大人オリジナル小説
- 嘘吐き造花が枯れるとき。
- 日時: 2014/10/25 22:18
- 名前: 桜 ◆7gBpJ8SNck
初めまして、もしくはお久しぶりです。
未熟ですが、よろしくお願いします。
私の体験も若干入っていたりしますが、多くはフィクションです。
前回に引き続き、御注意を。
・私の文章はまだまだ未熟です。
・誤字脱字があるかもしれません。(指摘して頂けると助かります)
・更新は不定期です。
・社会派小説から外れてしまうかもしれません。
・自己満足の小説で私の偏見で書いている所もあります。
そんな小説でも大丈夫でしたら、そのまま下へお願いします。
無理でしたら、小説一覧へお戻り下さい。
荒らし等はお止め下さい。アドバイスは大歓迎です。
コメントを頂けると嬉しいです。
それでは、始めます。
――――――これが私にとっての幸せなのでしょうか。
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- Re: 嘘吐き造花が枯れるとき。 ( No.21 )
- 日時: 2014/10/25 21:50
- 名前: 桜
姉は変わってしまった。突然私を傷つけるようになった。
私は何も知らない。何もやってない。そんな言葉が私の頭の中を回っていた。
それでも私は姉が大好きだった。私には姉しかいなかったから。味方なんて姉以外偽りだったから。
ごめんね、私、お姉ちゃんの部屋に勝手に入っちゃったんだ。お姉ちゃんの日記、見ちゃったんだ。だから知ってるよ。全部全部知ってる。
お姉ちゃんが変わった理由。けれど、誰にも言わないよ。
そんなこと、誰も望まないでしょう?
もっとお姉ちゃんを傷つけちゃうでしょう?
私は嘘吐きだから、いつも通りに笑っているよ。
昔を思い出して、どうしたんだろう。
全然勉強も進んでいないし、集中もできない。また成績落ちちゃうよ。
今日は駄目だな。ああ、いつも通りか。
出来のいい姉がいると下は苦労するよね、とか責任転嫁してみたり。
でも、姉がいてくれてよかった。私は姉が居なければ生きてなかったかも、なんてね。白々しいね。笑っちゃう。
私はたった1人の本当の家族に憎まれてるから。
私は大きな罪を犯してしまったんだから、憎まれてもしょうがないよね。
たとえ覚えていなくても。
久しぶりに明日、緋色に会おうかな。久しぶりに笑えるかな。
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