大人オリジナル小説
- 嘘吐き造花が枯れるとき。
- 日時: 2014/10/25 22:18
- 名前: 桜 ◆7gBpJ8SNck
初めまして、もしくはお久しぶりです。
未熟ですが、よろしくお願いします。
私の体験も若干入っていたりしますが、多くはフィクションです。
前回に引き続き、御注意を。
・私の文章はまだまだ未熟です。
・誤字脱字があるかもしれません。(指摘して頂けると助かります)
・更新は不定期です。
・社会派小説から外れてしまうかもしれません。
・自己満足の小説で私の偏見で書いている所もあります。
そんな小説でも大丈夫でしたら、そのまま下へお願いします。
無理でしたら、小説一覧へお戻り下さい。
荒らし等はお止め下さい。アドバイスは大歓迎です。
コメントを頂けると嬉しいです。
それでは、始めます。
――――――これが私にとっての幸せなのでしょうか。
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- Re: 嘘吐き造花が枯れるとき。 ( No.8 )
- 日時: 2014/10/24 21:49
- 名前: 桜 ◆k7.5lqH5Sc
風呂に入って、勉強して、明日の準備をして。
いつも通りの事を終わらせて、ベッドに横になった。
微かに姉の話し声が聞こえる。楽しそうで、姉の笑顔が脳内に浮かぶ。
羨ましい、ただそれだけ。
頭が良くて綺麗で。私の無いものを全て持っている。嫉妬しても何も変わらない。けれど、嫉妬してしまう。それがどんなに馬鹿な事でも、止められないんだ。私には越えられないと分かってる。触れる事すら出来ないんだ。だけど……。
私は姉の声が聞こえない様に、布団を顔まで上げた。
家のドアが開く音。足音がする。私の部屋の前を通る。
止まる事はなく、そのまま通り過ぎた。
違う部屋のドアを開ける音がした。楽しそうな2人の声。私には遠い日常。
涙が頬を伝った。信じる事すら私を苦しめていた。
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