大人オリジナル小説
- それでも僕らは生きていく。
- 日時: 2014/02/19 19:39
- 名前: 月 −RUNAー
初めまして、月です。
この世界は簡単な、漫画のような世界じゃない。
きっと、みんなそう思ってると思います。
題名のように、それでも、私たちは生きて行かなきゃなりません。
この小説を読んで、少しでも希望が湧いてくれればうれしいです。
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- Re: それでも僕らは生きていく。 ( No.3 )
- 日時: 2014/03/02 11:29
- 名前: 月 −RUNAー
−二話ー
「学校」
それはあたしが大好きな世界。
「おはよーー!」
「今日の宿題マジ難しくなかったー?」
「うち最後の問題わかんなかったーーぁ。 教えてよお!」
「駅前のドーナツおごるなら考えてやってもいいけど・・。」
当たり前の会話。
でもあたしはそうは思わない。
(お前らクズ共がそこでたまってんじゃねーよ。)
そんな心の声は心の中にしまっておき、あたしは何度も練習した、優雅なほほえみを浮かべお嬢様言葉で言った。
「あなた達、邪魔よ(ニコ)どいてくれる??」
「こっここはみんなの場所なんだけど!?」
「お前ら真希さんに逆らってんじゃねえよ」
「待ちなさい」
今にも手を出しそうな、あたしの取り巻きをとめておき、そばにあったゴミがたんまり入った、ゴミ箱をつかんで言った。
「ふふ、私たちの前にただのゴミが立っていいと思ってるの?」
言い返そうとしたであろう、名前も知らない同級生にあたしは冷たい目でゴミを頭から降りかけた。状況に言葉が付いて行かなくて、パニックになってるゴミに言った。
「邪魔よ。どいて。 こういってもどかないなら、あなたたちの家庭メチャクチャになるわよ(ニコ」
あたしは自分の思い通りに動かない人間がいたら、パパに言ってあんたの家庭メチャクチャにしてもらうわよって言う。
それで信じるやつらが本当に笑える。
あたしのためにお父さんが動くわけないのに。
最悪?
そんなの自分でわかってる。
優愛は絶対こんなことしない。
でも優愛のマネごとなんてしたってあたしは愛されない。
これがあたしらしいんだもん。
あたしはキング、そこらへんの生徒や教師はドレイ。
そして、キングはドレイの中から、えりすぐりの奴を何人かあたしの下に置いてやってる。
そっちの方がなかなかうまくいくしね
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