大人オリジナル小説
- 死にたがりの私
- 日時: 2012/09/02 11:19
- 名前: 桜
初めまして、の方が多いと思います。
桜です。
この小説を読もうとしている方への注意です↓
・誤字脱字が多いです。
・文才ないです。
・更新遅いです。
・登場人物紹介はありません。
・登場人物の口調がよく変わります。
・季節ないです。
・起承転結ないです。
・完結するか分かりません。
・小6(現在中1)が書いた駄作です。
いけるっ、という方はそのまま下へ。
無理な方は小説一覧へ戻って下さい。
それと、荒らし、中傷などはやめてください。
アドバイス等は大歓迎です。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122
- Re: 死にたがりの私 ( No.121 )
- 日時: 2012/12/21 22:50
- 名前: 桜 ◆k7.5lqH5Sc
ギィ
不快な音。ドアを開ける音。
私は素早くドアの方へ振り返った。
1人の少女と私は目が合った。
「……蓮華」
蓮華から目を逸らせず、そのまま見つめる。
『何故ここにいるの?』
『何の用があるの?』
『……本当に1人?』
聞きたい事は山ほどあったが、私はそれらを飲み込む。
蓮華はドアを閉め、私に近づいてきた。哀しそうな顔をしていた。
私は、柵に掴まったまま、動けなかった。
恐怖で埋め尽くされていた。涙が今にも流れてきそうだった。
「……ごめんね、こんな事になって」
蓮華の優しげな声。何故か、安心してしまう。
「私、こんな事になるなんて思わなかった。あの時はただ、助けて欲しかっただけなの……」
ねぇ、そんな哀しげな顔をしないでよ。心が動かされてしまうから。
「だから、穂乃実。一緒にいじめをなくそうよ」
私の心の隙間に入り込んでくる蓮華の言葉。
そんな事言われると、信じてしまう。いや、信じたい。でも、ね。
「演技、下手だね?」
私は笑った。誰かを嘲るような笑い。
……私自身を笑っていたのかもね。馬鹿な私を。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122