような悲しいような涙…。
「終了です。 全員一緒な為、敗退者はなしです。」
「次のゲームは… かくれんぼです。」
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