大人オリジナル小説
- 【ババ抜き】〜命をかけたゲーム〜
- 日時: 2011/11/16 18:04
- 名前: yuki
登場人物
細木モコ
長谷川杏奈
藤井ケン
【ゲーム】
このゲームは…
何をすると思う? 凄く単純。
いきなり睡眠薬で眠らされ、起きたら真っ暗な知らない部屋。
そこにはテレビが1台。
映像には、自分と同じように、連れてこられた人達が映っている。
そして皆でババ抜き。
ババ抜きは、映像(テレビ)の中で行われる。
ババ抜きで負けたものが………
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- Re: 【ババ抜き】〜命をかけたゲーム〜 ( No.49 )
- 日時: 2011/12/03 20:05
- 名前: yuki
頭から銃が離れた。
私… 撃たれちゃったのかな…
杏奈ちゃん… 頑張ってね…
「ウォォォォォォォォォッ!!!!!!」
大きな悲鳴… 誰か… 撃たれたのかなぁ…
私みたいに……
って あれ? 私… 血 出てないよ?!
もしかして… 撃たれたない?!
私は何が起きたのか分からず、
杏奈ちゃんを見た。
「杏奈ちゃん?…」
杏奈ちゃんの顔が青い。
手には… 銃がある…
「ッ!」
私の後ろには… 死体があった。
「キャアッ!!」
私はやっとわかった。
杏奈ちゃんの顔が真っ青な理由。
後ろの人が死んでいる理由。
杏奈ちゃんは…
私を助けるために… 人を殺したんだ…
「モコ…… 私… 人…殺しちゃったよ…
人殺しで… 捕まっちゃうのかな…」
「杏奈ちゃん…」
「残り 5分です。」
残り5分しかないのに… 立ち上がれない…
人を殺すって… こんなにつらいことなんだ…
あっちは人殺しで最低な人間なのに…
最低な人間でも… 殺すことなんてできない…。
「残り2分です。」
残り2分しかない…
あと2分で… 死んじゃうのかもしれない…
……。
こんなところで… 死にたくない…!!
お父さんとお母さんにも会いたいっ!
神様は… 私たちの見方をしてくれるはず…!!
「杏奈ちゃん… 行こうッ!!!」
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