大人オリジナル小説

【ババ抜き】〜命をかけたゲーム〜
日時: 2011/11/16 18:04
名前: yuki

登場人物

細木モコ

長谷川杏奈 


藤井ケン 


【ゲーム】
このゲームは…

何をすると思う? 凄く単純。

いきなり睡眠薬で眠らされ、起きたら真っ暗な知らない部屋。

そこにはテレビが1台。

映像には、自分と同じように、連れてこられた人達が映っている。

そして皆でババ抜き。

ババ抜きは、映像(テレビ)の中で行われる。

ババ抜きで負けたものが………

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Re: 【ババ抜き】〜命をかけたゲーム〜 ( No.82 )
日時: 2011/12/23 16:05
名前: yuki

「1人1本お持ちください。
時間は5分です。では、殺し合い開始。」
みんな震えている。 俺も。
刀がうまく持てない。
足が動かない。
その時
「ウッ…!」
1人の男性の声が部屋に響く。
みると、黒いスーツの人に刺されていた。
「動かない方は、強制失格となります。」
みんなは仕方なく、殺し合いを始めた。
すごく残酷。 血にも慣れてきてしまう。
どんどん刺される。 どんどん死んでいく。
「あの…」
話しかけてきたのは、浜田えみりだ。
俺はあわてて逃げた。
刺されたくないから。 死にたくないから。
「あのッ! 違うんです。 作戦があって…」
「作…戦…」
恐る恐る近づく。
刺されそうで怖い。 騙されそうで…
「安心してください。 私だって死にたくありません!
あなたもでしょ?!」
「じゃあ… なんであんな案(殺し合い)をだしたんですか…」
死にたくないんだったら… もっと他のものを考えたはず…
「言われたの…
殺し合いって言え って…
そうしたら殺さないからって…」
浜田えみりの目に… 涙がたまる。
「だから… 殺し合いのふりをしませんか。」
「ふり…?」
「刺さなければいいんです。
刀にあてるようにして。
そうすれば… 大丈夫じゃないですか?…」
そして俺たちは、殺し合いのふりをした。
ばれないように。 あとちょっとで終わる。
そうしたら… 船から出られる。
「殺し合い終了です。」
そのころには、みんな死んでいた。
何か所も刺されている。
多い人は10か所くらい。
あたりには血の海ができている。
こんな量… 見たことない。
「ほとんどの方がいなくなってしまいましたねぇ…
では、少しお待ちください。
ただ今処理しに行きますので。」
処理だなんて…
まさか… 海に捨てるのか…
「モコッ 行ってきなさい。」
「はい……」
モコ… 
聞いたことのある名前。
すごく珍しいなぁ… って思ってたから。
でも… どこで…
そんな友達いな勝った気が…―
「アッ!!!」
思い出した。 
俺が助けたあの…… あの…少女だ…

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