大人オリジナル小説
- 【ババ抜き】〜命をかけたゲーム〜
- 日時: 2011/11/16 18:04
- 名前: yuki
登場人物
細木モコ
長谷川杏奈
藤井ケン
【ゲーム】
このゲームは…
何をすると思う? 凄く単純。
いきなり睡眠薬で眠らされ、起きたら真っ暗な知らない部屋。
そこにはテレビが1台。
映像には、自分と同じように、連れてこられた人達が映っている。
そして皆でババ抜き。
ババ抜きは、映像(テレビ)の中で行われる。
ババ抜きで負けたものが………
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- Re: 【ババ抜き】〜命をかけたゲーム〜 ( No.69 )
- 日時: 2011/12/20 17:09
- 名前: yuki
ここで続き書いちゃいます♪
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登場人物
市川 亮介 (いちかわ りょうすけ)
大学2年生。 いきなり船へ連れて行かれる。
原田えみり (はまだ えみり)
おとなしくて泣き虫。 亮介と同じ、船へ連れて行かれる。
細木モコ (ほそき もこ)
この前、奇跡的に助かった少女。
しかし…
――――――――――――――――――――――――――――――――
「ここは… どこ…」
見覚えのない世界。
誰もいない。 何もない空間。
「市川 亮介様。」
何もないのに声が聞こえる。
「ここは… どこなんだ…」
「そんなことは気にしないでください。
では早速ゲームに参りましょう。」
理解不能だ。意味がわからない。
ゲーム? ここどこ?
俺の記憶… どこから途絶えたんだろう…
思い出せない。
あっ そうだ。 少女が船から落とされるところを見たんだ。
それで助けて、それから…
もう記憶がない。
何があったんだ。
こいつの話についていけない。
頭が痛くなる。
考えれば考えるほど。
「みなさん。 お顔が真っ青ですよ?。
まぁ、いいでしょう。 今回のゲームは…」
「待て。」
いきなり声が変わった。
その声は、低くて太くて…
「いつもゲームでは皆つまらないだろう。
何かいいアイディアはないか。」
「そうですね。 では皆様に考えていただきましょう。
ここには100名様いますし、
いい考えがたくさん出るんではないでしょうか。」
今、ここに100人の人がいることを初めて知った。
俺だけじゃ… ないんだ…。
「そうしよう。 NO.1から順に言え。」
服をよく見ると、ズボンに赤色でNO.84 と書いてあるのを見つけた。ナンバーを見ていると、変なにおいがした。
嗅いだことあるような…
「キャァァァァァ 血ッ!」
すごく大きな叫び声を聞いてハッとした。
「血だ…」
いつの間につけたのかは知らないが…
誰の血だろう。 その人は大丈夫なのか。
死んでいないか。
どんどん気分が悪くなっていく。
もしも殺された人のだったら…。
吐き気がする。 手足が震える。
もしかして… 俺も…
「早乙女 美香様 いい案をだせなかったため失格です。」
「はっ?! 仕方ないじゃない!!
放してよっ ちょっとッ!
イヤァァァ――――!!!」
叫び声とともに、水の音が聞こえる。
どこかで聞いたことのある音。
「ッ!!!」
あの少女が… 船から落とされた音…
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