大人オリジナル小説
- 【ババ抜き】〜命をかけたゲーム〜
- 日時: 2011/11/16 18:04
- 名前: yuki
登場人物
細木モコ
長谷川杏奈
藤井ケン
【ゲーム】
このゲームは…
何をすると思う? 凄く単純。
いきなり睡眠薬で眠らされ、起きたら真っ暗な知らない部屋。
そこにはテレビが1台。
映像には、自分と同じように、連れてこられた人達が映っている。
そして皆でババ抜き。
ババ抜きは、映像(テレビ)の中で行われる。
ババ抜きで負けたものが………
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- Re: 【ババ抜き】〜命をかけたゲーム〜 ( No.100 )
- 日時: 2012/01/08 12:32
- 名前: yuki
「無いな…」
「はい… 全部の場所見ましたよね…
あと2つなのに…」
「もう1回全部見ましょうか…」
俺たちは何度も部屋を回った。
でも…どこにもない。
Aチームの笑い声が聞こえる。
「クスクスクス…」「俺たちの勝ちだ」 「あぁ よかった♪」
「あと1分です。」
俺たちは… 本当に殺されるかもしれない。
「っ!」
体が震えて思うように動かない。
「市川さん?! 大丈夫ですか?!」
「あぁ…」
Aチームの笑い声とともに、Bチームの溜息と泣き声が聞こえてくる。
「もう無理だ。」
「私たち海に落とされるわ…」
「うわぁーん」 「やだよ〜!」
「もう諦めよう…。」
みんな諦め始めている。
でも俺は… あきらめない。
諦めるわけにはいかない。
「市川さん! あそこ…」
俺はえみりが指さす方を見た。
それは… えみりのバッグ。
「なんで… バッグの中に…」
えみりのバッグに2つの宝箱が入っていた。
「ちょっと重いな…¥と思ってみたら入ってたんです。
たぶんですが…
Aチームの人がすれ違った時に入れられたんじゃないでしょうか…」
「残り10秒です 9 8」
俺たちは急いでバッグから宝箱を取り出した。
「3 2 1 0
Bチーム様 10個のため、Bチーム様の勝ちです。
ではBチームの皆様 宝箱を1人1箱ずつお持ちください。」
俺たちは宝箱を震えたての上に乗せた。
「それではお開けください。」
俺たちは宝箱を恐る恐るあける。
中には… 拳銃が入っていた。
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